by https://www.youtube.com/watch?v=-3xBa2_Yn4w
最近アンビリバボーとオスカルはなきんリサーチ?(タイトルうろ覚え)でたまたまテレビで見かけたんですけど、すごくきれいになっててびっくりしました。
マジでファンになりそう。
高校生くらいのときに友人が、「剛力好きなんだよね。」と言っているのを聞いて、「嘘でしょ?」と返していたあの私が。(あの時は可愛くないとか言ってすみませんでした。)
ほんと吸い込まれそう。
好きになりそう。
で、何でわざわざ記事にしようと思ったかと言うと、私がファッションにおいて大事にしている考え方、「自分の強みを生かす」ことについてとても参考になると思ったからです。(もちろん、すごくきれいになったというのを知って欲しい!という思いもありますけど。むしろこっちの方が言いたかった。笑)
最近の剛力さんは本当にご自身の強みを生かされているなと感じています。
だから、彼女がどのように生かしているのかを知ることで、あなたにも自分の強みを生かすことの大切さを知ってもらいたいのです。そして、生かすにはどうしたらいいか考えてもらいたいのです。
あなたは今よりももっと魅力的になれるのです!
そう言われても、あなたはなかなか信じられないかもしれません。似合う似合わないってすごく曖昧なものだと感じられますから。
だから、今回は剛力さんを例にとり、ふわふわした曖昧な表現ではなくて、しっかり論理的に言葉で説明します。
今までのあなたにとって、「似合う・似合わない」とはイメージが担うものであったはずです。そういう認識だからこそセンスが求められると勘違いしてしまう。もちろんセンスは大事なんだけれども、もうちょっと言葉に預けられる領域なのです。
直感でビビッと電流が走るという世界じゃない。
もっと言語化できます。
これからはきっと、「似合う・似合わない」について言葉を通して考えられるようになるはずです。
言葉でかんがえられるようになるということは、論理的に考えられるようになるということですよ。
なぜ、可愛くなった??
それは、冒頭でもお話ししたように強みを生かしたからです。外見において、強みを生かすということは、自分のストロングポイントを強調させて相手に伝えるということです。
そのままの素材を生かす。
新鮮さがウリの食べ物なら、その鮮度をしっかり相手に認識してもらえるようにあまり手を加えず、生に近い状態で出してみる。糖度が高い食べ物なら、その甘さをしっかり伝えられる調理法、料理に利用する。
こうすることで、素材最大の長所を生かしつつ調理していくのです。
ということは、自分の強みを把握していないと話にならないわけです。それが前提で調理していくわけですからね。
もし、
「自分の強みが分からない」「自分にはそんなものない」と思うのならば、ちょっと視点を変えて考えてみましょう。
自分の特徴は何だろう?
この問いを自分に投げかけてみることで、自ずと見えてくるはずです。もちろん、すぐに見えないかもしれません。これには個人差があります。自分を客観的に見る能力がある人ほど、気づきやすいでしょう。
こうは言っても、何のヒントも無しでは難しいですね。
だから、ご参考までに私の体の特徴をお教えします。
箇条書きで。
・下半身が上半身に対してが太い。
・頭はちょっと小さめ。
・脚が短い。
・おしり、もも周りが特に太い。
・足首あたりは細い。
・パーソナルカラーがおそらくオータム。
・肩幅がある。
・首が長い(キリンと呼ばれたことも。笑)
・結構なO脚。
などなど。
こうやって具体的に自分の体の特徴を列挙していけば、自分の取るべき戦略が見えてくるのです。
・脚が短いならどうやって長く見せようか。
・自分に似合うシルエットは何か。
・足首が細いなら、足首だけ見せてアモーダル補完を狙おうか。
・O脚ならボトムに固めの素材を持っこようとか。
色々やりようはあるわけです。
マーケティングでも、自分の商品の特徴を理解することは必須です。自分の商品が他社と比べてどこが優れているのか。それを知ってから戦略を考えるのです。どのように強みを生かして消費者に魅力を伝えようか、って。
でもファッションにおいて、自己理解をするという意識が低すぎます。
似合う似合わないをイメージの問題として片づけてしまってしまいます。
自分の体型を正確に把握し、見せ方さえ心得ていればあなたの魅力は嫌でも高まります。
自己理解はあなたにとって圧倒的なアドバンテージを生むのです。
剛力彩芽の強みとは??
