ロールアップの真実。

ロールアップ(9分丈)は脚を長く見せるためのものではありません。

これは結構誤解されているのですが、脚を長く見せるというような趣旨で記述されているサイトもあるようです。

では一体何のためにロールアップをするのでしょう??

何となくおしゃれだから??
アメトラっぽさが出せるから??
きれいめに合うから??

実際にロールアップしている人も「何となく」で使っているのではないでしょうか??

雑誌とかでやってるし・・
おしゃれな人がやってるし・・
コートに合わせると何か良く見えるんだよね・・・

などなど帰ってくる答えとしてはこの辺りが想像できます。

ロールアップの意味というか本質、考えたことありますか??
どんな効果があるか知っていますか??

 

今回はそのロールアップの真実についてお話していきたいと思います。

実はロールアップって奥が深い世界なんです。
そんなに単純な話じゃありません。

 

あ、別にロールアップの本質的なこととかどうでもいいっていう人は、この先読む価値がありませんので退出された方が賢明です。笑

 

 

ロールアップの意義

これは第一に、長い裾をクシュクシュとたゆませずに穿くことが出来る点です。

裾がクシュっとなっているよりも、すっきりしていた方がきれいな印象になりますからね。


photo by https://www.bazzstore.com/unfashion-blog/archives/1024

だからこそきれいめな服たちとの親和性が高く、
うほっ。ロールアップ、コートに合うじゃん!」と直感的に感じます。

これは統一性ですね。
以下の記事でも説明しました。

ファッション・コーディネートの基本。洋服の合わせ方。

 

まず前提として、ロールアップは裾をスッキリさせ、きれいな印象を作るために使われます

 

 

ロールアップは脚長に見えない!?

問題なのはコレ。

ロールアップがスタイルアップ効果があると言われているが、本当なのでしょうか??
(「脚長に見せる」ことはスタイルアップと同義として進めていきます。)

で、一般的にロールアップがスタイルアップに効果があると言われている根拠として、脚が細く見えるというのが真っ先に言われているのではないかと思います。

確かにロールアップをすれば、脚を細く見せることは可能です。

同じ長さでも細いものと太いものを比較すれば、細い方が長く見えますね。
だから、脚を細く見せれば長く見えそうです。


(やばい、クソ雑・・・笑)

しかし、脚が細く見えるからと言って、脚長に見えると結論づけるのはちょっと早いです。

 

なぜなら、基本的にロールアップは、脚を長く見せることを犠牲にして脚を細く見せているからです。

「????????????」

多分今、あなたの頭の上にはこんな風にはてなマークが浮かんでいるのではないでしょうか。

でも大丈夫。
ちゃんと説明していきます。

 

 

ロールアップで脚が短く細く見えるメカニズム

以下の記事で、人は脚の長さをどうやって判断しているかについて解説しました。

【図解】脚が長いかどうかは「比で決まる」って知ってた??

簡単に記事内容をまとめるとこうです。

 

脚の長さはパッと見の一瞬で認識されます。
その認識には、下半身に身につけているものの中で一番面積の大きいものが、脚の長さを決定する大きな判断基準になります。
だから、その面積を相対的に大きくするために、比の考え方が大事なんだよ~と伝えました。

ってな感じの記事内容ですが、伝わりました?

 

この記事の内容が頭に入ったら、今度はロールアップのメカニズムについて見ていきましょう。

 

画像右がロールアップの簡略図になるわけですが、この場合、最大の面積はボトム
で、認識されるのは9マス分です。

ロールアップして面積を減らしているので、ロールアップすると脚が短く見えてしまう可能性があるわけです。

でも、そんな単純でないのがロールアップ。
どれだけロールアップするかで印象は変わってくるのです。

なぜなら、ロールアップをすることによる錯視効果が表れるからです。

その錯視とは、アモーダル補完です。

おしゃれ失敗学①

 

*アモーダル補完とは?
与えられた情報をもとに、隠された部分を脳が都合よく解釈してしまう現象。
ex.)マスク女子、ミニスカ etc….

アモーダル補完 https://coreran.com/wearing-thin-clothes

 
 
つまり、ロールアップで脚の中で最も細い足首を見せて、アモーダル補完が起きることで脚を細く見せることが出来るというわけなのです
 
足首という、細い部分だけ(いいところだけ)見せて、他の太い部分は隠すことで細く見せているということですね。
 
 
だから逆にロールアップしても、足首をしっかり見せないと、ほっそりした印象を相手に与えることは出来ません。
 
足首を見せることが肝だからです。
 
 
すっきり見せることが出来るだけですね。
 
 
 
このくらい足首を見せることが出来れば、かなりほっそりとした印象を与えることが出来ます。
現に今あなたも上の画像と見比べたとき、下の画像の方が脚を細く感じるのではないでしょうか??
 
 
だから、ロールアップというのは、脚を短く見えるリスクをはらみながら、細く見せることの出来るテクニックなのです。
 
 
もし、脚長効果だけを得たいならば、裾がかなり細いボトムをクッションを溜めないように穿くべきです。
(さらに効果を上げるならば、靴と同化させひとつなぎにするべきです。)
 
 
 
 
こう書くと、
じゃあロールアップは何のために使うの??
 
と思うかもしれません。
 
 
安心してください。
ロールアップに生かす着こなしがあるんです。
 
 
 
 
 
 

ロールアップに最適な着こなし方とは??

それはYラインを意識する着こなし方です。

これはもうすごく相性がいいです。

Yラインとは、上半身にボリュームを持ってきて、下半身のボリュームを極力抑え、上下でメリハリを利かせる着こなしのことを言います。


photo by http://wear.jp/

だから・・・・・。

 

気付きました??気づいちゃいました??

 

そうです!

ボトムはロールアップして面積を減らしているので、メリハリがつきやすくなります。
しかも、足首をしっかり見せることで細見え効果もあるので、非常にYラインシルエットが整いやすくなるのです。

 

以上のことを踏まえれば、あなたはロールアップを自在に使いこなすことが出来るようになります。

より洗練された着こなしを構築していくことが可能になるのです。

 

 

 

まとめ

  • ロールアップは裾をスッキリさせ、きれいな印象を作ってくれる。
  • 脚が多少短く見える可能性もはらんでいるが、足首をしっかり出せば細く見えるので、まあイーブンかな。
  • Yラインと相性◎

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