男がパーソナルカラーやるのは意味ない?続

男向けに書いたパーソナルカラーの記事が急にブログ内ランキングトップに躍り出ました。
こちらです。

男のパーソナルカラーが使い物にならない理由。

もう3年4ヵ月も前に書いたものですし、
テンション低いし、
読んでて楽しくないし、
細かいところは古い部分もあるので困っています!笑

あと内容がストイックすぎるのと、誤解を生みそうだなっていうのもあり・・・。

続編と題して、訂正・補足をすることにしました。

 

今のMr.Tは3年前と比べて、実力も上がっていますからね!ムキッ!

 

あと、時間が経ち、今は状況が変わっているところもあるので。

まぁでも根本のところは変わってないので安心して欲しいです。

 

結局、パーソナルカラーは男に意味あるの?

もったいぶっても仕方ないので、結論から言いますね。

パーソナルカラーは男でも意味あります。

意味はあるけど、人に教えるのも自分でやるのも難しいです。

男で「パーソナルカラー」の意味が分かり、グーグルに答えを求めてここにたどり着く。
あなたは男の中でもレアな人です。
そんなあなたなら、その難しさは何となく想像つくのではないでしょうか?

だからメンズファッション関係のチャンネル・サイトでパーソナルカラーに触れてない人は多いです。
最初から切り捨てて自分のポジショントークに持ち込んでいる人もいます。

 

そう。
難しいからです。

しつこいようですが。

 

 

「男×パーソナルカラー」はコスパが悪い!

あなたは参考にしているサイトやYoutuber、チャンネルなどはありますか?
もしあるなら、ちょっと思い浮かべてみてください。

男で服を教えてくれる人は、パーソナルカラーや骨格などに触れてましたか?
個人にフォーカスした情報を提供してくれましたか?

多分そういう情報はあまりなかったはずです。
今は少しずつ増えてきましたが、女性に比べたらまだまだ圧倒的に少ないのが現状です。

 

そんな状況だからこそ。
あなたは、男にとってパーソナルカラー意味あるん?と、疑問に思っているのではないでしょうか?

女性はパーソナルカラーを意識してるのに、男はそういうコンテンツが無いから。

 

どうしてこんな状況に陥っているのでしょうか?
それは、いくつもの要素がテレビ裏の配線のように絡まった結果だと考えています。

 

  • メイクなどをしないので女性より経験値が少ない、溜める機会もない
  • ゆえに細かな色の違いが分からない
  • 難易度が高い
  • メンズ服はカラバリが少ない
  • 男はオトナっぽさが求められ、大人っぽさ≒モノトーン、暗い色
  • パーソナルカラーが効果小の人、効果大の人がいる(一部意識した方がいい人がいる)

 

男にとって不利な要素がたくさんある・・・。

ぶっちゃけ、男が手を出すのはコスパが悪いのです。

(まれに効果が高い人がいるので、その人はやった方がいいパターンもあります。)

 

男はメイクしないし(最近はメイク男子増えてますが)、リップの赤はどれも同じだろと考えている人がほとんどです。
同じ赤でもいくつも種類はありますが、その違いが分かりません。
昔のMr.Tもよく分らなかったです。

だから細かな色を区別する土壌が整ってません

 

それにメンズ服は、カラバリ少ないですよね?
黒・ネイビー・グレーなど無難な色が多いです。

また、男に求められるファッションは、「大衆ウケ」という意味では大人っぽさです。
だから暗い色が好まれる。

 

さらに、パーソナルカラーの効果には個人差があります。
ハッキリした肌のタイプだと相乗効果が得やすいんですよ。
(厳密に言うとちょっと違うんですが、長くなるので割愛で。)

 

以上から、男のパーソナルカラーはコスパがあまり良くないってことなんですね。

それを知ってか知らずか、男では触れない人が多いと思います。

 

ここで、もうちょっと具体的な方針、結論を急ぐと、
ある程度服について知ってから、手を出す方がいいです。

それよりも先にやるべきことがある、ということですね。

 

こう言うと、なーんだパーソナルカラーって意識しなくても良さそうだな!と思われるかもしれません。
まぁほとんどの人はそうかもしれません。
そんな服に時間取られたくねーぜ!ほどほどでいいぜ!って場合には。

ある意味、男にとってパーソナルカラーはストイックすぎるかもしれませんね。

ただ、あなたがフォローする発信者。
その発信者は骨格やパーソナルカラーを知っている人がいいと思います。

なぜなら、その発信者は”あなた”を意識してるからです。

「骨格とかパーソナルカラーとか別にどうでもいいよ」

的なスタンスの発信者は、あなたの体のことなんて全然考えてないですよ。
”考えてるふう”です。

例えばYoutubeは、たくさんの人に見てもらってナンボの世界。

ですよね?

