おしゃれに正解を求めると、本当のゴールから遠ざかる

 

「おしやれの方程式」
「おしゃれの正解」

などをうたう、初心者のためのファッション指南サイトとかありますよね?

 

ああいうのを参考にすると、おしゃれから遠ざかります。

激ダサ→無難にまでは持っていけるかもしれません。

その道中で見た目はマシになっていくから

「この道でいいんだ!」
「これで合ってる!」

と思ってしまいがちです。

 

ですが、これは大きな落とし穴です。

 

なぜか分かりますか?

それは、思考がおしゃれではなくなるからです。
頭の中がおしゃれじゃないのです。

おしゃれとは本来アート的なものです。

注意しておきますが、ここで言う「アート」とはあなたが今、イメージしてるものと少し違うかもしれません。ピカソとかダリとか美術館とか、そういうことじゃないです。

 

おしゃれとは、本来、総合力が必要なものだということです。

誰かの言う「正解」は色々”はしょって”あります。はしょってても、それが本質を突いたものならいいんです。ですがMr.Tが見渡す限り、”本質的な正解”を分かりやすく教えてくれてる人はいません。検索窓にカタカタ打ち込んで出てくるのは、本質が分からずにはしょってあるものばかりだからです。

 

そもそも体型に言及しない時点でナンセンス

これからあなたが参考にするべき人の特徴をお伝えしましょう。

それは体型について言及してる人です。

「このトップスは胸板が薄いと厳しいかも」
「○○体型だとこのボトムとジャケットの合わせはキツイかも」

とか、何かしら体型について触れる人は、あなたを意識しています

ですが、ほとんどの人は体型について触れません。
触れても申し訳程度。

 

人の体は千差万別です。

結構長いことブログを運営してきて、この画面1枚を隔てたあなたを考えると悩むようになりました。

「こういう体型だとむしろダメじゃね?」
「逆にダサくなるんじゃないか?」

と。

そのせいで一時期、キーボードをカタカタさせる指がしょっちゅう止まりました。
長いこと更新も途絶えました。

 

そのおかげで私は進化できたと思います。

その経験から言って、体型について言及するのは、すごく難しいです。
ほんとに。

知識だけじゃ足りません。
実践や考察、仮説も必要です。

これみんな放棄します。
難しいから。

しかもやっても多くの人はあまり見向きしません。

たとえば、たくさんの視聴者をつかまえたいYOUTUBERにとっては相性よくないですよね?
コスパが悪い。

 

 

だってそうですよね?

細身の人!ってしたらガッチリ体型の人は関係ないなと思ってスルーしちゃうじゃないですか。

コンテンツも複雑になりますし。

体型についての情報発信するのは難しいし、
視聴回数が正義のYoutubeやサイトで減る可能性もある・・・

ってなったらやらないですよね。

 

 

みんな

「ユニクロUのコスパ最強アウターはこれだ!売切れる前に今すぐ買え!」

みたいな方が好きじゃないですか。

 

そう。
視聴回数主義なら体型別とかあんまやる必要が無いんですよ。
(ネタに困ったらやる人もいるけど。そういうのは単発で大した内容じゃないのがほとんどです。)

だから体型について触れる人は、真の意味であなたをおしゃれにしようという気概がある人です。

 

是非、このことを心にとめて注視してみてください。

「おしゃれの正解」
「オシャレの方程式」

を打ち出すサイトなどは、十中八九、体型の視点がないです。

 

おしゃれはアート

Mr.Tが

「おしゃれはアート」

と言うのは、現状ロジカルに説明しきれないからです。
完全に解明されてないからです。

1+1=2

みたいな単純な話にはできません。

 

んーなんて言ったらいいかな。

科学とか論理って、カクカクな感じがあるじゃないですか。
こうならばこう!みたいな。

答えは1つ、
2つあったら矛盾してる!とツッコまれるような。

伝わります?笑

 

おしゃれは、もっと柔軟なんですよ。

フニャフニャやわらかい。

条件次第で色々と答えが変わる。

おしゃれにおける変数は色々あります。

あなたの顔立ち・身長・足の長さ・肌の色、、、、とか。

つまり、正解は人によって変わるんです。

だから、アート。

 

冷静に考えてみてください。
阿部寛とニノが同じ服着て、印象同じですか?

