自分の最大のウィークポイントを知れば、おしゃれはグッと楽になる。

 

「自分の体の弱点を知る」

って、本当はめちゃくちゃ大事なのに、教えてくれる人いないですよね。

皆無です。皆無。

 

なぜでしょうね。

 

・・・・・。

 

それは、あなたのコンプレックスを刺激する可能性があるからです。
あなたに「自分のコンプレックスを見つめて下さい。」と知らせなくてはいけないからです。

(まあ、普通にそこまで気が回っていない可能性も十分ありますけどね。)

 

誰だって自分から人が離れていきそうなことを言いたくないでしょう。

 

でも私は言います。
「自分のコンプレックスを見つめて下さい」と。

 

そりゃ私だって言いたくありませんよ。
たくさんの人に読んでもらいたいし。
何よりあなたを悲しい気分にさせるかもしれないからです。

実際、他の私のコンテンツで「悲しくなった」って言う人もいました。

楽しいウキウキ気分でおしゃれになれたらハッピーじゃないですか。
私もそうしたいんですよ。

 

でもオブラートに包んでいるだけじゃダメなことってあります。

みんながみんな発信する側が現実から目を逸らしてファンタジーばかり追いかけていたら、ダメだなって思うんです。やっぱりそういう情報を欲している人もいるから。昔の自分もその一人でしたし。そしてそういう情報は無かった。

 

だからね。
悲しい気持ちになりたくない人はこの先を読まないでください。

 

「ちょっと悲しい気持ちになってもかっこいい着こなしを作りたい!」

というハングリー精神がある人向けです。

 

やっぱりね・・・。

「良薬口に苦し」
苦い薬はとても効果がある。

自分で弱点を理解し、それを潰せるようになると効果的にかっこいい着こなしが作れるようになります。

 

と、脅すようなことを言いましたがそんなに深刻にならないでください。

実際には「自分が悩んでいるところ」を考えればいいんです。

 

 

 

弱点知らずに戦うヤバさ

 

「自分の弱点を知らないで戦う」

って冷静に考えてヤバいと思いませんか??

ヒトの弱点は「頭」と「心臓」です。
そりゃ体のどこだろうと深手を負えば命にかかわります。

でも真っ先に守るべきは即〇率の高い「頭」と「心臓」です。

たとえ物陰に隠れていようと、
ヘルメットもせず、頭をひょっこりはんさせて戦場を歩いていたら即狙撃対象でしょう。

「アイツ頭おかしい、ヤバい!!」

そう思うのが普通ですよね??

 

頭はすぐ引っ込める。隠す。晒さない。

当たり前すぎて、ため息を漏らしそうな事実です。

 

 

でもみんな、ファッションに関すると話は変わってくるみたいです。
自分の弱点を押さえずに洋服を着こなそうとしています。

 

確かに命の危険も無いし、ファッションは自由なものです。
それと戦場の話を一緒にするのはナンセンスかもしれません。

本人が良いならそれでいいのでしょう。

 

でも、かっこよくなりたいと思って弱点を把握しないのは戦場で頭を出すことと同じです。

戦場の例を出したのは、あくまで弱点を把握することの重要性を分かってもらいたかったからです。

「自分の弱点を知り着こなしを考える」というのはとても合理的です。

実際私も弱点を明確に意識するようになってから着こなしの完成度が随分上がったと感じています。

かっこよくなりたいならまずやるべきことのひとつでしょうね。

 

 

自分の弱点を見つける

 

じゃあどうやって自分の弱点を見つければいいのでしょう??

きっかけは与えるのでちょっと考えてみましょうか。

 

普段服を着るとき、「いつもココがちょっとなぁ」と思っていることはありませんか??

こう聞いてすぐに思い浮かびますか??

肩、お尻、太もも、腰周り・・・などなど。
いつも思わず気にしてしまうところ。

 

もしかしたら日々「何となく感じている」だけかもしれませんね。

「違和感の正体」をハッキリと(ココ重要!)考えたことが無いと、思い当たるフシが見当たらないかもしれません。「違和感」は感じているけれどぼんやりフワフワ。人は言葉に出さないと意外に考えられませんからね。

 

でもこれが普通です。

 

スタイリングの違和感ってなかなか自覚しづらいですからね。
いざ言葉にしようとしても出来ない・・・。

これもファッションが曖昧にされてきた理由のひとつです。

 

 

あなたの気づきのスイッチを刺激するために例を挙げてみましょう。

例えば私の弟。
骨格がしっかりしていて「肩」があるタイプです。
だから細身のパンツにジャケットを合わせてしまうと肩が目立ってしまうんです。

↑この袖の形をセットインスリーブと言います。
あなたも一番目にするであろう肩周りの作りです。

この肩線に肩をガチンとはめ込むと肩が強調されます。
そこに細身のボトムと合わせると、さらにトップスが強調されますから上半身が目立ってしまうのです。

つまりWで、肩を援護射撃しているのです。

 

だからトップスは、持ち前の肩の輪郭強度(肩がしっかりしている)を生かして、ゆるくて柔らかいものにするとか、肩を落としたものにするなどして肩の存在感を弱めることが必要なんです。

お客様でも肩がネックになっている方は結構多かった印象です。
相談の数も比較的多かったです。

 

