05.ウェーブ男よ、”あのYライン”は止めておけ。

01.「ウェーブ男のための着こなし講座」、始動。
02.ウェーブの象徴的な基本戦略。
03.ウェーブは○○を着ろ！ウェーブの”4番”アイテム
04．ウェーブ体型、スキニー推しのロジック。

Yラインって知ってますか？？

おしゃれをかじった人なら、誰もが知っているシルエット構築法です。

マジで色んな人がYライン推してますからね。
まぁ確かに「整った感」は出やすいシルエットかなぁと思います。

でも、ちょこちょこと欠点はあります。
〇ライン系は分かりやすさを追求するがゆえに、細かいところが捨てられてますからね。

Yラインは、

上半身をボリュームアップ、
下半身をボリュームダウンする着こなし術のこと。

具体的には、
トップスをゆったりしたTシャツやジャケット、
ボトムスにスキニーパンツなど細身のボトムでメリハリを出す着こなしのことです。

既に市民権を得ていて、初心者はここを通らずにおしゃれに踏み込めないほどです。

実は、

ウェーブ初心者はYラインに整えると失敗する可能性が高い

です。

・・・驚愕の事実じゃないでしょうか？？

Yラインに慣れ親しんでいるほど、
「マジかよ・・・」と衝撃が大きいはずです。

ウェーブがYラインに手を出さないほうがいい理由

それは、体型の弱点をより目立たせるからです。

これまでお伝えした通り、
ウェーブは上半身は華奢で、
上半身はムチムチ。

Yラインに整えようとすると、
体型をカバーするどころか、
より強調してしまうことがあるんです。

あっと。
その前にちょっと訂正です。

全てのYラインがダメなわけではありません。

ある状態というか、条件がそろうとダメになります。

これって誰も教えてくれないんですよ。
教える側も気づいていません。

「Yラインというフォーマットを提供するから、うまくいかないパターンは人それぞれ。たくさん試して自分で気づいて！」

ってことになってます。

それは決して悪いことではありませんけどね。
何度も試して、自分で気づくってことはとても重要です。

それでもショートカット出来るものはしたいですよね？
私もこれを読む立場なら教えて欲しいですもん。

ってことで、
ウェーブのYラインがうまくいかないパターン、
お伝えしちゃいますね。

それがあえてトップスを大きくする場合です。

Mr.Tは、

”ジャストフィットYライン”
”オーバーサイズドYライン”

と区別してます。

Yライン、区別してる人いないですよね？
Mr.Tが調べた限りでは、Yラインを細分化して解説してる人いませんでした。

Yラインはざっくり2つの方向性があります。

• ダウンやコートなどジャストフィットでボリュームを出すパターン
• ジャストフィットじゃボリューム不足だから、あえて大きくするパターン

この２つ。

ジャストフィットでボリュームを出すのはオススメ。
だけどもオーバーサイズでボリュームを出すのはオススメしません。

ウェーブは上半身が華奢で、
下半身がムチムチ。

今まで何度も何度もお伝えしているように、
華奢な上半身にゆるっとしたトップスは、
上半身を貧相に見せます。

体と服の間に、たっぷりと空間が広がってしまうんです。

それが違和感の正体になります。
「なんか違う・・・」と。

Mr.Tはこの違和感の正体をずーーっと言語化できていませんでした。

「オーバーサイズドYラインはうまくいかないことがある・・・でも理由は分からない」

みたいな。

Mr.Tだけじゃなく、読者様にも

「オーバーサイズのトップスを着るとおばさんみたいになった」

というコメントをいただきました。

だからまずはジャストフィットYラインの方から試すことをオススメします。

03.ウェーブは〇〇を着ろ！ウェーブの”4番”アイテム。

ダウンとか、フリースとか。
あえてオーバーサイズにしなくてもボリュームアップしてくれるアイテムは神です。

PS

「オーバーサイズドYラインはダメなの？？」

と思われるかもしれません。

オーバーサイズ流行ってますし、
このトレンドに乗っかった方がおしゃれに見えやすいのは間違いないですからね。

もちろんやりようはあります。

しかし、これまた繊細なバランス感覚と、自分の体型理解が必須です。

「ウェーブの着こなしって顔大きく見えない？」

「えー大変そう」
「難しそう」

と感じるかもしれませんが、
これまでは、

「何度もトライアンドエラーし、自分のベストバランスをつかみ取れ！」

みたいな脳筋的アプローチしかなかったので、
だいぶ視覚化しているつもりです。