※少しネタバレ含みます。
こんにちは。
体型逆算男のMr.Tです。
普段は体型逆算によるスタイルアップを主に解説しています。
ちょっと面白そうなこと書きたいな~と思ってたので、新しい試みです。
今回は題して、
「着せ恋」でおしゃれになっちゃおう!
いやぁ~是非、この記事を読んでおしゃれに興味持ってもらえたら嬉しいです!
その前に、「着せ恋」見ました?
「これは人気出るな・・・」って完成度でしたね。
もっと話題になってる時に見ればよかった・・・と後悔してます。
本編でも書いてますが、Mr.Tはジュジュ様推しです。
顔の造形が神なんですよね!
さて。
このアニメ、コスプレが題材だけあって隅々まで色彩調和が意識されてるんですよ。
しかも分かりやすい!
だからこそ、ジェントルメンに是非解説したいと。
おしゃれに興味ないメンズ~既に服に興味あるメンズまで、幅広く役に立つ内容かなと思います。
ただ。
ちょびっとだけネタバレ含むんで、一回見終わってからの方がいいかもしれません。
かわいい女の子を見ながら、色のお勉強もできる!
最高ですね!
さぁ、「着せ恋」で色彩感覚を鍛えちゃいましょう!
あ。
ちなみにMr.Tはアニメの色彩設計に詳しいとかじゃないです。
アパレルで働いていた経験と独学で色について勉強しました。
では、行きましょう!!
【Lesson1】目の色と髪の色
登場人物の多くは髪の色と目の色が同系色です。
ちょっと見てみてください。
ジュジュ様、心寿、ヒロインの友達までみんなそうです!
(ヒロインのまりんちゃんは例外で、赤のカラコン入れてますけどね。それでも毛先は赤っぽくしており、金髪と赤目のツナギのような役割をしています。)
ほとんど髪の色からちょいズラした色になってます!
この感じ!
この感じよ!
同色系をズラして取り入れることで、一体感が出るんですね。
他のアニメも全部そうかというと違います。
スパイファミリーのアーニャなんてピンクの髪に緑の目ですしね。
こういうふうに、髪と目の色を常に合わせてるわけじゃありません。
キャラをより立てるため、っていうのもあるでしょう。
着せ恋ではちょくちょくメイクの話なども出てきますので、
色彩調和は意識されてるんじゃないかなーと思います。
(スパイファミリーが色彩調和意識してないってことじゃないですよ!)
まぁでもアニメの中でアニメのコスプレするから、極力目立たない色合わせにしてるのかもしれません。
いずれにせよ、おしゃれ男子が色彩を学びやすいのは間違いありません!
髪と目の色が同系色っていうのは、リアル(三次元)でもそうですからね。
髪と目の色に限らず、似た色合わせにするっていうのは、色の調和を考えるときの基本ですね。
これについてはレッスントゥーで、掘り下げていきましょう!
ウォーミングアップ終わり!
【Lesson2】学校の制服
ヒロインと制服
制服に注目。
目を引く水色のチェックパンツに白シャツ。
そして・・・ブルーグレーのネクタイ。
青ベースでまとめられてます。
同色系の色合わせは当然まとまります。
空と海みたいな感じですかねー。
ヒロインの金髪が映えるように水色なのかな?
金髪と水色っていいですよね。
爽やかで、みずみずしくて、キラキラしてて。
チェックの線も赤と黄色で、ヒロインの髪の色を拾ってます。(あと爪も!あとチークも!目じりのメイクも!笑)
ファッションでは、
色を「散らす」「拾う」ってよく言います。
これをやる意味はまとまりが出るんですよ。
ちょっと分かりづらいんですけど、靴下見てください。
オレンジのラインが入ってるの分かります?
それは着こなしに一体感を生むためにやってるんですね。
これだけで一気に統一感が出てくるんですよ。
するとあら不思議!
なんだかイイ感じに見えちゃうんですねー!