 

あとは、脚の太さでしょうか。

「脚が太くてパンツ選びに困るんだよ・・・」

というお客様もよくいらっしゃいました。

特に太ももが太くてボトムがパンパンに張ってしまう・・・と。

そもそも日本人は脚が太くなりがちな民族ですからね。

 

太ももが太いなら摩擦の起きやすいコットン系素材を選ぶより。
脚通りが滑らかなスラックス系を穿いた方が、脚にまとわりつかないのでキレイに穿けます。

さらに2タック(腰周りのひだが2つ)あるものの方が腰・お尻周り~太ももにかけて運動量を確保できます。つまりゆったりしたスペースを確保できます。

 

勢い余って打開策まで話してしまいました。

どうでしょうか??
自分の弱点分かりそうですか??
頭の中刺激されましたか??

もし今よく分からなくても大丈夫です。
あなたの頭の中の回路はパカッと開いたハズです。

頭の中に残り続け、日々の着こなしのなかで無意識に脳が探してくれます。

「自分の弱点はどこだ?」と。

近いうちに気づきがあると思いますよ。

じゃあ次は私の弱点についても話しておきましょう。

 

 

Mr.Tの弱点

 

私はどうやって弱点を突き止めたのでしょう??
殺人事件の犯人を暴くかの如く、名推理ぶりを発揮したのでしょうか??

 

いいえ、違います。

私は小学生の頃「ケツデカ!」とからかわれた過去があります。
高校生のとき「ケツ意外と結構あるな!」と言われました。

だから細いパンツを穿いたときに点と点がつながったんです。
細いパンツのシルエットが微妙な理由が分かったんです。

悲しくも自分の弱点をハッキリ自覚した瞬間でした。

「ああ、俺・・・おケツがデカいから細いパンツが似合わなかったんだ・・・」と。

そして、

「た、確かに何となくデカいなぁとは思ってたんだけどね・・・あんま考えないようにしてたよね・・・自分で自覚したくないじゃん?」

と言い訳なのか反省なのかよく分からない心の声を聞きました。

 

でもそれを次に繋げるなら、きっと反省です。

その証拠に。

普通の人なら分析はここで終わりにするでしょう。が、ここで終わらないのが私Mr.Tでございます。平均とどのくらい違うのか、数字でしっかり認識します。

 

・・・・・・。

 

その数値は「女子並み」でした。

 

おケツのデカさを知るための指標のひとつに、「ウエストヒップ比率」というのがあります。「ウエストと比べておケツの大きさはこのくらいですよ~」っていうのが分かります。

それが女子レベルだった。

つまりウエストは細いのにヒップが大きいということです。
「キュ!ボン!」になっている。

普通男はウエストとヒップの差はあまりありません。

自分のウエストと腰回りを比べてみて下さい。
メリハリが無く寸胴なのが確認できるはずです。

 

だから私は、着こなしを整えるとき「おケツ」がネックになることが非常に多いのです。

↓これが分かりやすいかも。

腕のすぐ下のウエストは細そうなのに、腰周りでグッと太くなってるの分かりますか??

今スマホで見てます??
画面から少し距離を取って見るとより分かりやすいです。

 

おケツには人一倍気を配り力を入れて整えます。

おケツを隠したり、おケツがなるべく目立たない素材を選んだり・・・

 

もしかしたら他のコンテンツに掲載されている私のスナップを見ていて、

「いやいやMr.Tスタイル良くね・・・?」

と思っているかもしれません。

 

でも実際にはスタイル良くないです。
骨格が細いのは認めますが。

「スタイル良いね!」と生まれてこの方一度も言われたこと無いです。

何なら平均よりも脚短いです。
これは想像ではなく、ちゃんと測った数値です。

 

 

自分を知っているから効果的な戦略を立てられる

 

私は自分のウィークポイントを詳しく理解しています。
実寸値でもそうですし、何となくの印象レベルでもそうです。

だから効果的な戦略を立てられるのです。

拳のパンチよりタックルが効きそうだなと思ったら、タックルしまくるのです。
弱点を攻めまくるのです。

 

そうやって試行錯誤してると、感覚レベルで分かってくるんですよ。

「こうしたらイケるわ。」

っていうのが。

 

ワイドテーパードが良く見えやすいわ!
ストレートも良さげ!
スキニーはおケツ隠すの必須だなぁ。
あ、でもハリのある素材ならイケるかも!
ワイドパンツ良いんじゃね!

みたいな。
全部私の例ですけどね。

 

弱点が分かるからこそ、ステップバイステップで戦術を試していけるんです。

こうしたらどうかな?って。

そのプロセスも案外楽しいものですよ。
今まではただ闇雲に試すだけだったのが、自分で仮説を立てて検証していくのは。

 

え?「めんどくさそう」って??

 

ならどうしよう?笑

でもみんないっぱい試してるんですよ。
手当たり次第に。闇雲に。

でもあなたには効果的に試すためのヒントを授けてきました。

確かに泥臭いですよ。
地道です。

それが一番力になるんです。

試してどこがダメだったのか分かるだけで随分と時間をショートカット出来るハズです。

 

めんどくさそうに対する答えになってないか・・・。

でもホント、そうなんですよ。