前回からちょっと間が空いてしまいました。
でもずっとニットポロのレビューをしたかったんです。
じっくり見れば見るほど良かったから。
「おい!テメェおせぇよ!もう在庫ねぇじゃねぇか!」
っていうあなた、ごめんなさい。
じっくり見て、着て、考えて。
をやるとどうしても時間がかかってしまいます。
ジョンスメドレーのニットポロをお店に見に行ったりとか・・・。
じっくり派には、大型コラボは向いてないかもしれんなぁ。
レビュー出すときには、アイテムが無くなったりとかありますしね・・・。
まぁそのあたりは今後考えていくとして。
+J詳細レポート第三弾。
まだ店舗にも在庫ありましたし、オンラインにも少し残っているようなので参考にしてくださいまし。
日常使いに最適
最大の利点は、
キレイめ上品ニットポロを躊躇なく日常使いできるところ
だと思います。
ジョンスメドレーなど、2万も3万もする高級ニットを雑に扱うことなんて、貧乏性のMr.Tには出来ません。
こういうニットポロって、何気なくサラッと着たくないですか??
バリエーションも増えるし、勝負服と言うより、もっと気軽に着たい。
スタバに本を読みに行くとか、
友達と飲みに行くとか。
公園を散歩するとか。
ラフに、ラクに着たい。
まるでTシャツかのように。
しかも夏ですよ?
滝のように汗かくじゃないですか。
そしたら洗いたくなりますよね。
流石にジョンスメドレーを洗濯機にブチ込む勇気はありません。
「マドモアゼル・・・。」
と、美女を丁寧にエスコートするように扱ってしまいます。(美女をエスコートしたことなんて無いけど・・・)
5990円という価格はユニクロの中で見たら高いと感じるかも知れません。
しかし、顔を上げて、他の洋服屋さんを見渡してみると・・・
マ~ジでスゲェ。
ってことが身をもって分かります。
正直もうちょっと艶感は欲しかったが・・・。
これは、事前の期待値を上げすぎたせいもあります・・・。
速報では、「もっと艶が欲しかった・・・」と評価しました。シルク混で、しかもその混ぜている量も多かったので、「これは・・・!」とついつい期待しすぎてしまったのです。
また、当日は15分の滞在制限もあり、じっくり吟味する時間もありませんでした。試着もグレーだけで、「うーんシルエットは良いんだけど・・」とスルーしたアイテムとなりました・・・。
はい。
ここまでが言い訳です。
ごめんなさい。
で。
改めてじっくり見てみると、凄く良いんですよね。
艶は確かにもう少し欲しかったけど、
・シルエット
・素材
十分及第点です。
目の細かさはジョンスメドレーに匹敵する!
素材を高評価した理由は、その目の細かさです。
この細かさは2,3万もする老舗高級ニット、ジョンスメドレーに匹敵するほどです。
これまでのユニクロのエクストラファインメリノも健闘していましたが、それをさらに上回ってきました。
見た方が早いので、まずこちらをご覧ください。
ユニクロのエクストラファインメリノ(左)と、+Jのニットポロ(右)です。
+Jのニットポロの方が目が細かいのが分かりますか??
