トップの裾がクシュッとなってると体型を悪く見せるのはなぜか?? その本質的な答え。

トップの裾クシュ現象。

 

体型に自信が無い人ほど気を配るべきです。

背が低く脚が短いとこの影響力をモロに受けるので、正直選ばないのが身のためです。

 

裾がクシュクシュしたトップスは選ばれし人間が着ることの出来る洋服だと私は思っています。
私はもちろん選ばれていません。

だからなるべく着ません。

 

でも、中には背が低くても着たい人もいるでしょう。

 

「どうしても俺は着たいんだ!
たとえ世界がNOを突き付けようとも。
たとえ自分の体が悲鳴をあげようとも。」

 

そんなまっすぐな心を貫き通すあなたにこの記事をしたためます。

『裾クシュ』現象の何がいけなくて、
どうすれば攻略できるのか。

お教えします。

 

(はぁ~。
180センチのモデル体型に生まれたかったよ~。)

心の声。

 

 

 

そもそも『裾クシュ現象』とは??

 

これはトップの裾部分がキュッときつくつぼまってしまう現象のことを言います。
(現象と言うほどじゃないんですけど。)

具体的なアイテムとしては、
スウェットやニット、プルパーカーなどで良く起こる現象ですね。

 

裾部分にリブ編みを施して、伸縮性を持たせたものです。
本来は冷気が体の内側に入り込まないように工夫された機能的なディテールです。

ただ、見栄えに関して言えば・・・
ちょっと扱いづらいというのが正直なところ。

 

すごく不格好に見えてしまうんですよね。

 

めちゃくちゃ野暮ったく見えるというか。
『垢抜けない感』をぷんぷん漂わせる原因になっています。

 

めちゃくちゃスタイルのいい外人なら、裾クシュハイゲージ(編みが細かい)ニットを着ていてもサマになるんですけどね。

 

上手くやれば着こなしにアクセントを加えることも出来るのですが、とても難しいです。

 

 

 

『裾クシュ』のメリットは??

 

こうやって裾クシュのデメリットを挙げると、
「裾クシュは悪だ!!」と捉えかねない人も一定数出てくると思うので擁護もしておきましょう。

 

裾クシュさせるメリットについて。

 

それは単調な着こなしのアクセントになりうるということでしょう。

おしゃれの初心者指南では、余計な装飾は削り、着こなしをまずシンプルにすることが求められます。
その際、『シンプル、シンプル』と意識しすぎるあまり何の起伏もないつまらない着こなしになることが良くあります。

その解決策のひとつになるということです。

 

このクシュッと感は布のたゆみを生みます。
それが着こなしにリズムを生みます。

スウェットやパーカーなどのコットン地のガサガサした素材じゃなく、
目の細かいニットなどサラっとした艶のある素材で布のたゆみを出せば上品なアクセントとして機能します。

 

↓ハイゲージニットの様々な着こなしが見れます。
https://otokomaeken.com/mensfashion/49333

 

適度な裾クシュであれば、程よいリラックス感が出るのです。
それは自然な感じを相手に与え、気安い印象を与えるのです。

要は自然体な感じが出ます。

あんまりかっこつけた風じゃなく、『さらりと着こなしている感』が出るのです。

 

ただ、パーカーやスウェットなどは注意が必要です。
もともとガサガサとしたリラックスウェア。
そこにさらにリラックス感を付け足してしまうと、力を抜きすぎた印象になってしまいます。

 

もちろんパーカーはパーカーでもきれいな見た目のパーカーもありますから一概には言えません。
しかし、基本的にはそのように捉えておいて大丈夫です。

 

一応裾クシュのメリットをお話してきましたが、
まずは避けることが無難です。

何と言っても難しいからです。

 

私も無理に挑戦することはしません。

もっとモデル並みにスタイルが良ければ手を出したかったですが。

 

 

 

本題。なぜ『裾クシュ』は体型を悪く見せるのか??

 

問題はケツです。

 

意味が分かりませんね。
順に説明します。

 

この裾クシュ現象、、、
これ単体でスタイルが悪く見えるわけじゃないんですよね。

 

ボトムとの兼ね合いで体型が悪く見えるということです。
さらに言えば、ケツがはっきり丸々見えることで体型が悪く見えるのです。

 

ケツじゃなくてお尻に言い換えましょう。
お上品に。

 

『裾クシュ』トップを着ると、お尻が丸見えになります。
これが上半身と下半身をはっきりと分け、体型が悪く見えるのです。

これだけです。

 

スタイルが悪かったら、どうやって体型を良く見せようとしますか?

その考え方のひとつとして、
『上半身と下半身の境界線を分かりづらくする』というのが考えられます。

上半身と下半身の境目が分かりにくくなれば、脚の長さをごまかすことが出来ますからね。

脚の長さは『スタイルがいい人』の1つの条件。

 

つまり、お尻が大きい人ほどこの境界線は露骨に明確になるということです。
お尻が大きいほど上下をはっきり分断してしまうのです。
裾クシュによって上までずり上がり、お尻を強調させてしまうからですね。

 

 

イメージとしてはこんな感じ。

でも、これちょっと分かりにくいです。
あくまでイメージとして捉えて下さい。

 

あなたのレベルをさらに引き上げるために、
本質にスポットライトを当てましょう。

 

本質は、上下の分断です。
お尻が問題なのは上下が分断されるからですよ。

 

