雑誌を開けば、外人外人外人。
ここは日本だぜ。
なのにモデルは外国人。
肌が白くて、細くて、背が高くて、脚が長くて、イケメンで、、、、、、
そういうもとがパーフェクトな奴が服を着てるんだ。
かっこよくならないわけがない。
もうこれはどうにもならない事実なんだ。
「洋服は細くて背の高い奴が有利」
これはゆるぎない事実。
でも、コレ何でだろう?
なぜ背の高い人がかっこよく見えるんだ?
人間の本能なのか?
テレビやそのほかのメディア、それに影響を受けた世間に洗脳されちまったのか?
うーん。分からない。
でも海外行って背の高い外国人に並んだとき、自分がすごく子供に思える。
同じ年、もしくは年下だったはずなのに。
自分がちっぽけに思えた。
ちょっとだけ惨めに思えた。
外国人は目鼻立ちもシュッとしてるから、余計にかっこいいし。
「ただ立ってるだけで俺の自尊心、傷つけんなよ。」
あぁ。そういうことか。
端正な顔立ちと身長が高い細身体型というのは、本質的には同じなんだ。
分かる?
端正な顔立ち、つまり顔がシュッと整ってるってことだと思うんだけど、
それは、顔にメリハリがあるということなんだよね。
凹凸がはっきりしてる。
出てるところは出て、引っ込むところは引っ込んでる。
対して日本人はメリハリが無く、平面的な顔してる。
のっぺりした顔立ち。平たい顔族。
これを「身長と体型」にまで話を延長してみよう。
全然難しくない。
ただ、縦が長いと横幅との差が大きくなる。
縦と横の差が大きくなるということは、、、
身長の縦幅・横幅においてのメリハリがつくということになる。
緩急がつくようになる。
背が高いだけで起伏のある体になるということなのだ。
あらららら、シュッとした顔だちと身長の高さは本質的に同じことだったんだ。
「クソォォォォォ。
外国人に生まれたかった。
高身長・イケメンの白人に生まれたかった・・・。
そしたら人生イージーモード・・・。」
と思っても何の意味も無い。
そんなのは来世の楽しみにとっておくしかない。
今できることをしよう。
私は日本人だし、あなたも日本人だと思う。
出来る限りのことをしよう。
ありのままの自分を受け入れられれば、あなたはスタートラインに立てる。
よく見てみると、外国人だって背の高くないやつはいっぱいいるし、かっこよくないやつはいっぱいいる。
背が高くて、イケメンで、脚が長くて、、、、
っていう天から二物も三物も与えられるような奴なんてほんの一握りだ。
人は自分の姿かたちを選べない。
でも、その素材を生かすか殺すかはあなたにかかっている。
「自分」という唯一無二の素材を生かせるのはあなただけだ。
自分史上最高を目指してもいいじゃない。
ここはそれを体現する場所なのだ。
だから、初めからかっこいいモデルを参考にしてはいけない。
参考にならない。
おしゃれになかなかなることが出来ないのは、それも大きな原因ではないかと思う。
参考にするのは、あまり体型が整ってない人を参考にするべきだ。
それも、自分の体型と近そうなら尚良い。
でも、そういう人たちを見つけるのは難しいかもしれない。
なぜなら、おしゃれな人は、自分の体型をきれいに見せる術を体得しているから自分とその人が同じかどうか分かりづらいからだ。
私も見つけ次第随時紹介していきたいと思う。
今回は一人だけ紹介する。
顔はイケメンではあるけれど、身長は高くない。
独自の世界観、雰囲気がある御人だ。
nesaiさん。
photo by http://wear.jp/
今のファッションのメインストリームに乗っかることなく自分だけの着こなしを作っている。
いつかこの方の着こなしも解説したいと思う。
あともう一つ。
おまけとして、細身のパンツを履かなくても、脚は長く見せられるということを知ってもらいたい。
なぜ知ってもらいたいのか。
「脚を長く見せるためには細身のパンツを!」というのが、常識としてあなたの考えに根付いているのではないかと考えるからだ。
それは、半分正解で半分間違い。
脚が短く、太めの人はなかなか脚長に見せるのは難しいし、
細く見せることが脚長の極意の全てではないのだから。
白状するが、私は脚が平均よりも3cmも短くお尻も大きい。
脚を長く見せるのは難しい体型をしている。
だから常に脚を美しく見せられるように、ボトムスのチョイスや着こなしには気を付けている。
下の画像を見て欲しい。
それほど脚が短く感じないのではないだろうか。
むしろ脚の占める割合が大きくきれいな体型をしているように見えるのでは?
ボトムスは全く細身でない黒のカーゴパンツ。
シワは所々に入っているし、野暮ったい印象になる。
でも体型はきれいに見える。
それは、
自分の体型を理解しているから。
強みと弱みを理解しているから。
シルエットがきれいに見える仕組みを知っているから。
それらを必死に考えてきたから。
この一つの着こなしにいくつもの考え方やテクニックが詰め込まれているのです。
まあ、この着こなしは女子受けはしなさそうですけどね。笑
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