周り見渡してみてください。
そこら辺を歩いてる人、顔、体、全然違いますよね?

 

 

Mr.Tがアートと言うのは、こういう意味です。

おしゃれの正解に飛びついてもいいですが、「それ実態とは違からね」と言いたいのです。

「それカニじゃないよ、カニカマだよ!」

って感じ。

 

おしゃれはロジカルに語れない、というわけじゃない。

おしゃれはアート的だからといって、
”ロジカルに語れない”というわけではありません。

きっと、今あなたが考えている以上には、もっとロジカルに考えることができます。

ただ、ネット検索して出てくる「正解」や「方程式」ほど単純なものではないということです。

「正解」や「方程式」はある意味”ジャンクフード”です。
「うまい!はやい!やすい!」みたいな感じ。

スパイスの配合とかめんどくさいことしないで、
「うまけりゃいい!」と
化学添加物ドサー、油ドバーでつくる。
(ジャンクフードは十中八九、舌でおいしいと感じてるのではなく脳がおいしいと感じてます)

でもみんな、それを心のどっかで求めるから人気になる。
「正解」とか「方程式」というのは。

そりゃあなたも、ラクなほうがいいですよね?
Mr.Tもそう。

 

でも、ほら。
”はしょって”ますよね?

”はしょり”は何かを犠牲にして、引き換えています。

「時短したい」
「手軽においしいものが食べたい」
「お金をかけたくない」

これは何かしら犠牲にしてます。
いいことばかりじゃない。

 

逆に

「時間をかけて自炊する」
「手間をかけておいしいものを食べる」
「お金をかける」

と質が良いものを得られます。
健康的な食事もできるでしょう。

 

はしょればはしょるほど、ゴールから遠ざかります。
表面的にはよくなって見えるかもしれない。
でも、目に見えない次元で何か大切なものを犠牲にしているのです。

ジャンクフードを食べちゃダメと言ってるんじゃありません。
食べるなら何を犠牲にしているか、知っておくべきということです。

ジャンクフードなら栄養バランスや健康を犠牲にしていることが分かりやすいですよね?

でもお手軽ファッションノウハウでは何を犠牲にしてるか、見えづらいんですよ。

 

おしゃれを王道ロジカルで語るのはおいしくない。だからみんなやらない。

おしゃれを”王道で”ロジカルに語ろうとすると大変です。

たくさんの人に振り向いてもらえないし、おいしくないんですね。
ハッキリ言って、めちゃくちゃしんどいです。笑

そりゃみんなやらないよな、って思います。

 

それでも。
実はおしゃれをロジカルに説明しようという試みはあちこちでされています。

でもあんまり”ロジカルロジカル”してないので気付かれていません。

たとえば

  • 顔診断
  • 骨格診断
  • パーソナルカラー

なんかはその代表例です。

 

どんな顔にどんな服が似合うのか。
どんな体型にどんな服が似合うのか。
どんな肌にどんな色が似合うのか。

 

「センス」を分解して分析しようとした結果が診断コンテンツです。
だって診断することで、

「あなたに似合うファッションはこれだ!」

って導き出そうとするものじゃないですか。

 

その中身をのぞくと、できるだけ簡単で客観的な言葉で語ろうとする努力がうかがえます。
それでも学校の教科書のようにガチガチなロジックではないし、感覚的な言葉も多い。
だから服初心者男にはスルーされやすいと思います。

「なんかフワフワしてんな」
「よくわからねぇよ」

実際骨格診断の本のレビューにはこういった感想が散見されました。
まぁ確かに経験値がないとイマイチイメージしづらいところもあるんですよね。

初心者向け・センスが分からない人向けのコンテンツなのに、
初心者男がのぞいたら「使えない」と思われてしまうというジレンマを抱えています。

 