再生回数がそのまま収益に直結します。

だから特定の体型に絞るなんてのはもってのほか。

また、そうじゃなくても、

「○○の体型な人はこれ!」
「○○の体型な人にはこっち!」

と体型ごとに区別して話すのは経験や知識が無いと出来ないことです。
しかもその体型について閲覧者自身もある程度分かってないとスルーされるので、時間・労力などのコストがかさむばかりで、あまり益が無いのです。

商品紹介・レビューだけ。
服の着こなし方だけ。

っていう人をフォローしてもうまくいかないことはよくあります。

だって一番大事な、”あなた”自身に矢印が向くような情報が一つもないのですから。

最後にまた触れますね。

 

 

パーソナルカラーはどのくらい大事?

ちなみにMr.Tは、自分に似合う色を結構意識してます。

コスパが悪い・・・これは裏を返せば、やれば差がつくということでもあるからです。
やる人が少ないから。

それにMr.Tは上半身が華奢で、色々と盛る(色だけに!)必要がある足し算志向な骨格です。
似合う色も明るめで、盛れる効果もより高く、積極的に色を取り入れてます。

 

似合う色、似合わない色はあります。
肌の色があるので当然です。
冷静に考えたらそうですよね?そこに色があれば、相性は必ずあります。
選ぶ色によって、顔色が良く見えたり悪く見えたりします。

例えばMr.Tはオレンジが得意な色です。
鏡に映る自分の姿を見てもそう思うし、実際周りの人からもそう言われます。

オレンジをトップスに持ってきたとき、顔がパッと明るくなるのを感じます。
顔面が若く見える。
合う色をトップスに持ってくると、レフ版のような働きをしてくれるんですよ。

 

また、服と自分が一体化してる印象も出ます。

そう。
エヴァンゲリオンです。
シンクロ率です。
服と自分のシンクロ率が上がる。

もともとオレンジってあんまり好きじゃなかったんですよ。
でも、自分にバフかけてくれるからだんだんと好きになっていきました。

 

やっぱり、自分に合う色を着ている人を見ると魅力的に思います
個人的な趣味を垂れ流して恐縮ですが、地毛が金髪に近いライトブラウンで色素薄めの女の子が明るい色を着ているとグッと来てしまいます。グサッときます。つい目で追ってしまいます。

 

 

パーソナルカラーだけでスタイリングはできない

もちろん「パーソナルカラーだけじゃ無理」っていうスタンスは変わってません。
パーソナルカラーはあくまで一つの要素。

今、いろいろあるじゃないですか。

顔タイプ診断とか、骨格診断とか。
それもさらに細かくなっていたり・・・。

そういうのすべてに言えることは、戦術のひとつというか、武器のひとつなんですよ。

 

おしゃれな人、人をおしゃれにするスタイリストのことを「センスいい!」って言いますよね?

そのセンスっていうのは総合力なんですよ。
スタイリング総合力。

「このデニムとこのジャケットが合いそう!髪型はこうして、靴はこれ!」

自分の体に合っているもの、自分の肌色に合っているもの、服と服の相性を瞬時に判断してパッと組んでる。
これがセンスだと思うんです。

これって誰にでもできることじゃないですよね?

もともと才能があったのかもしれないし、
とんでもない量のトライアンドエラーをしてきたのかもしれません。

うまく言語化はできなくても、瞬時に組める。

いいですね。
羨ましいですね。

 

じゃあ誰もが再現できるようにするにはどうしたらいいでしょう?
その再現率を少しでも上げるにはどうしたらいいでしょう?

 

誰もが理解できるように言葉にすることです。
言語化することです。

ノウハウ。

人は、目に見えないものを、言葉にし、伝え、打率を高めてきた。

試し、科学し、「これをやったらこうなる」と因果関係を探ってきた。

 

ファッションセンスの因果関係は、長いことブラックスペースだったと思います。

ただ、最近どんどん解剖されてきたように思います。

 

そこで。

センスの実態は何なのか?

Mr.Tの考えを特別に少し話します。

 

Mr.Tはこう考えています。

「多重同時並行処理」

です。

 

・・・・・。

あーっ!今ブラウザバックしようとしたでしょ?
分かるんだからね!!

難しくないので、あとちょっとだけ聞いていってください!
多分損しないんで。
1分ください。

 

どういうことか?

あなたが何かを習得しようとするとき、ステップバイステップで学んでいきますよね?

 

Mr.Tはたまに、反対の左手で

ご飯を食べたり、
卵をかき混ぜたり、
ドライヤーで髪を乾かしたりするのですが、

このとき、「多重同時並行処理」がどういうことか、頭ではなく体で分かります。

 

あなたも是非やってみてください。

あなたの熟練の利き手は小さな豆一粒でさえ、上手に舌の上に持っていけるでしょう。
しかし、反対の手では恐ろしいほど難しくなります。
たとえできたとしても、利き手と同じようにとはいかないはず。
利き手の動きを逆手でトレースしようとするとゲロムズイことに気が付きます。

どの指にどれくらい力を入れるのか、
手首をどんなふうに動かすのか、
ひじの動かし方・力の入れ具合・・・

Mr.Tは右手と左手を持ち替えながら、完全に真似しようとトライしてますが、とんでもない難しさです。
これは頭ではムリです。パンクする。お箸を全身全霊でブン投げたくなるほどもどかしい気持ちでいっぱいになります。

カクカクした動作になるはずです。

 

ロボットって人間のようになめらかに動けないですよね?

