トクン・・・。
この気持ちは、好き・・・ってこと・・・?
日に日に君のことが頭から離れなくて・・・。
い、いや!まだ気になってるだけ!
うん!そうだ!そうに違いない!
そんな、ちょっと生地がいいからって、ね?
そんな簡単に落ちる俺じゃない・・・!
・・・・・・はい。笑
ということで、”ユニクロU2023春夏マイベスト”
レギュラーフィットジーンズを紹介します!
いやーなんかねー、
今このデニムを穿いてナデナデしながらカタカタさせているんですが、
いや、生地良くね?
ってなってます。
”さすさす”するたびに、このデニムのことが好きになっていくんですよ。
もしかして・・・これが、恋・・・・?
あーついに彼女できちゃうかー。
うん、そうだよね。
彼女が人間オンリーなんて誰が決めたんだ?って話だよね。
デニムは片時も離れずずっと一緒にいてくれるし。
ナデナデしても嫌な顔しないし、最高じゃん!
このぬくもりを提供してくれるなんてお前だけだ!!
あまり良くなかった2023春夏
総評としてはユニクロUは微妙でした。
このブログのメイン読者、”ウェーブ体型”にとって難しいコレクション。
「そんな無理する必要はないよ」とお伝えしました。
特に初心者ウェーブ男子はスルーした方が賢明かもしれません。
今回取り上げるデニムは、ウェーブ体型に特段オススメと言うわけではありませんし。
「生地良いぜ!」枠。
だから中級者以上向けのアイテム。
その辺を頭の隅に入れながら、ご覧ください。
突出した生地!是非見て、触って欲しい!
冒頭で既に言いましたが、
生地がいいんですよね~。
この画像、絶対損してる!
こんな均一な色の出方ではなく、もっとムラがあります。
そのムラがいいんですよ。
均一でのっぺりした色落ちではなく、
生地に表情があり雰囲気あるデニムに仕上がっています。
やっぱり10%ほど混ぜられたヘンプがいい仕事してるんだと思います。
正直、ファーストインプレッションでは、
「え?これヘンプ入ってる?」
ぐらい分からなかったんですよ。
でも家帰って、じーっとよーく見てると、
ちょっとザラッとした質感が見て取れるんですよ。
いやーもしそれを見越してなら、本当ナイスジャッジですね!
あっぱれ!
複雑な表情になっていて、凹凸感のある生地になってます。
だからと言ってザラッとした手触りじゃないんですよ。
ずっと”さわさわ”したくなるような、なめらかでしっとりした手触り。
あぁ・・・思わず頬をスリスリしたくなります。
ハッ!!
別にアンタのこと好きじゃないんだからね!!
で。
しっとりしているとシワの入りも変わってくるんですよ。
クタッとしたシワの入りというか。
多分、これも計算されてるんじゃないかな。
ユニクロのレビューでは「思ったより生地が厚かった」って言う人もいました。
確かに、今期のユニクロUは想像以上に薄手アイテムが多かった中で、このデニムは厚めなんですよね。
でも、生地に厚みを持たせないとこの絶妙なシワ入らないんですよ。
もっと薄くしてしまうと、この”にゅるんとしたクタっと感”は出ないはず。
もっと安っぽいシワになる。
軽快なデニムを求めていた人は残念かもだけど。
Mr.Tはこれで良かったと思います。
あとちなみにヘンプっていうのは大麻のこと。
プレビューで書いたものを引用しておきます。
素材はヘンプが10%ちょっと混ぜられてます。
麻なんですけど、ヘンプは法律で「麻」と表記が出来ません。
(ちなみに「麻」と表記できるのはリネン(亜麻)とラミー(苧麻)のみ)ヘンプは、大麻です。
ミイラの包帯にも使われた超屈強素材。
(神社のしめ縄にも!)
掘り起こされたとき、包帯原型留めてるじゃないですか。機能性にも優れていて、
- 吸湿・速乾
- 耐久性
- UVカット
- 抗菌・消臭
などの効果があります。
春夏は、ヘンプの靴も登場しますが、まさにうってつけの素材と言えますね。
今回のデニムは10%なのでどこまで効果があるか分かりませんけども。
あと、染色はガーメントダイ。
ガーメント=garment=衣服。
ダイ=dye=染める、染料
製品に仕上げてから色を入れるので、色ムラができやすくなるのが特徴です。
糸や生地段階で色を入れるよりも。
白の粘土で人形を作ってから、色塗ろうとしたら
「ぬりづれぇ!!」
って経験無かったですか?
小学校の図画工作とかで。
だったら色粘土でパーツつくって、仕上げた方がイイ感じになりそうですよね?
やったことなくても何となくイメージできると思います。
そんな感じ。
なんかこう、レビューしてると思うんですよ。
素材選定、デザイン、シルエット、染色方法・・・・
作り手はそれらを色々組み合わせながら、
コスト的制約もありながら(高級ブランド以外)、
工夫して頑張っているんだろうなーって。
でも消費者はそんなの知らないから、第一印象の”数瞬”がすべて。
そこでほとんど勝負が決する。
パッと見でよくなければ、いくら工夫してもダメなんですよね、きっと・・・。
そんな頑張りが垣間見える、デニムではないでしょうか。
デカめに履くと…コモリっぽい?
「あれ・・・?ちょっとコモリっぽくね?」
とデカ穿きした瞬間、ちょっと思いました。
「コモリ」って知ってますか?
