声で大体演じるキャラって決まりますよね。
自分がどれだけやりたいと望んでも、キャラとマッチしなかったら出来ません。
キャラと声がマッチしないとストーリーが頭に入ってこなかったりと、弊害が出てきますからね。
あなたも経験ないですか??
何か原作で想像してた声とあまりにも違うこと。
で、気になってしまい話に集中できなかった・・・みたいな?
私はありますねぇ。
目の前を飛び回るハエのように気になってしまい、全然入り込めなかった。
声って重要ですよね。
あ。
これ、おしゃれにも関係ある話ですからね?
ただ私の趣味だけで書いてるわけじゃないですよ!笑
(ちょっとは趣味入ってるけど。笑)
アニメのキャラクターのデザインに個性を出す。
キャラクターのイメージに合った声を当てる。
そうやって物語の中の役割をハッキリさせることはとても大切です。
ストーリーがスッと頭の中に入ってきやすくなります。
ムービーの視聴スピードの主導権は、作り手が握っていますからね。
反対に、紙媒体。
つまり、小説や漫画では、
文字を一文字一文字追いかけ、同じところを何度も読んだり、戻ったり。
漫画の絵にゆっくり見入ったり。
ページをめくる手を止めたり、遅めたり、早めたり出来ます。
しかし、ムービーは一定のスピードで流れていきます。
私たちが支配することは出来ません。
主導権はこちらに無いのです。
ムービーは受動的で、紙は能動的。
油断していると、どんどん話は進んでいきます。
「ちょっと分からない部分があるぞ・・。」と思っても、勝手に画面が止まり巻き戻る・・・なんてことはないのです。
だから、大事。
声とキャラクターのマッチ具合というのは。
マッチさせれば、脳内にノイズが生まれないから。
ノイズが生まれた瞬間、あなたの思考は止まりそれについて考え始めてしまいます。
「あれ?なんか違和感あるぞ。」と。
気になりだします。
モヤモヤが頭の中に広がり、あなたが物語に入り込むのを邪魔します。
石田さんが演じている影のあるキャラ。
その声がもし元気ハツラツ主人公声だったら、キャラクターに説得力を持たせられないでしょう。
「え?何でコイツこの声なん?」
「クールそうなのに、声だけビタミン全開かよ・・・。」
と、きっと思うハズです。
・・・・・・・。
「で。お前、結局何言いたいの?」
ファッションブログでしょ?
何だよ?
何が言いたいんだよ??
って感じですよね。
でもやっぱりつながってるんですよね。
人間だから。
結局は人間に行き着くから。
映画を見るのも、
漫画を読むのも、
小説を読むのも、
服装を見るのも、
みんな人間です。
繋がっています。
だからね、ファッションでもマッチ具合って大事なんですよ。
良く見せたいなら、「マッチさせる」こと。
キャラクターのイメージと声のイメージを合わせるように、マッチさせる。
統一感を出す。
どこかで、何かをマッチさせる。
色でも、
形でも、
イメージでも、
何でもいい。
すると、着こなしにまとまりが生まれて魅力的に見える。
それが根源的なもの。
人間に生まれたときに埋め込まれてる。
「おぎゃぁ!」と生まれたときには時すでに遅し。
あなたの中ににもうあります。
だから、統一感はファッションのキーフレーズなんですよね。
核なんですよね。
雑誌とかで、
「まとまりのある着こなしになり、魅力的に見えます!」
「統一感のある着こなしになります!」
って結構書いてあるんですよ。
でもそこに「WHY?」は書いてありません。
みんな分からないんです。
分からないんですけど、
そこには「まとまると何となく”良く”見えるよね。」っていう上級者たちの暗黙の共通認識があります。
理屈は分からないけど、やったらイイ感じに仕上がるよね!っていう。
飛行機みたいな感じかなぁ。
「何であのドデカく超重量の鉄の塊が空を飛ぶんだろう?でもこの設計図通りに作れば飛ぶからま、いっか!」的な。
本能は説明がとても難しいです。
自然と求めるのです。本能だから。
のどが渇くのと同じように。
だから、違うジャンルで具体例を持ち出してみました。
そういう「イメージを合わせる」って身の周りにあふれてるんですよ。
意識しないとあんまり見えないものですけどね。
PS.
箸休め的な記事ですけど、
こういうのが地味に大切なんですよね。
違う角度から眺めることで、
理解が進み、理解が深まりますから。
「腑に落ちる」
「血肉になる」
っていうのは、こういった新しい視点での気づきの積み重ねみたいなところがありますから。
人間の「理解のしくみ」を考えてもね。