【おしゃれクエスト MIX~服と自分を相対化(仮)~】
おしゃれは組み合わせに過ぎない。
お店に並んでいるモノを手に取り、お会計を済ませ、着るだけだ。
既に出来ているモノをレゴブロックのように組み合わせるだけ。
ブロックを一から手作りすることは無いと言っていいだろう。
ただしレゴのように一から組み立てることは無い。
あなたは初めから持っているものがある。
そう。それはあなた自身だ。
あなたは量産マネキン型ロボットではない。
スーパーユニークだ。
さあ今日からあなたを主役に服を選ぼう。
心配しなくていい。
何も突飛な服を着ろというのではない。
ベーシックでもあなたらしさを出す方法はある。
【ゴール】自分を最高にかっこよく演出すること
これ以外のゴールがあるだろうか。
私は思いつかない。
これを良しと思えなければ、退出した方が良いかもしれない。
あなたの時間を浪費してしまうかもしれないからだ。
【ルール】
・TPOW(時/目的/場所/人)を踏まえる
・おしゃれには要素がある
・その要素には見えるものと見えないものがある
・見えるものの代表はシルエット、色。
・見えないものはイメージ。人が心の中で思い描くもの。
・その要素を組み合わせて印象を作り上げる
・要素は心が介入するため無数にある
・組み合わせには2つの方向性しかない
・つまり調和の方向性が2つということ
・「対照」と「類似」
・「異ならせる」か「似通わせる」か
・その良いバランスを探す冒険だ
【武器】
あなたは自分をかっこよく演出するための武器が使える。
存分に活用して欲しい。
・相対化
おしゃれは組み合わせである。
そして組み合わせは必ず2つから成る。
ひとつじゃ組み合わせられない。
「組む」とは、お互いの相性を考えることだ。
比較し、お互いにどのような影響があり、どんな印象になるのかを考えるのだ。
バランスを考えるのがこのゲームのキモだ。
相対化はそのための心強い味方になるだろう。
最初は難しいかもしれない。
だが、この武器は指数関数的に強くなる。
聖剣エクスカリバーをもらった気でブンブン振り回してほしい。
・「メリハリ」「統一感」
「組み合わせの相性を考えろ」と言われても全く想像が出来ないかもしれない。そんなあなたにもうひとつ武器をプレゼントだ。
【ルール】で組み合わせは2つの方向性しかないことを述べた。
そのルールに、従順なワンコのように従えばいい。
私の首輪はとっくの昔に繋がれている。
色でも、シルエットでも、イメージでも何かしらで「メリハリ・統一感」を出す。
そうすれば、人間にプログラミングされた本能で自動的におしゃれに見えるはずだ。
このルールに則り、職人のようにスキルを磨き上げよう。
たとえ水平線しか見えない海のど真ん中にいようと、コンパスとしての役割を果たすのだ。
説明書はここまでだ。
目の前におもちゃを前にして説明書をうんざりするほど眺めたくはないだろうからね。
だから最後に少しだけおしゃれゲームをプレイしての感想を喋って終わろうと思う。
私は既におしゃれゲームをプレイしている。
この組み合わせゲームは最高に楽しい。
自分がどんどんかっこよくなっていくからだ。
今までと違ってファンタスティックな点が、フィードバックが出来ること。
上手くいかなくて首を傾げる毎日とはオサラバ出来るということだ。
そんな毎日はジワジワと無意識のうちにストレスが溜まっていくものだろう??
「相対化」つまり、「比」を自由自在に使いこなせるようになるとボーナスステージに突入する。
組み合わせたときにどこがダメなのか、分かってしまうのだ。
それまで頭上に「???」を浮かび上がらせるだけだったのが、ダメな理由がしっかり分かってしまう。
今みんなおしゃれゲームのルールを知らずにプレイしている。
確かに最初から能力値がチート級のプレイヤーもいる。
おいおいラノベアニメじゃないんだから・・・と思わずにはいられないが、仕方がない。
だが、多くの人間は能力値は平凡だ。
それなのにゲームルールが分からない。
まるで敵を倒しているのに経験値が雀の涙ほどしか手に入らないのだ。
誰かは知らないがゲームマスターに経験値をピンハネされている状態だ。
しかも気づいていない。
しかし。
このルールに則ってゲームをプレイしたら、敵を倒した分だけ経験値がもらえる。
相応の経験値を積むことが出来るのだ。
だから面白い。
全くレベルの上がらないRPGなんてつまらないだろう??
あなたもおしゃれクエスト、通称『おしゃクエ』をプレイしてみないか?
一緒に冒険できる仲間が増えれば私も嬉しい。