めちゃくちゃ鋭い質問をいただきました。
着眼点が素晴らしいです！
こういった質問には目を爛々と輝かせながら答えてしまいたくなりますね。
大好物です！笑
もー、もっと後に出そうと思っていた大事な秘密まで答えてしまったじゃないですか！笑
コメント欄には収まりそうもなかったので、
記事でお答えしますね。
こんにちは。
最近いろいろ骨格ウェーブの事を
調べていて思ったのですが、
ウェーブにおすすめのアイテムや
着方って、
顔が大きく見えがちなものが多い気がしていて、
ウェーブはこういうのを
着ましょうっていうのを着てみると
今度は顔の大きさが目立ってしまう気がして
しっくりきません。
ウェーブで顔が大きい場合同バランスを
取ればいいのでしょう。
「ウェーブ推奨アイテムは顔が大きくみえない？」ってことですが・・・・
これは全くもってその通りです。
それを知っていながら、これまで触れなかった理由があります。
シンプルに難しいからです。
この話を骨格診断を知ったばかりの人に話しても「なんだかよく分からない・・・」とスルーされるのが見えているからです。（このブログの歴史は骨格に頼らないファッションノウハウの構築から始まっていますが、あんまりウケがよろしくなかった・・・。笑）
これはウェーブの着こなし中級・上級の話です。
骨格だけでは紐解けないのです。
他の視点もミックスする必要があります。
ウェーブのセオリーに沿うならば、
ウェーブの着こなし戦略は、
・コンパクト
・上に重心を持ってくること
でしたね。
服はコンパクトにすればするほど、ナチュラルボーンの姿に近づきます。
「とんねるずのもじもじくん」とか、
全身タイツ姿を想像してもらえれば分かりやすいかな・・？
すると必然、
頭身バランスが悪くなり、
「あれ？スタイル悪い気がする・・・」
と感じやすいです。
「ダイエットして服が似合わなくなった気がする・・・」
と思う人は意外と多いと思いますが、
それは体の肉が無くなって、体積が減り、
頭身バランスが崩れることが原因です。
ここに骨格診断の無理が生まれます。
「骨格」だけでは限界があります。
なぜなら服は、骨格一つで片付けられる問題ではないからです。
骨格診断は骨（のパターンによって導き出される似合う服）なので、「頭の大きさ」という要素は排除されています。
「じゃあ使えないじゃん」
って思うかもしれませんが、
たくさん視点を集めることが大事なんです。
「骨格による似合う服はこれ！」
「頭身バランスを考えると、こっち！」
ときには矛盾することもありますが、
そういった視点をたくさん持ち、考えることで自分流のバランスが見つかります。
自分だけの最適解ですね。
人の体は十人十色、千差万別だからです。
同じところもたくさんありますが、違うところもたくさんあります。
（本来混ざらない水と油を混ぜ合わせるのかごとく、視点の矛盾を混ぜ合わせるのを知っているのがMr.Tでもあります。グフフフ。）
骨格は服を眺めるときの一つの視点に過ぎません。
考え方の一つです。
でも、大きな視点。
良いとこ取りしちゃえばいいんです。
「骨格診断はツール」
と言っている理由がまさにこれです。
さて。
ここからが質問に対する答えです。
本題に入るまで長かったですね・・・。
ごめんなさい、悪い癖なんです。
結論は、
「ウェーブ推奨の服を着なければいい」
ってことになります。
ウェーブの呪縛から解き放たれましょう。
ウェーブ推奨の服を試し、違和感を感じることが出来ている質問者様であれば大丈夫だと思います。
ただし。
着こなしの難易度は上がりますので注意してください。
より繊細なバランス感覚が求められます。
そこで
ちょっとだけオーバーサイズ
を試されることをオススメします。
これは私も、めちゃめちゃ使ってる戦法ですね。
↑ダウンはやはりオススメ。
自然に体の体積増やせるから。
骨格診断の視点からいけば、「ウェーブ×オーバーサイズ」って結構禁忌なんですよ。
トップスをオーバーサイズにすれば貧相に見えやすいし、
ボトムスをワイドにすれば、下手するともっと足が太く見える。
もちろん、服をオーバーサイズにすれば顔を小さく見せやすくなりますが、体が貧相に見えやすくなり違和感を感じるリスクが上がります。
それじゃあ本末転倒なんですね。
だからこそのチョイオーバー。