でも、誰かの「正解」「方程式」よりよっぽど、センスの実態に近いです。

なぜなら「人」に焦点が当たっているからです。

 

センスはきっと、解剖できる

センスってフワフワしてますよね?
よくわからない。

だから解剖しようとする。
知らないものを知ろうとした結果、人間は今、たくさんのことを知っていますよね。

人体、宇宙、ものごとのしくみ・・・・

「たたりだ」
「雷様がお怒りになられた!」

雷は雷神が起こしてるわけではなく、
ただの静電気だということも私たちは知っています。

日々常識が更新されていきます。
科学が進歩し新事実が明らかになっていく。
そうやってヒトは、積み上げてきた。

 

だから思うんです。
説明されてないことは、今説明できないだけできっと説明できる方法はあると。
それがMr.Tの根幹にあります。

 

暗黙知は逃げと思ってきました。
まだ説明されてないことを暗黙知として諦めたら、そこで試合終了です。
ブラックボックスのままです。

 

センスもそうです。
きっと、説明できる。大変かもしれないけど。

ひとつひとつ丁寧に紐解いていくと、さまざまな要素に分解できることが分かります。
もう既にお話ししましたよね?

顔・骨格・肌の色。
さらに言えば、足の太さや頭の大きさなんかもそう。

一般的にセンスあると言われる人。
その人たちみんな、骨格や顔・肌の色の知識を持っていると思いますか?

みんなどころか、ほとんどの人は持ってないです。
じゃあなんでおしゃれな着こなしができるのか。

それはもともと才能があるか、
トライアンドエラーの果て、
もしくは運です。

 

だからこそ他人をおしゃれにすることはできないのです。
それは自分にのみ通用する理論だからです。自分の体に最適化されているのです。
(中にはフィーリングで他人をおしゃれにできる超センスある人もいます)

だから有名なインフルエンサーであっても、
いざ目の前の他人をおしゃれにしようとすると「失敗してね?」と思うことは多いものです。

 

自分の成功体験を言語化してる人もいますが、解像度が低いのです。
解像度が低いから、いざ他人を目の前にしたときおしゃれにできないのです。
そこには自分の体と他人の体の”差異”があるからです。

解像度が低いと、目の前の人を無視します。
その人の体の特徴を捨てます。
そうせざるを得ません。
分からないからです。
それなら、失敗するのは明白ですよね。

 

顔や骨格・肌の色、、、、などなど。
これらを混ぜ合わせて最適解を導き出す、もしくは最適解を知りつつあえて離れる。
これがセンスだとMr.Tは考えています。

 

だから総合力というワケです。

 

ただし、反論もあるでしょう。

いくらそれが総合力と言ったところで、そんなのは机上の空論だと。
”おしゃれこれから初心者パンピー”には現実的じゃないぜ、と。

 

たしかに骨格や顔、肌色の知識など全部習得するのは大変です。
まぁでも、そんなにガッツリ知らなくてもいいとは思います。

実際Mr.Tは顔診断やパーソナルカラーや骨格診断の知識がパーフェクトなワケじゃありません。
わりと自分の独自理論のもと、着こなしを組み立てています。骨格診断やパーソナルカラーなどは補助的に使っています。

その独自理論は、「相対性」です。
相対性を意識しています。

私は「装対性理論」と呼んでいます。

今回はこれ以上深く掘り下げません。
かなり抽象的な話になってしまうからです。

 

じゃあなんでこの話をあなたにしたのかと言うと、
この話を知っておくだけでもあなたに価値があるはずだからです。

おしゃれの本質は

「アート的な営み」
「総合的・複合的な営み」

ということを知っておけば、誰かの甘い言葉に振り回されることはないでしょう。

適度な距離を保つことができます。

あとはあなたが参考にしてる人、その人との”体型差分”を分かっているとなお良いでしょう。

 

 

PS.

Mr.Tは言いましたからね?

おしゃれの正解とか方程式は実態とは違うからね?って。
あとになって、時間をムダにしたと思っても知りませんよ?

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