「え?言われてみたら、右の方が細かく感じるけど取り立ててクローズアップするほどなの??」
思われるかもしれません。
しかし、この差が意外と大きい。
生地の目が細かいほど、見た目はより滑らかに美しくなります。
まとめすぎるのは危険ですが、
ファッションの世界は基本的に目の細かいものが高級品とされる傾向にあります。
糸は細長いもの、革はきめ細かい肌をした赤ちゃんのものを使っている商品に高いものが多いです。
ユニクロで言えば、
・超長綿のスーピマコットン
・エクストラファインメリノ
などですね。
本当はコストがかかるはずなのにかなり安価な価格で出してるからスゴイよね、っていう素材なのです。
後は、
「120’sウール(細いウール)を使ってます!」
「子牛の皮を使ってます!」
なんかも売り文句として使われますね。
次はジョンスメドレーと+J。
色は違うし、ウールvsコットン&シルクなので条件は違います。
それでも、
「もしかしたらジョンスメドレーよりも細かくね?」
くらいのレベルで目が細かいのです。
目の細かさが品質すべてを物語るわけではありません。
が、これには純粋にびっくりしました。
頑張ってるなぁと。
もちろん、ただ細かいだけでなくて、着た時に生地がきちんと滑らかに美しく見えます。素材の違いもあるでしょうが、エクストラファインメリノと比べても、明らかに美しいと感じました。
シルエットは今回のラインナップの中で屈指の出来。
ニットポロ、シルエットは非常に使いやすいものとなっています。
+Jでありがちな、着丈が長すぎることもありません。
むしろ、ちょうどよすぎる丈感です。
絶妙すぎて、サイズをMにしようかLにしようか迷いまくりました。
肩を落としたデザインになっているので、1サイズアップしても違和感がありません。
Mr.Tはさんざん迷った挙句、Mを選びました。
一つボタンを開けたときに、Lだと気持ちだらしなく見えたからです。
ただ、太いボトムメインで合わせるならLを選んでいたでしょうね。
ニットポロというと、雑誌の中でデニムと合わせていたフランス人が頭の中をよぎるんで、ついついこんな着こなしを軸に考えてしまいます。
ジョンスメドレーのニットポロとの着方の違い
スメドレーのニットポロって、タイトに着るのがスタンダードな印象です。
ディテールも、袖丈は短めで裾と袖のリブ共にギュンと絞られています。
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こういうイメージ。
厚い上半身にピタッと着る感じ。
男なら憧れる着方ですが、足が太い日本人には結構しんどい着方です。
特にMr.Tと同じウェーブ体型なら、さらに厳しい戦いを強いられます。
その点。
+Jのニットポロは少しゆとりのあるパターンです。
袖や裾のリブもきつくないし、袖丈も少し長め。
肩を落としたリラックスを意識した設計になっています。
ちょいゆるだから上半身が華奢でもごまかしがききます。
日本人向けなニットポロだと思います。
タイトなトップスは日本人だと似合う人は限られますからね。
もしくは上半身を筋トレするか。
また、裾はストンと落ちるのではなく、ちょっぴり絞られていますが、これが良くて。
だからこそポロシャツらしさが残っているというか。
Mr.Tは細リブの絞りがゆるく利いているのが大好物です。
なぜなら。
わずかにできる布のたわみが、自然な印象を損なわず、且つ、スタイルを悪く見せないからです。
スソのリブが無ければストンと生地が落ち、きれいな印象にはなりますが、やや狙っている感・恣意的さが見え隠れするんですよね(あぁ、語彙力)。
だからね。
これ、絶妙なポロシャツなんですよ。
細リブ・ゆるい絞り。
この要件を満たしてくれるアイテムってあんまり無いので。
オススメの色
散々画像を出してきたのでお分かりだと思うんですが、オススメは黒です。
色が入ると、ジョンスメドレーが圧倒的に良い(発色がめちゃめちゃきれい)んですよ。その色に大枚をはたく価値があると思います。現にさっきのチラ見せしたジョンスメドレーもオレンジでしたよね。
これって他じゃ出せない色、
低価格じゃ実現できない色だと思うんですよね。
だから買う。
逆に言えば。
スメドレーの黒はあまり買う気がしません。
色物よりも差が無いと感じるからです。
黒のハイゲージニットはユニクロのエクストラファインメリノを愛用しています。
また、今回貝ボタンを使っているので、真っ黒の方がボタンがより映えます。
総合的に考えて、Mr.Tは黒推しです。
その他のディテール
裾は前後で長さが違うんですが、そんなに気になりません。
個人的にそんなに重要じゃなかったです。
PS
きっと、多分、洗濯機にブチ込むので、やったら追記しますね。
縮みそうなのが、心配。
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