オレンジって派手な色なんで、差し込むとちょっと浮いちゃうんですね。
そういう着方もあるんですけど、色を散りばめることで派手な色も収まり良くなるんですよ。
ジュジュ様と制服
「色を散らす」
「同系色で合わせる」
これが分かりやすいのがジュジュ様の制服姿なんですね。
↑再生ですぐ出てきます!一瞬だしちっちゃいけど。笑
尊いですね~
あぁ、、、ジュジュ様かわいぃぃぃ、、、
ジュジュ様はピンクベージュの髪にそれと近い目の色。
リュックはピンクで、制服もヒロインとは対照的な赤系ですね。
やっぱり統一感は意識してると思います。
つまり赤をベースにしながら、明るさや色味を調整しながら配色されてるんですよね。
その赤系ベースを抜けば、使ってるのは、白と黒だけですからね。
白黒はイメージうんぬんはおいといて、理論上はどの色とも反発しません。
色味がないから。
無彩色と言われるヤツです。
Mr.Tも結構こういう考えなんですよね。
基本こんな感じです。
色味をそろえながら、ちょっとずつ変えていくみたいな。
そうすると、一体感がありつつ動きも出せるんですね。
ちなみに、ジュジュ様のご尊顔が一番完成度高いと思ってるんですよね。
ピンクベージュの髪と目の色、肌の明度・・・一番噛み合ってるなと。
この色素が薄そうな感じ。
Mr.Tはリアルでも色素薄そうな人が好きなんですよ。
茶髪の友人と制服
少し発展的な話をします。
「もう発展かよ!」って感じですが、制服題材なら触れておきたいんです。
水色は茶髪にも合わせるのもいいんですよね。
友人2人は、茶髪です(明るめと暗め)。
メンズファッション的には「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれる、イタリア人が好む色の組み合わせです。
直訳で栗色と空色。
スーツを買うときにネイビースーツに茶色の靴をすすめられたことありませんか?
なくてもネイビーのパンツに茶色の靴、街で見かけたことはあると思います。
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この配色は「補色」と呼ばれてて、反対同士の色を組み合わせたものです。
反対の色合わせ。
これ、下手すると色が反発しあうこともあるんですけど、
うまく使うと立体感の出る組み合わせになります。
デコボココンビって漫画やアニメでバディとして組まされるじゃないですか。
真面目メガネとヤンチャなチンピラ、武闘派とインテリみたいな。
右京さんの『相棒』とかもそうですよね。
これは真反対なキャラゆえにお互いの魅力が引き立つからです。
補色っていうのはデコボコな組み合わせなんです。
ケンカもしやすいけれど、より一層魅力引き立つ組み合わせにもなりうるんですね。
そして今回は補色関係の中でも使いやすい「青と茶」です。
しかも髪とスカート。
間に白シャツが入り、隣り合わせないので補色効果も比較的落ち着きます。
そうなってくると
「赤黒ツインテの子はどうなん?」
と思われるかもしれません。
水色のチェックパンツとは、相性がいいとは言いがたい髪の配色ですからね。
だからこそ黒のニットベストを着てるんですよ。
そこで統一感を高めてます。
しかもニットベストを着ることで、ネクタイとスカートの面積を減らすことができますからね。
色の組み合わせって、
いや、組み合わせ全般に言えることなんですけど、
- 似てるものを合わせる
- 違うものを合わせる
ってことなんですよ。
似てるもの同士。
違うもの同士。
これでイイ感じにしていこうぜ!ってこと。
ブルーで統一された制服。
それと対照的な髪と制服。
ね?
そうやって、一体感出したり、引き立たせたり。
どっちかだけでもいいし、
両方ともやって共存させてもいい。
真面目君にメガネかけさせてもいいし、
真面目君をコンタクトにして髪ツンツンにしてもいい・・・みたいな感じでしょうか。
ただ・・・。
色彩調和を考えたとき。
基本となるのは、似てる色を合わせることだとMr.Tは考えてます。
「似合う」
「馴染ませ」
「調和」
のためには、まずは近い色を合わせること。
真面目君は髪をツンツンさせるより、メガネかけさせた方がイメージには合ってますよね?
それに近いかな。
初心者ファッション指南では、この視点が足りないことが多いです。
足りないっていうか、反対の色合わせを優先させます。
なんでかって言うと、反対の色を組み合わせた方が簡単だからです。
似た色を合わせる・・・つまり色をちょいずらすっていうのは難しいんですよ。
男はメイクもネイルもしないし、且つシンプルな服装をするってなると拾える部位が少なくなるんですよ。
しかも一枚一枚の面積も大きい。
ジャケット、Tシャツ、ボトム・・・とかね。
大きい面積且つ同色系で組むともっさりしたり、地味になったりするんですよ。
だから白×ネイビーみたいなパキッとした組み合わせからやる。
まぁ最初は濃い色と薄い色から組み合わせるのがオススメです。
補色はちょっと難易度が高いんで。
「着せ恋」はまだまだ触れたいことがあるんで、他にも書きたいですねー!!
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