ダサくなる着こなしを知って、意図的に回避しよう!
というのがこのシリーズのテーマ。
題して、「おしゃれ失敗学」。
なぜ服装をミスってしまうのか。
なぜ同じ過ちを繰り返してしまうのか。
その失敗の原因を解き明かす・・・。
待望の第1弾。
ここに始動。
中途半端。
洋服に興味が無い人は、服を着るときどのような思考回路を辿るでしょうか?
「あー服選ぶのだりーな。」
↓
「まあでも、動きやすくて機能的な奴がいいな。」
↓
「ああコレコレ。動きやすくてあったかいんだよなぁ。」
↓
「スーツと違ってシワとか気にしなくていいし、楽だわ~。」
洋服に興味が無いと、おしゃれに見えるかとかじゃなくて、着やすさを求めます。
着心地だったり、スーツのように気を遣わなくて良いものだったり。
そりゃそうです。
おしゃれ度外視だったら、わざわざテーラードジャケットやスラックスとか着たくないですもんね。
誰の目にもさらされることの無い部屋着だったら、動きやすい格好でいたいですよね。
今パソコンで文字をカタカタとタイプしてる私もスウェットを履いています。
スウェットさいこーです。
でも、これはあくまで人目につかない場合。
人目に付けば多少なりとも身なりは気にするのです。
だって、みんないかに洋服に興味が無いと言えど上下スウェット姿で街を出歩きません。
さすがに人の目に耐えうる服装ではないから。
東京のような都会で上下スウェット姿なんて見ないですよね。
逆に浮きまくります。
私の地元ではしょっちゅう見ますけども。笑
みんな、「あいつ部屋着で外に出てきたぞ」と思われたくないんです。
悪目立ちしたくない。
だから、ほとんどの人は程度の差こそあれ、人の目を気にしているのです。
服に興味のない人たちは、
「服を選ぶのはめんどくさいけど、上下スウェットはさすがにヤバい。
外に出て人様に見られても、気にならないくらいの格好はしよう。」
だから着ていて、楽なものに落ち着きます。
着ていて気を遣わなくていいものに落ち着きます。
デニムとか、Tシャツとか、パーカーとか、フリースとか、ダウンとか・・・ね。
ちょっと雑に扱ってもシワになりにくいもの。
気軽に洗濯出来るもの。
そういう着やすいものは確かに楽ですが、それゆえのデメリットもあります。
なんか「へなっ」としちゃう。
そういう柔らかいものは、体にフィットします。
(だから着心地がいい。)
つまり、変に体のラインを出してしまうのです。
体のラインを隠せない。
photo by https://www.bazzstore.com/unfashion-blog/archives/1024
そうやって身体ラインを中途半端に出してしまうと体型が悪く見えます。
なぜか。
このような人たちは着心地優先になるため、自分の適正サイズよりも微妙に大きいものを購入してきます。
ジャストサイズだと窮屈に感じてしまうのです。
微妙に大きいサイズ感ではあるものの、着心地優先のため生地は柔らかいものを選ぶということになります。
ちょっと大きいものの、柔らかいため体にフィットするのです。
このときアモーダル補完が働くのです。
錯視のひとつ。人は隠されているものを自分の都合の良いに解釈してしまう現象。
日々体感するものの中に、「マスク女子」、「女子のミニスカ」などがある。
その刺激が脳に運ばれ、その刺激を情報に変換し、その情報を脳が映像化しているのです。
だって脚の形が見えたところで、問題無いですよね??
ネガティブな情報なら隠されている部分もネガティブに。
まとめ
- 微妙に大きいものを選ぶ
- 柔らかく体にフィットする素材を選ぶ
- スタイルが悪い
この条件を満たすと、
中途半端に情報を与えてしまい、実際のスタイルよりも悪く見えてしまいます。
ですから、自分の体型を良く見せるには、
相手の脳内にいかにポジティブな情報をねじ込むか。
これがスタイルアップの基本です。
PS
今回の考え方、本質的かつめちゃくちゃ重要なので是非覚えておいてください。
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