こんな弱小ブログの1記事に辿り着く前に、数々のファッションサイトを覗いたことと思います。
その時になんて書いてありました??
「色合わせは~~で、」
「アイテムはシンプルなのを~~」
「洋服のシルエットはこう整えよ!」
と、たくさんピックアップされていたと思います。
そんな色々ごちゃごちゃ考える前に、Mr.Tの結論はシンプルにこうです。
スタイルアップにフォーカスせよ。
この一言に尽きます。
色だの、アイテムの組み合わせ方だの何やらする前にスタイルアップを目指した方が良いと思うんですね。これを軸に考えていった方が早くかっこよくなれます。
もしあなたが、色合わせに悩んでいたり、アイテムの組み合わせをどうしようか迷っているのなら・・・すぐさまその労力をシルエットを整えることに費やした方がいいと思います。分散ではなく集中。
実際。
男に求められるファッション要素を究極的に削ぎ落したら、スタイルアップくらいしか残らんのでは?と思います。
ファッション雑誌やサイトが長身モデルを多用することからも、それは明らかじゃないですか??
もちろん、色やアイテムの合わせは大事です。
「テーラードジャケットとデニムを組み合わせて~」
「燃え盛るような赤をポイントで差し込んで~」
みたいなのを考えるのも楽しいです。
でもそうやって、脇道に逸れることであなたはおしゃれから遠のいていくのです。
なぜなら、
色やアイテムの知識を仕入れると、
「自分がおしゃれに見えないのは組み合わせ方が悪いのかな・・・」
と考えるようになり、色々組み合わせを試行錯誤することになるからです。
カッコよさ、おしゃれさに一番影響するのは「シルエット」なのに。
それに触れないで、色やアイテムをさわさわしてても効率悪いですよ、ってことなんです。
Mr.Tもずいぶん遠回りしてきました。
もっとスタイルアップ・シルエットにフォーカスしておけば良かった。
そうすればムダな時間を使わなくて済みました。
おしゃれ1年生だと、
「色の組み合わせどうしたらいいんだ・・・」
「どんな服を着ればいいんだ・・・」
って悩みがちだと思います。
でもそれに悩むのは後でいい。
色合わせなんてぶっちゃけ黒白グレー紺あたりで組んどけば、ひどいことにはなりません。男のファッションに求められるのなんて「シンプル」「清潔感」くらいなもんです。それ以上は+αのステージです。
アイテムもそうです。
「このジャケットかっこいい!着たい!どう合わせようかな~」
など、アイテムを入り口にしたら失敗します。
遠回りします。
自分に合うのはどんなアイテムか?
底上げしてくれるのは何か?
これが最初に押さえておきたいポイントです。
まずは体型をきれいに見せること。
スタイルアップの技術を知ること。
すべては自分。
自分が軸であり、基準。
これは動きません。
「ビビッ!」と来ても自分に似合わなければ、着る回数は次第に少なくなりいずれタンスに永眠させることになります。Mr.Tはそうでした。逆に、最初「んー」と思っても、自分を底上げしてくれるものは残っています。
それでも色やアイテムの知識をシャットアウトするのは不安でしょう。
でも、心配することは全くありません。
なぜなら、スタイルアップにフォーカスしたとしても最低限の色や洋服の組み合わせ知識は入ってくるからです。
考えてみてください。
そうやって色やら、アイテムやらで細分化していても、結局は服ですよ??
「服を着る」
ただそれだけの営みなんですから。
だから安心してください。
スタイルアップを軸として、そこに知識をくっつけていくイメージでいいのです。
あれもこれもとやらずに集中した方が、あなたは早く成長できます。
スタイルアップとは?
「スタイルアップ」
とは、具体的にどういうことなのでしょうか。
それは、洋服のシルエットを入念に整えるということです。
「洋服のシルエット」
これは洋服を身にまとったときの、輪郭だと考えてください。
炎天下の中外に立っていれば影が現れますが、そんな感じ。
影絵のようなもの。
ハンガーにつるされた服と、実際あなたが袖を通した服の見え方は違いますね??