でもさっきも言いましたが、結構繊細なバランスです。
ウェーブスタイルアップの秘密は、
どれだけ自然にオーバーサイズを着こなせるか
です。
ちょっと難しいと思うんですが、是非挑戦してみてください。
PS
最近Mr.Tは、
「多少なら顔大きく見えてもいいんじゃないか？」
と思っています。
そこまで頭身バランスに気を配っている人、あんまりいなくないですか？
それと、女子視点の話になりますけど、
「Tくん、細身の黒パンツ穿いてほしい！」
ってよく言われるんですよ。
やっぱり女子の中に問答無用で黒の細身パンツ好きが一定数います。
これぞイメージの力。笑
頭が大きいと感じるには、ある程度遠くから見ないといけません。
あるいは、他の人との比較。
周りの人が顔の大きさに気を配ってない現状と、
細身パンツのイメージの力による現実歪曲を考えると・・・
そんなに気にしなくてもいいのかもしれない、という結論に至りました。
そういう考え方もあると、ラクになるんじゃないかな？ということで紹介しました。
実際に黒の細身パンツ穿いてると、「え～いい！」「これ好き～」ってなります。
よっぽどパッツンパッツンにしていなければ大丈夫だと思います。
Mr.Tは秒で見ちゃうけど。笑
嫌なヤツですね～。
これはもう職業病です。
許してください。
外国人があまり気にしないで着ているのを見ると、勇気もらえますね。
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質問者です！！
ブログでの回答ありがとうございます。
こちらのブログを読んでいて
なんとなーく
全体のバランスが一番大事なんだろうなとは
思っていたのですが、
そのバランスが一番難しいので、
大変だなぁとずっと思っていました。
オーバーになりすぎると
着られてる感が出ますし、
かと言ってタイトめとかジャストを
目指すとなんか貧相だったりと。
最近はジャストめだーと思った服を
サイズワンアップすると、
お？いいかもとなることがたまにあるのですが、
それもやりすぎると大きい服を着てるだけに
なりやすくて、試行錯誤中です。
参考になりました。ありがとうございます。
ご返信いただきありがとうございます！
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＞こちらのブログを読んでいて
なんとなーく
全体のバランスが一番大事なんだろうなとは
思っていたのですが、
そのバランスが一番難しいので、
大変だなぁとずっと思っていました。
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まさにその通りでして、
特にウェーブは繊細なバランス感覚が求められます。
頭を小さく見せようとすると、体と服が馴染まず、違和感が生まれ、
得意な服を着ようとすると頭が大きく見えてしまうという・・・
本当に難儀な骨格です。
だからこそ、そのサポートをしたいという思いがあります。
このブログがあるから、むしろウェーブで良かったと思えるような・・・。
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＞最近はジャストめだーと思った服を
サイズワンアップすると、
お？いいかもとなることがたまにあるのですが、
それもやりすぎると大きい服を着てるだけに
なりやすくて、試行錯誤中です。
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いや、もう、いいですね。
本当にそんな感じです。
その繰り返しで、自分の最適なバランスが見つかっていきます！
ちょっと大変かもしれませんが、そのプロセスも楽しいし、最適解が見つかったときの達成感もやはり格別です！
応援しています！
PS
記事に書き忘れてしまったんですが、
オーバーサイズを試すときは、
質問者様がおっしゃるように1サイズアップなど、
やりすぎないオーバーサイズを試すことと、あともう一つ。
トップスは身幅（ヨコ）が大きめのものがオススメです。
タテに長いと重心が下がり、スタイルが悪く見えるので、
タテはほどほどにしておきつつ、
ヨコをぶかっとさせると、
うまくいくことが多かったです！
良かったら試してみてください！