めちゃめちゃシンプルな話。
私たち日本人の羨望の的、
それが西欧人だからです。
言ってしまえばそれだけなんです。
スタイルを良く見せる、最低でも悪目立ちさせない方法を最初に身につけた方が、より早くおしゃれに近づけますよ、ということ。
だってそれが、みんなの頭の中にあるんだから。
そうじゃないですか??
恋愛ドラマに登場するのは、背が高くきれいな顔面の人が多いですよね。
これを逆手にとって、電車男的なカウンターもありますけど、たいてい見目麗しい方々ばかり。
小栗旬を舞台で見たことがあるんですが、カッコよさにシビれましたよ。笑
男でも惚れます。
ブランドのモデルは西欧人ばかりだし、日本人だとしても背が高い人が多いです。雑誌モデルの募集要項には「175cm以上!」と身長制限がかかっていたりします。
アニメもそうです。
少女漫画の男キャラは、やけに目鼻立ちがシャープな男ばかりが登場してきますし、頭身数えるのもおぞましいほどの顔の小ささでドヤ顔してきます。
だからスタイルアップが一番の近道だと思うんですよね。
実際、私もその理想像が骨の髄まで染み込んでいるのか、自分の服装に納得がいくようになったのは、徹底的にスタイルアップをするようになってからでした。
で、振り返ってスタイルアップに何が効果的だったかと言ったら、
下半身を整えることなんですよね。
何の宿命か、
日本人はどうしても脚が太く短い傾向があるので、下半身に如実に差が表れます。
だからまず、そのマイナス分を出来るだけ取り返すところから始まります。
おしゃれの最短ルートは『下半身雪だるま式』
新しく何かを学び始めるとき、
「コア」があると身につくスピードが早くなります。
勉強法でもありますよね。
雪だるま式。
まずコアとなる知識を身につけて、そこからクモの巣状に手を伸ばして次々とキャッチしていく方法。
カターイ芯さえあれば、転がすだけでペタペタと雪はくっついていきます。
それが大きくなるほど吸収効率はどんどん上がっていきます。
大きくなれば、1周したときに地面に触れる面積は段違いですからね。
でもそのカタイ芯。
これが大変。
おしゃれってフワフワしてるじゃないですか。
ぼんやりとしていてつかみどころが無いからベースはどこにしようか、悩んだんですよ。
グラグラしたところに家建てたくないじゃないですか。
その曖昧さを出来るだけ取り除いたところに、コアを構えようとしたかった。
その結果が「スタイルアップ」と言うことになります。
なにせ、触ることが出来て、目に見える体が基準となるからです。
服好きたちは物量でコアを身につける
ファッションオタクたちは、憧れの服装があり、そこへ猪突猛進するなかで様々な知識を身につけ、いつの間にかコアが出来ているものです。
体系的・・・とは言い難いかもしれませんが、
感覚として身についてる状態です。
でも、好きなものってそうですよね??
調べるのが苦じゃない、
ついやってしまう。
「やるな!」と言われてもやってしまうもの。
あなたも親に隠れてゲームをやった経験は無いですか??
ゲームっていつの間にか上達してますよね??
私は、親に隠れてゲームやって、漫画をよく読んでましたよ。
そういうものって、頑張らなくても知識はいつの間にかついてるし、うまくなってる。
ファッションも例にもれず、そうだと思います。
(ただ明確な基準が無いので、客観視出来ないとおもっきし逸れる可能性もありますが・・・)
私が以前働いたお店の同僚は、スケーターファッションに身を包んでいて、ブレない服装をしていました。(Mr.Tはブレブレですね。笑)
彼には「スケーター」という足場があるんです。
だからその近いところ、「ストリート」系のファッションにも詳しいです。
確固たる土台があれば、てくてくいろんなジャンルに遠征出来るようになります。
徐々に徐々に自分の領土を増やしていきます。
領土は増やさずに、地下帝国を築くかの如く深く掘るタイプもいますけど。
でもそういうのって、服が相当好きじゃないと厳しいものがあります。
何年もかかって自分の好きな雰囲気、スタイルが分かってくるものだと思います。
ファッションは特に体系化されているわけじゃありません。
だから、正攻法でより確からしいものを探っていくと、歴史、つまり「カルチャー」に行き当たります。
ヒストリーに沿えば、説得力が生まれますからね。
実績と言ってもいいと思います。
フツーに考えても、口だけ人間は信用されませんよね。
過去達成してきた実績(自分史)があって初めて信頼が得られるというものでしょう。
服好きたちは自分のアンテナの赴くままむさぼるように知識を吸収しています。
好きだから。
いつの間にか量こなしている。
それがいくつも折り重なって、彼らのコアになっているんです。
フツーの人たちのためのコア
ファッションインフルエンサーの中には「カルチャーが無い着こなしはダセェ」と言う人もいますが、全ての人がそこまで追い求めるのは難しいでしょう。
そこまでの熱量、あります??
私は無かったですよ。
Mr.Tも正直カルチャーとか全く興味のない人間でした。
ただ、俳優のようなカッコイイ服装が出来ればいいというだけのウスッペラーイ動機で始まっています。この活動は。
フツーの人が、
「服のことをもっと知りたい!」
と思うのは、服に興味が出て、服に接する時間が増えて、それでも熱は増していく一方・・・くらいでようやく深ーい情報を知りたいと思うのではないのでしょうか。
だからMr.Tにカルチャー求められても、差し出せるものはあまりありません。
カツアゲされても、「チッ!これしか持ってねぇのかよ!しけてんなぁ!」言われるのは目に見えています。
服についてマニアックに発信しているインフルエンサーをフォローしてください。
私は構造の方に興味が向かう人間ですので。
「服にそこまでの熱量は無い」
「でも出来る限りかっこよく見せたい」
こうあなたが思っているのなら、
コアを下半身にすることをオススメします。
下半身を徹底させた先にマジョリティが見えるから。
それを足場にしておけば、ちょいとヤンチャしてもバランスは取れるでしょ、というのがMr.Tの考えです。
もし逸れすぎたら戻れば良いし、
程よく個性出したいならスタイルを整えてからやれば失敗は確実に減ります。
スタイルアップには限界があるけど、
表現には限界が無い。
だからこそ、スタイルアップを先にやる。
で、そこから降りていく。
そうすることで、
もっと服に興味が出てきたとき、
もっと着こなしを楽しみたくなったとき、
心強いあなたのパートナーになります。
もしそれ以上熱を帯びなかったとしても、今よりカッコよくなればそれでOKでしょう?
だから私はまず最初のコアとして下半身から始めることを強く推します。
PS
このコアの作り方は、カルチャーとかそういうものと世界線が違うんですよね。
あなたがおしゃれするための”エピソード0”みたいなものかもしれません。
だって・・・
誰しも、
「小栗旬のように高身長で生まれたかった・・・」
と思うでしょう??
そのギャップを出来るだけ埋めるための手立てであり、
そのポテンシャルをMAXにすることでおしゃれをやりやすくするものであるからです。
PPS
「無意識のうちに刷り込まれた理想」
についてもっとディープな話が聞きたいもの好きはこちら。
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