服好きに絶大な人気を誇る、国内高級ブランドです。
いや、ホント、
「今をときめく国内ブランドの名前を出すのどうなの?」
って自分でも思うんですが、
そう思ってしまったのものはしょうがないですよね!笑
初めからコモリを意識して試着したわけじゃないので、許してください。笑
お店にワイドブリーチデニムを穿いてるお客さんがいて、
「カッコよ!」
と思って、心の中でちょっとパクっていいですか?と唱えつつ試着室に。
で、穿いたら、
「あれ?そういえばなんか既視感あるぞ・・・あ、コモリじゃね?」
って。笑
もちろん同等なんて言う気はさらさらないですよ?
っぽさよ、っぽさ。
っぽい雰囲気を味わえるんじゃないかなーと思うワケです。
https://www.youtube.com/watch?v=3vc6_aMdpkY&t=942s
雰囲気、似てないですか?
コモリの方がもうちょいダーティな感じしますけどね。
良い意味でちょっと汚い。
ヴィンテージと言った方がいいですかね。
Uのデニムも、もう少し”汚い”方が雰囲気出ただろうな、と。
ワークっぽさというか、土臭さというか・・・。
でも、これはユニクロUなので。
一定の上品さがマストなのかもしれません。
(それかコスト的に難しいのかもしれませんね。そこら辺は作り手じゃないので分かんないっす)
逆に言えば。
その上品さがチープに見えてしまうことも結構あると思ってます。
質感が均質すぎるというか・・・・。
だからこそ、商品画像オンリーのプレビュー段階では警戒してたんですけどね。
それでも、Uのデニムもちょっぴり”あせた”雰囲気が出てるんですよね。
ヘンプを混ぜたおかげだと思うんですが。
(もう一回言うけど、ナイス!)
”きもち”ヴィンテージっぽい雰囲気に仕上がってる。
使っていくと、もっとクタっとしてきて、さらにイイ感じになるのを期待してます。
ヨシヨシ甘やかしながら経年変化を見守りたいです。
今季ガンガン穿きたい一本ですね。
あ。
Mr.Tはジャスト30インチのところ、32で穿いてます。
注意点と着こなし方
注意点なんですが、スソは切っちゃダメです。
切ると、雰囲気がだいぶ損なわれます。
スソはチェーンステッチで、ヘビーな洗いをかけてます。
だから、強めにシュリンクしてます。
チェーンステッチで縫って洗いをかけると、強めに縮みが出るんですよ。
縮れてますよね?
これが消えたら、説得力が無くなります。
「そんな先っちょ、ちょびっとぐらいいいじゃん!」
と思うかもしれませんが、この先っちょ案外目立ちます。
着用すると分かりますが。
商品画像ではアンクルカットに見えますが、そこまで短くないです。
これは、モデルの足がなげぇから。笑
Mr.Tのジャストサイズ、30で試してもあそこまで短くならなかったです。
フルレングスぐらい。
もし、
「ダボダボしすぎる!」
「スソ切ってスッキリ穿きたい!」
って言う場合は、潔くあきらめてもいいかもしれません。
もし、商品画像並みに色落ちがめちゃくちゃ均質な個体があれば、やってもいいかもですが・・・。
オススメはしません。
今はスソにクッションをつけるのがトレンド。
Mr.Tもその波にあやかっています。
ただし。
ウェーブ体型がスソクシュさせるとだらしなく見えがちなので注意してください。
袖をまくるとか、他でスッキリ感を出し帳尻を合わせた方がいいでしょう。
もしデカく穿くなら、ベルトは必須。
ハイウエスト気味に穿くと、デニムのシルエットもややスッキリします。
Mr.Tはそうやってスソの溜まり具合を調整してます。
シルエットなんですが、
「レギュラー」と言いながら、結構テーパードしてます。
「テーパーさせなくても良かったんじゃ?」と思いつつ、
「まぁいいか」とも思いつつ・・・笑
もうお分かりだと思うんですが、オススメはダントツでブルー。
濃いブルーもいいんですが、薄めの方をより推したいですね。
トップスに濃い色を持ってくるだけで、
イイ感じにメリハリがついてカッコよく見えやすいです!
以上、彼女の紹介でした。
追記(50時間穿いて分かったこと)
50時間ほどおうちで穿いてみました。
それで分かったんですが・・・・想像以上にシワになりません。笑
膝の裏でこれですよ。
長い時間座ってるのに・・・。
デカめに穿いてるっていうのを考えても、シワがつきづらいですね。
だから経年変化もしづらいと思います。
使っていくと、もっとクタっとしてきて、さらにイイ感じになるのを期待してます。
ヨシヨシ甘やかしながら経年変化を見守りたいです。
こっちはクタクタにする気満々なのに、購入時とそんなに変わんないんですよ。笑
でも、だからこそ、
こういうクリーンな見え方するんだろうなーと。
シワが深くきざまれてないですよね?
他の着こなし見ても、ザクッと入ってないのがわかると思います。
ザクッとシワが入らないので、極端な話、
脱ぎ捨てて放置しても大丈夫だと思う・・・笑
それに。
足通りはさらっとしていて春夏らしさを感じるんですが、
結構厚みがあるので冬場でも十分使えます。
5℃~10℃で外に出ましたが、全然イケました。
夏場はまだ分かりませんが、通年活躍してくれそうです。
既に言いましたが、ヘンプ感も無いので、シーズンレスで使えます。
気軽かつ雑に使えてシワにならないし、
生地感はいいし、
シーズンレスで活躍できる・・・
ライフウェアとおしゃれを融合した”隠れハイコスパな一着”だと思います。
一応執筆時点では在庫欠けしてないので、値下がりを待つのもアリかもね。
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