「歩く」

これすら、実は、とても難しい動きです。

人は簡単にできてしまうので気づきにくいですが。

歩くっていうのは、片足でバランスを取ることの連続ですからね。

アシモ(?)が初登場し、人間のように二足歩行し、話題をかっさらっていました(Mr.Tも歩くだけで拍手喝采されたい!)が、めちゃくちゃすり足でしたよね?

ちょこちょこちょこちょこって。
めっちゃ小股。
小股なら片足になる時間少なくて済みますからね。

歩くって、実は難しいんです。

まぁ今はバク転できるロボットがあるみたいですけどね。

っていうか、正しく歩けてる人少ないと思いま・・・・ってちょっと話が逸れそうなので戻します。

 

 

まとめますね。

何か習得しようとするとき、同時にタスクをこなさないといけません。

人間の脳には限界があります。
同時にたくさんのことをできません。
同時にたくさんのことをやるには、無意識でできるようになるしかありません。

特に最初は、ひとつひとつ意識しながらゆっくりやらないとできない。

 

それをひとつずつクリアしていって、意識しないで出来るようになっていく。
その積み重ねで一つの動作が上手に、スムーズにできるようになっていきます。

ひとつ無意識でできるようになり、
またひとつ無意識でできるようになり・・・

この積み重ねで、多重同時並行処理ができるようになります。

難しいことができるようになります。

 

スタイリングもそう。
アクションではなく、すべて頭の中で完結するので気付きにくいですけど。

 

スタイリングも多重同時並行処理なら、センスを分解しないといけませんよね?

分解してパーツにしてそれをひとつひとつクリアしていくことで、パッと瞬時におしゃれなスタイリングを組むことができます。

そのセンスを分解したもののひとつがパーソナルカラーだと、Mr.Tは考えているんです。
骨格診断もそのひとつ。
顔タイプ診断もそのひとつ。

だからパーソナルカラーだけじゃダメってこと。

OK?

 

 

3年前と今

で、3年前に記事を書いたときは、そういう総合的な力を持ったスタイリストっていなくて。
いやいたんだと思いますけど、目立ってなくて。

だからああいう内容になりました。

でも今は、優れたスタイリングする人、「パーソナルカラーだけ!」みたいな人じゃなくて、顔やパーソナルカラー・骨格診断などを駆使する人もチラホラ見かけるようになってきました。総合的な力を持つスタイリストが出てきた。ビフォーアフターが素晴らしいスタイリストがいる。(時間をかけず手っ取り早く変わりたいなら、頼むのも一つの手じゃないですか!料金分かりませんが!)

 

 

なので、ちょっと状況変わってるよなーと。

あと、ユニクロ筆頭にカラバリが本当に豊富になったので、自分に似合う色を見つけやすくなり、以前よりもパーソナルカラーの現実味を帯びてきたと思います。

ただ、男が独学でやるのは依然として難しいままですけど。

やはり、メイクする女性と違い、男の色の感度はどうしても低くなります。

百貨店に入ると、1階でブランドモノの化粧品が売られてますよね?
ですから、チラ見したことくらいはあると思いますが、赤のリップひとつとっても微妙なニュアンスの違いで何色もあるじゃないですか。そういうの日頃から目にしてる、試してる女性とは違いが出るのは当然ですよね。

 

武器として使うなら有益です。
問題は難易度です。

 

パーソナルカラー意味ねー!って言ってる人もいるんで注意してください。
それは自分の理論に引きずり込むためのポジショントークです。
自分が分からないこと、できないこと、難しいことを理由に捨てることを選び、進化をやめた人の言葉です。

現にそう言ってる人のスタイリングと、ちゃんと”分かってる”人のスタイリングでは雲泥の差が出ます。

なぜか分かりますか?
パーソナルカラーを無視するってことは、人を無視するからです。
服を着る「人」について考えなくなるからです。

つまり、「あなた」を無視しているということです。
目の前の人物を無視し、ロジックオンリーでスタイリングを組みます。
だからおかしなことになる。

服を着るのは他でもないあなたなのに。

画面の向こうの人はあなたのことを考慮してませんよ?
理由はシンプル。難しいから。

これが、発信者は”そういう理解がある人がいい”って言った理由です。

 

Mr.Tはなるべくweb上でそれを実現しようと四苦八苦しています。
そのためには結局あなたに力をつけてもらうこと、分かってもらうことです。

難易度の問題からパーソナルカラーにはさほど触れていません。

パーソナルカラーよりもまずは骨格診断からやることをオススメしていますね。

 

 

PS

パーソナルカラーを考えるきっかけになるアニメ

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