細かいところを挙げるときりが無くなってしまうので、特に強い特徴を見ていきましょう。
剛力さんの特徴は、ズバリ肌の白さと、瞳や髪の黒さにあります。
つまり、コントラストがはっきりしてるんです。
パーソナルカラーで言えば、ウィンターと呼ばれるカラーですね。(パーソナルカラーを知らなくて分かるように説明するので安心してください。)
ここまで黒と白のコントラストがはっきりしてる人はなかなかいないです。
実際、ウィンタータイプと診断される人は人口の約1割とされています。
濁りのない雪のように純白な肌に、黒い瞳、黒い髪。
このしっかりしたコントラストが彼女の特徴であり、強みです。
本当に白と黒がはっきりしたタイプっていないですからね。
どうやって強みを生かしているのか??
剛力さんは強みを生かす前と強みを生かしている今とではどこが変わったのでしょうか??
まず髪ですね。
彼女はメディアに出てきた当初、茶髪だったと思います。
この写真は彼女のインスタのもので、これはおそらくウィッグでしょうね。
茶髪は似合わないというより、黒髪の方が似合うのです。
黒髪の方がきれいに肌とのコントラストが作れるので、より印象的な見た目になります。
まだ色が暗めだからいいですが、これよりも明るい茶色はもっと違和感が出てくるでしょう。
金髪もちょっと違和感。
肌が白けりゃ金髪が似合うというわけでもないんですね。
目が黒いので浮いてしまうんですね。
欧米人は、明度の高いブルーの瞳だから金髪も良くなじみます。
じゃあ金髪が似合う人はどういう人か?と言われたら、地毛がもとから明るい茶色みを帯びている色素の薄い人でしょうね。
いませんでした??
もとからすごい茶色の髪の人。
肌は白いけど、真っ白じゃない。ちょっと黄色味を帯びていて、髪は明るい茶。瞳の色も明るい茶色。
こういう人が金髪似合いますね。
その人が持っている色素が強いかどうかは、肌の色・髪・瞳に反映されるので知っておくといいですよ。
剛力さんの話に戻りますが、彼女が似合う色をざっくりまとめると真っ黒、真っ白、原色系ですね。
つまり、にごりのないはっきりした色ですね。
肌が真っ白なので、色をそのままストレートに反映させることが出来ます。
言うなれば、真っ白なキャンバス。
黒や原色の赤など混じり気のない色を使うと、肌と色両方引き立たせます。
ほとんどの人は肌に濁りのあるような色味をしてますから、なかなかはっきりした色は調和しづらいのです。イメージとしては生成り色したキャンバスに絵を描くという感じでしょうか。
だから、グレーが混ざった中間色系を使って、濁りのある生成りと調和させていくという方向性で描いた方がいいのです。調和し、より雰囲気が出ますから。
(基本的に、日本人の肌質にはスモーキーな色味が合うとされています。)
逆に、カーキなどの濁りのある中間色系は、彼女のような肌や髪の色と調和しづらいため、避けた方が良いのです。
こういうぼやけた色味よりはっきりした色味を使うべきなのです。
例えば全身モノトーンとか。
めちゃめちゃまとまってますよ。
めちゃくちゃいい!
髪もショートどころかベリーショートにしてるのでクールな着こなしがハマるハマる。
ロックもいいね!
アルマーニエクスチェンジのイメージアンバサダーだそうで。
ブランドの雰囲気からして、クールでロックな服を着こなせるモデルが欲しいでしょうからぴったりですね。
いかがでした??
自分の特徴を理解すること。そしてそれを生かすことがどれだけ大切か分かりました??
ファッションには、自分を客観視して正確に把握することが欠かせません。
これが出来なければ、いつまでたってもかっこよくなんかなれません。
センスがあると言われる人は、この自己把握能力が高い人です。
なにも神様からセンスという能力を与えられたわけではないのです。
あなたもコツコツ積み重ねることで、今より断然かっこよくなれる。当然です。
今回の内容、当てはまらない人は多いでしょう。
説明しましたように、彼女のようなタイプは日本人口の1割ですから。
でも、金髪はこういう人に似合うとか、白と黒、はっきりした色味はこういう人に似合うんだと知ることで自分の特徴をより際立たせることが出来るでしょう。
やりたいことが分からないなら、やりたくないことをピックアップしていって消去法的にやりたいことを見つけ出すかの如く、自分に似合わないものを知って似合うものを浮き彫りにしていくように。
そうやって、一見自分とは関係ない知識を蓄積していくことが回りまわって、役に立つのです。急がば回れですね。思考に深みが出て、より最適な服装を選択できるようになるのです。
その時には、本質的な思考が身についているのでしょうね。
だから、今回一番大切なのは、彼女が魅力を高めた過程の本質を抜き取り、いかに自分に生かすかです。応用することが出来るかです。自分の体型の特徴をピックアップし、それをどうやったら生かせるか、カバーできるか考えていく。それが一番の近道になります。