「白パンはチャラい。」
「脚が太く見える。」
一度は挑戦しようと思ったものの、
いざ足を通して見ると、
やけに下半身が目立つそして、合わせにくそう・・・。
特に、黒の細身パンツを穿いていたなら尚更じゃないでしょうか。
「やっぱ黒が安定だよな!」
と白パンを棚に戻す・・・。
もしくは、
軽薄そうなイメージが付きまとい挑戦する気にもなれない。
白パンって、髪を明るい茶色に染めて、肌も茶色に焦がしたチャラい人が着るアレでしょ??
・・・・・・。
チッチッチ。
そうじゃないんだな~これが。
このような白パンのイメージがつきまとうのは、細身を選ぶからです。
白をきちんと理解すれば、よりクリーンで洗練された見た目を作ることが出来ます。
というか、黒スキニーより日本人に合っているのは白パンの方です。
この記事で、あなたの白パンの見方はガラリと変わることでしょう。
Mr.Tはすでに白パンの虜です。
細身の白パンは愚策です。
「白は膨張色だから」
と言って、ギュンギュンに細くしてる人がたまにいますが、それは大きな間違いです。
確かに白は太く見えます。
その太さを中和したいがためにギュンしたいのは分かります。
昔の私もギュン穿きしかけたことがありました。
でもそれって、
白の特性を考えるとあらゆる方向で逆です。
全部裏目に出ます。
なぜなら。
白は膨張色でありながら、その影をシワに落とす。
細身にしたら、脚にピタッと沿うことになりますよね??
そしたらよりシワが生まれやすくなるのは火を見るよりも明らかなはず。
脚の構造はプリングルズのパッケージのようなきれいな筒ではなく、いくつもの骨が連結されて、その上に肉が乗っかっています。細身のパンツを穿きながら、脚に触れない、なんてことはムリゲー極まりない話です。
これが黒なら、
仮に脚にピタッと沿うスキニーだとしても、シワによってできる影は黒ですから同化し目立ちません。
白×細・・・・
この組み合わせはヒトカゲを海で戦わせるようなものです。
火タイプのポケモンを苦手な水のフィールドで戦わせるなんて・・・
初心者トレーナーでもしないですよね。
じゃあ、ヒトカゲを戦わせるならどこがいいでしょうか??
それはマグマが沸々と湧き上がる火山なんてどうでしょうか。
ヒトカゲもきっと満面の笑みでウキウキハイテンションで戦ってくれるでしょう。
白も得意なフィールドで戦わせてやるべきなんです。
白パンは太めでこそ力を存分に発揮する!
「白×太」
白がポテンシャルを最大限発揮できる組み合わせです。
白は膨張色。
膨らみ、広がり、実際よりも大きく見える色です。
これは、存在する色の中で白が最も明るい色だからです。
光を最も反射する色。
光とは色であり、色とは光です。
光って輪郭あります??
「シャーペン一本で光を表現してください」
と言われたらとても難しくないですか??
太陽を直接見た経験、誰もがあると思うんですが、
まぶしくて、光が広がっているような感じがしたと思うんです。
それと同じです。
拡散するように見える色が白です。
だから太パンなんです。
日本人に白パンがオススメな理由
日本人は脚が短く太めです。
これのカウンターとして、
「黒×細」で出来るだけ細く見せよう!
っていうのが、ウケて今のおしゃれの基本になってますよね。
拡散する白とは逆の収縮していく色の黒。
プラス細身。
黒はシワと同化しますから、白の弱点を完璧にカバーしているように思えます。
ただし、これは”脚のみ”にフォーカスしたら・・・の話です。
どういうことかというと、脚が短めな日本人は必然、上半身の面積が大きくなります。人は、上半身と下半身分かれますから、上半身が短くなれば下半身は長くなり、上半身が長くなれば下半身は短くなる、というシーソーの関係にあります。
だから、胴長短足状態で下半身を極端に細くすると、上半身が余計デカく見え、下半身は小さく見えます。
こうなると上下のバランスを取るのは非常に難しいです。
外人のスナップを見ていると、この上下のバランスが美しいのです。
具体的には、外人は下半身の面積を日本人より確保できているのです。
ということは・・・ほら。
白の膨張色が役に立つときが来ましたよ。
白で下半身の面積を大きく見せることで、服は断然整いやすくなります。
上半身でちょいとヤンチャして着丈を長くとり過ぎたとしてもカバーできます。
下半身の面積を出来るだけ残す。
これが日本人がファッションを攻略するための鍵ですから、太白パンはまさに日本人が喉から手が出るほど欲っしているピースのはず。ですが、ほとんどの人が気づいていません。ファッションを楽にさせてくれるものなのに。
白パンの選び方と穿き方3ポイント
私は太白パンだけで数本あります。
そんなMr.Tが選び方のポイントについて解説します。
ポイント1:真っ白ではなく、少しくすみがかった色を選ぶこと。
ライトベージュや、生成り、オフホワイトなどです。
トップスと馴染みやすくなり、圧倒的に合わせやすくなります。
白ってある意味極端な色なので、目立ちやすいんですよ。
だからそのトーンを落とすことによって、全体から浮かないようにする。
こうすることでだいぶ取り入れやすくなります。
私の画像は真っ白に見えると思うんですが、もうちょっと生成り、オフホワイト寄りです。
ポイント2:脚の形を拾わないくらいの太さのものを選ぶこと。
ゴリッゴリに太いワイドパンツを選ばなくてもいいです。
が、出来るだけ脚から離れてシルエットを作れるボトムを選んでください。
ストレートのパンツをサイズを1,2サイズアップさせるのもアリです!
Mr.Tもよく、ボトムをサイズアップして買いますよ!
ポイント3:アンクル丈ではなく、靴に少しかぶせて履くこと。
これは選び方ではなく、穿き方です。
太めのボトムを穿くときは、靴に少しかぶせることで、より下半身の面積を確保できるので脚長効果をより期待できます。
また、太さによっては丈足らずに見えるので、それを防ぐためです。
これらを守って、選び・穿いてもらえれば、白パンの新たな一面を発見できるはずです。
あなたの洋服の着こなしはもっとラクに、おしゃれになることでしょう。
トップスにネイビーなんか持って来れば、めちゃめちゃ清潔感出る着こなしになります。プラス上半身に収縮色を持ってくることで、上半身をコンパクトに見せることも出来るのでさらにスタイルアップ効果も高まります!
念押しますが、こんなに太いパンツじゃなくてもいいですよ。
ワイド慣れしてないと、最初は抵抗出るでしょうから。
大事なのは、白の膨張色を利用して下半身の面積を確保することですから。
ケーススタディの外国人の着こなしは、もう少し細めですからコレも参考にしてみて下さい。
Mr.Tは迷ったらとりあえず白パン穿いてますね!
だって整うんだもん!
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