脳の「めんどくさがり」の性質をおしゃれに利用する。これが、非常識なスタンダードだ。

 

11:46~

この辺りから、脳の性質についての説明が始まります。

脳が好きなこと

・効率的なこと
・ゆっくりした変化

 

特に、今回は『効率』の方を掘り下げます。

こっちが今回の話に関係あるんですね。

 

 

 

『楽をしたい』脳。

 

脳はめんどくさがり屋です。

極力楽をしたい。

怠惰ですねぇ。

 

周りを見回してください。

人間の『楽をしたい』という気持ちが原動力になって生み出されたテクノロジーがたくさんありますよね。
人間に楽をさせるサービスがいっぱいありますよね。

車が長い距離の移動を可能にしたし、
スマホでゲームも支払いも電話もメールも写真も調べ物も時刻表も何でもかんでもできるようになったし、
クレジットカードのおかげでめんどくさい小銭の受け渡しをせずに済むし・・・

と、人間の『楽をしたい』『めんどくさいことをやりたくない』という根本的な性質がテクノロジーを前進させてきたのです。

 

こう言われてもいまいちピンと来ないかもしれませんね。

当たり前のことすぎて見えないんです。
近すぎて見えないって言うやつです。

でも、ちょっと考えると分かると思います。

あなたは毎日生活していて、「めんどくさ」と思うことがどれだけありますか?
その数だけ脳は楽を欲してます。

「楽したいよ~」って言ってますよ。
耳を澄ませてみて下さい。

私なんか常日頃から途絶えることなく、聞こえてきますよ。

 

脳は、めんどくさくなく楽なこと大好きなのです。

効率的で、
習慣化されていて、
慣れていて、
抵抗が少なくて、
考えなくて良くて、
意志力を使わなくて良くて、
決断力を伴わないことが、

大好きなんです。

 

はるか先の未来、あらゆるものが楽になったら人間はどうなってしまうんでしょうね。
今も十分、『楽』は加速してますけど。私も楽に飲み込まれて負けそうです。

未来の心配をしてる場合じゃありませんね。

 

怠惰とファッションの話、ですよね。

分かってますとも。

 

 

 

楽をしたい脳とおしゃれの関係

 

私はよく、このブログ内で人間は本質的にめんどくさがりだと言っています。なぜなら、これをベースにしておしゃれを語るからです。

それも私の概念の根幹の部分を。

 

おしゃれって何だ?

という問いを自分に浴びせ、掘って掘って掘って掘りまくったら、ここに行き着いたんですね。

 

しかも、この掘り当てた段階では脳の性質については知りませんでした。そのときはうまく言葉にすることは出来ませんでしたが、過去を振り返って言葉をアテレコするならこうです。

「おや?分かりやすい着こなしにすることはポジティブな影響を与えるんじゃないか・・・?」

というふうに漠然と仮説を立てていたんですね。
何となくですけどね。

 

それで試行錯誤して出てきた概念が、

『メリハリ』と『統一感』

ということです。

 

 

 

分かりやすい着こなしは認知的に楽

 

分かりやすい着こなしは認知的に楽です。

この『分かりやすい』という言葉は、とっても深ーいです。
1記事では到底語りつくせないので、機会をうかがって話していきます。

 

今回は言葉そのままに、分かりやすい着こなしはめんどくさがりな脳が喜びやすいんだなーってことを覚えて帰ってください。

 

私はよくコレクションの服装の例を挙げますが、コレクションの服って奇抜すぎる服装も混ざっていて、(っていうか奇抜じゃないことの方が少ないけど)

「異世界の住人ですか?」
「ここは不思議な国ではないですよ。アリスと一緒に国に帰ってくださいね。」

っていう感想を抱いちゃうくらい変な服じゃないですか。

とても街中で着られるようなものではない。

 

そういう服を見たとき、「良い!」感じないんですよ。
自分なりに評価するのに考えなくちゃいけないから。それってめんどくさい。エネルギー使う。

脳に負荷がかかるわけです。

プスプス~って音を出して脳がパンクしちゃいます。

 

だからこそ、脳に負荷がかからない服がいいのです。

じゃあ、分かりやすい服って何だよ?って話になってきますよね。

 

それは次で。

 

 

 

分かりやすい着こなしの代表はきれいめ

 

きれいめ。

分かりやすいじゃないですか。

 

皆来てるし、シンプルだし。

コレクションの服と比べても断然理解しやすいですよね。
パッと見、どんな服かイメージ着きますよね。

イメージがつくってことは、『わかる』ってことですよ。

 

なんら認知的に難しくない。楽。

 

もちろん、

認知的に楽=おしゃれ

の図式が成り立つわけじゃないです。

 

ただ、脳の性質に沿っているので、効果はあります。

私はここ以外におしゃれの本質を見出すことは出来ません。

 

よって、

非常識なニュースタンダードとします。

 

非常識なおしゃれの法則。

 

 

PS

結局ウケる服の答えは、その服装を見る人の頭の中にあります。

コレクションの服装を見ても、「良い!」って感じる人はいるはずですし。(コレクションを日頃からよく目にする人。コレクションに対して深い知識を持ってる人など。)

元も子もないですが、その人も持っている知識や経験で決まってしまうのです。

 

ただ、分かりやすい服というのは、脳の性質にダイレクトに訴えるものです。
そして、それは皆持ってるものです。

スタンダードとして、みんな標準装備しているものなのです。

いわば、基本ということです。

 

その先は自分で追求、伸ばしていくものです。