ということは、
「お尻がペタンと小さければ裾クシュはあまり問題にならない」ということです。

ちょっと野暮ったくなる程度で済む。

 

私はお尻が大きいので、小さい人が羨ましいです。
お尻が小さく困っている女性に譲り授けたいくらいです。

 

男の体に起伏はいりませんからね。

つまり、男でお尻が大きいと体に起伏が生まれてしまいます。

それは、本来隠したいはずの下半身と上半身の分岐点を相手に知らせることにつながります。
手がかりを与えてしまうのです。

 

お尻の位置って、脚の長さを判断するうえで重要なファクターですよ。

 

あなたが人の体型を判断するとき、
与えられた情報をもとに脳が勝手に想像します。

 

無意識のうちに作り出してしまうのです。

人間は目でこの世界を見ているのではありません。
視覚は情報を受け取る器官に過ぎません。

 

あなたが今この文章を読んでいるとして、
実は、この映像を作り出しているのはあなたの『脳』なのです。

 

言ってしまえば、あなたが見ている景色はフィクションかもしれないのです。

だから、脳は間違えて『錯視』と言う現象を起こしてしまうのです。

 

おしゃれ失敗学①

 

よくありますよね。

ボーダーは太って見えるとか。
ストライプは痩せて見えるとか。

 

何で現実をありのままに認識できないのかと言ったら、
実際、ありのままに見てないからです。

 

脳があなたに映画のように映像を見せているからです。

 

つまり、体型の判断材料を相手に与えないことが大事なのです

 

この本質を捉えていれば、
裾のリブがかなりきつめで上にずり上がってしまうとしても、
ジャケットなどでお尻をカバーできればさほど問題は無くなります。

 

ただ、何度も言うようですが布のたゆみによる野暮ったさは消えないので注意してください。

 

スタイリッシュに見せたいなら、
裾にたゆみを出さないことです。

 

この方がきれいな印象を与えますし、簡単にかっこよく見せることが出来ます。

 

たゆみの魔術師になるのは、
スタイリッシュお兄さんになってからでも遅くはありません。

 

クリストフ・シャラ―に学ぶ、スタイリッシュの極意!!

 

 

 

 

 

もしどうしても裾クシュを取り入れたいなら。

 

そうですねぇ。

まず、裾のリブが細いものを選んでください。
リブの伸縮性が弱ければ尚いいですね。

 

ユニクロの『エクストラファインメリノ』あるじゃないですか。
あの秋が迫ってくると、広告で激推しされて、大量に店頭に並ぶアレです。

 

もはやユニクロの代名詞とも言っていい商品ですが、
あのニットはリブが太い、且つキツイ。

 

腹巻のように腰回りに居座るので、ジャストサイズを着こなすのは難易度が高いです。

身長が低いほど難しくなります。

 

なぜなら、そのリブの厚さが全身に占める割合が増すからです。
そしてついでに言えばそのたゆみが、身長の高い人に比べて大きな面積を占めるからです。

 

「え!?そんなちょっとの差で!?」

 

とあなたは思うかもしれませんが、『そんなちょっとの差で』大きく変わります。

さっき拡大画像で出したスウェットの全身ver.です。
リブの太さに注目してください。

 

結構太いですよね。

その『リブの太さ+たゆみ分』が実際の太さとして認識されると思ってください。

人は一瞬で判断します。

 

第一印象なんて数秒で決まるのですから、写真を見るように俯瞰しつつ細部を分析するような暇なんてありません。
あなたが人を見るとき、トップとボトムのバランスはどうかなんて気にしませんよね。

パッと見の印象。
それですべて決まります。

それで何となく『野暮ったい』とか『スタイリッシュ』とか判断されるのです。

 

「あれ?今日シンプルでかっこいいね!」

みたいな言葉は、会ってすぐ出てくる言葉ですよね。
上から下までジーっと見て判断するわけじゃないですよね。

 

 

ちょっと話が逸れ気味ですが、
リブとたゆみの話です。

 

リブ+たゆみ。

 

足したら、リブだけの面積よりさらに大きい面積になりますよね。

その面積が野暮ったさの根源として認識されるのです。

 

だって『たゆみ』というのは、

布の凹と凸があって生まれるものですからね。

山があれば谷がある、
ということです。

 

ちょっとくらいなら(面積が少なければ)、大して気になりません。

ですが、まあまあ大きいたゆみを作ってしまうと、
相手の意識をそこへ集めてしまいます。

 

野暮ったく感じる度合いが強くなるのです。

 

だから、リブが太くキツイものは野暮ったく見えてしまうのです。

 

スタイルの良い外人がリブのきついニットを着ても似合うのは、
脚が長いのと純粋に背が高いからというのもあります。

背が高いから、そのリブの影響力を弱めることが出来るんですね。

 

背が低い人よりも、体に占めるリブの割合を少なくなるからです。

 

そのため、
背が低いとか野暮ったい印象を抑えたいという場合、

 

リブが細く、伸縮性が弱いものを探すべきなのです。

 

 

裾のリブが細いものを探すのは、ちょっと苦労しますが探してみると意外にあります。
(どっちだよw)

 

理想の『裾クシュ』ニットを探してみて下さい。

裾クシュニットをうまく着こなしている人はマジで少ないので、
かっこよく着こなせればあなたは希少種になれますよ。

ガラケーを持ち歩いている人ぐらいの希少な人間になれます。

 

裾のリブが細く、伸縮性が弱いものですよ。