それは、あなたの体が洋服のシルエットに影響を及ぼしているからです。
服は、多少の差はあれどあなたの体に応じて「ぐにゃり」と形を変えます。
「鉄で出来てて、腕曲げられない・・・」なんてことないですよね。
肘を曲げれば、服は「クシャ」っとシワを寄せながら、あなたの動きに応えます。
まぁ、当然なんですけど。
(でもこういう当たり前を改めて丁寧に追うことが意外と大切だったりする・・・)
「ディスプレイを見たときはかっこよかったのに、着てみたら全然違った・・・」
というのはかなりあるあるです。
あなたの体を踏まえる必要があります。
踏まえた上でのシルエットを考えようぜ、ってこと。
着たときのシルエットが大事。
「あなたの体」という名の制約
ところで。
あなたは凄腕の絵師ですか??
絵は上手ですか??
もしそうなら、真っ白なキャンバス片手に自由に想像し創造することが出来ますね??
あなたの頭次第で無限に表現できます。
これをファッションで考えると。
あなたが着る以上、「あなたの体」という下書きがすでに出来上がっています。
もちろんこの下書きを完全にトレースする必要はなくて、上から修正をかけることも可能です。
腕の曲線に合わせてカーブがかけられた美しいジャケットなど、ボディラインを美しく見せたり。
ただ、大幅な修正は厳しいです。
かの最年少国家錬金術師エドワード・エルリックでも人体錬成に失敗していますし、身長を伸ばせずコンプレックスを抱いたままですから、パンピーの我々では「体を造り替える」大それた錬成は望み薄といったところでしょう。(アームストロング少佐を見習い、筋骨隆々ボディを目指してボディラインを改変するというのも一つの策かもしれません。)
冗談はさておいて・・・
自分の体に沿わせつつ、美しく見せるという考え方が重要になります。
素材の良いところを引き出していきましょう。
まずは自分を知らないと始まらない
冒頭でちょろっと触れましたが、
スタイルアップには、
自分を知り自分に合う服を着ること
が大事です。
自分を知るのは一朝一夕ではいきませんが・・・
割と手軽な方法として骨格診断がオススメです。
骨格診断は自分の体型を美しく見せる方法を知るにはうってつけです。
まずこれが判明しないと、次の打ち手が見えてきません。
骨格診断はどんな服を選んでいいかわからない、どの方向に進んでいいか分からない・・・大海原でさまよっているあなたが進むべき道を示す方位磁石となるものだからです。
シルエットを整えるときの注意点
ややフライング気味ですが、あなたがシルエットを整える際の注意点も話しておきましょう。
Mr.Tがこれだけ、
「シルエットが大事だ!」
「スタイルアップにフォーカスしろ!」
と言ってると、
姿見に穴が開きそうなほど、自分の体をじーっと凝視する人が出てきます。
その「シルエットをミリ単位で整えてやるぜ!」的な職人気質は買いたいのですが、その心意気では微塵も服の輪郭は見えていません。
これではいけませんね。
なぜなら、服のシルエットは「全体」が重要だからです。
実はこれ・・・おしゃれビギナーズがハマりやすい落とし穴です。
凝視すればするほど、細かなデザインにとらわれて想像以上に服のシルエットが見れていません。
「いや、俺はそんなミスしないから大丈夫だな」
っていう人ほど危ないです。
人間の設計上、じーっと見るほど全体が見れないようになっています。
不可能なんです。
あるファッション本に、
「コーディネートを確認するときは薄目で!」
的なことが書いてあったと思いますが、薄目でぼんやりさせることで初めて全体を見れるようになるからです。
人間にプレインストールされたプログラムが繰り出すトラップにひっかかり、抜け出せなくなってる人が後を絶ちません。
あなたは気を付けてくださいね。
薄目で、リラックスして、全体を捉えるのです。
いつも参考にさてももらってます。いつもありがとうございます
こちらこそご覧いただきありがとうございます。
気づくのが遅くなり申し訳ございません。
あなた様のその一言が励みになります。
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