こんにちは。
外見クリエイターのMr.Tです。
今回は同じ細身のデニムでも、スリムとスキニー、またポリウレタン混紡とそうでないものではどんな違いがあるのか比較していきたいと思います。
事の発端は「自分の脚がきれいに見える最高のパンツを見つけたい!」と思ったのがきっかけです。
きっとあなたも得られるものがあると思います。
具体的な体型理解の話も含まれますので、あなたの体型に生かせる部分もきっとあるはずです。
私は脚が細いとは言われますが、長さは平均よりも短く、お尻周りも大きいためなかなか思うようにパンツが似合っていないと感じていて、スキニーはお尻の大きさに合わせて履いています。
そのため、太さは中途半端だしせっかくのスキニーがもったいないと思って、そこでコットン100%にすれば伸びることは無いし、脚の形の悪さを補正してくれる力があると分かり、検証してみようと思った次第です。(詳細は記事中で語ります。)
まあ、モデルのようにスタイルがいい人なんて一握りだし、贅沢は言えないけどどうせならかっこよく見せたいですよね!
持ってないものを羨んで時間を過ごすよりも今持っているものをどう生かすか、これを考える方がよほど建設的ですし、そうやって自分のスタイルを確立した人は、たとえ優れた体型を持っていなくともとてもかっこいいと思います。
そう、ニックウースターさんのように。
photo by http://fashionsnap-freaks.net/2015/01/24/photo-4961/
正直値段が全然違いますし、比べるのもどうかと思ったのですが、パンツを選ぶ基準のひとつとしてお役に立てていただければと思いますし、私とあなたにとって最高のボトムを見つけるための手がかりになればと思います。
まずはデニムスペックから!
デニムスペック
定価3990円
コットン98% ポリウレタン2%
30inc
裾幅2cm修正
もうデニムが新しくなっていて、ミラクルエアーの詳細が分からなかったので、近しいと思われるスキニーフィットジーンズのサイズ表を参考にさせていただきます。
※30inc 裾幅2cm修正
ウエストヌード寸法 76cm
ウエスト(仕上がり寸法) 84cm
ヒップ 94cm
わたり幅 29cm
股上 23cm
裾幅(平置き) 16cm(※ここから全周2cm修正)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/404812-68
続いてコットン100%のデニムパンツスペック。
定価19440円
コットン100%
29inc
ウエスト 78cm
ヒップ 91cm
もも周り 55cm
股上 25cm
股下 70cm
裾周り 32cm
TOMRROWLAND 公式サイトから
『BLUE WORKのこだわりを詰め込んだオリジナルのデニムパンツ。
中央からずらされたベルトループやセルビッチやチェーンステッチ、バックポケットの隠しリベットなど、LEVI’S501XXギャラ入りのディテールを踏襲しながらもクリーンな色落ちにこだわり生地から開発。
デニムブランドが作るようなレプリカではなく、今の空気感を取り込んだモダンなデニムパンツに仕上げました。』
※リンク先は私が購入したものとは異なります。
http://store.tomorrowland.co.jp/lp1/?ttl=BLUE%20WORK%20DENIM%20COLLECTION&utm_content=blue_work_denim_collection_sub_20170120
おまけに私のスペックを。
あまり晒したくないですけど、何か伝われば・・。(笑)
自己採寸です。
ヒップ 91.7cm
もも周り 52.5cm
ふくらはぎ 34cm
股下 73.5cm
男性の理想の体型についてどこかで記事にしたいと思いますが、私は理想体型どころか平均よりも脚は3cm(これ結構デカい・・)も短いし、お尻も大きくて理想的なウエスト・ヒップ比率(※)にも程遠く、油断して適当なパンツを選ぶとすぐ短足がばれる体型をしています。
(※ウエスト÷ヒップが0.9前後が理想と言われ、0.85~0.95の間に収まっていれば問題はないそう。ちなみに僕は0.8なので改善中。)
そんな私の体型も欠点ばかりではなく、強みもあるため欠点を補いつつ強みを生かすように心がけていますが、これについてもまた今度記事にします。
スペックについてはこんな感じ。
次は両者の違いについて書いていきます。
じゃあ両者の違いは??
再び。
というか違いが写真ではなかなか伝わらない・・・。
実際にデニムの形が分かりやすいように、白Tに合わせてみました。
ユニクロ ミラクルエアー
BLUE WORK セルビッジデニム
・・・写真で見たらほぼ一緒じゃね??
今後もうちょっと伝わりやすく写真を撮る技術も必要ですね。
気を取り直して・・
若干、BLUE WORkのデニムの方が太いのが分かるでしょうか?
スキニーではなく、スリムだけあって少々太いんですよね。
ユニクロは裾幅2cm詰めていますし。
それにBLUE WORkの方が生地が断然厚いし固いです。
生地の固さはコットン100なので当り前ですが、厚さもあるので体型を補正する力は強く、脚の形が特に出にくくなっています。
それに比べ、ユニクロスキニーは結構薄めで脚の形が分かりやすいです。
脚をきれいに見せるコツはいかに脚の形を出さずに細さをアピールするかだと思うので、これは重要な要素です。
脚の形が出てしまうと、例えば「ここが脚のふとももですよー」と主張するので、脚の長さよりもそこに意識が行ってしまいます。
脚の形が出ないほど、意識が分断されず脚を長く見せることが出来ます。
だから、脚の形は出るけど細さをとるか、脚の形は出さずにちょっと太めをとるかここの判断は難しいところですね。
どのようなシルエットを作るのか無骨な雰囲気を作るのか、きれいな雰囲気なのか、自分の構築したいイメージで合わせるというのが基準になりそうです。
また、よく目を凝らして見ると分かるのですが、ややユニクロのスキニーは表面がのっぺりしてつまらない印象があります。
BULE WORKのデニムが少々ダメージ加工をしているのもあるのですが、これがアイテムにリアリティを与え、よりシンプルなスタイルにはまり、良いアクセントになって単調でつまらなくなるのを回避しています。
裏を返せば、のっぺりしたユニクロのスキニーは主張がほとんどない分、レイヤードやトップスにややデザインが入ったものを持ってきても、邪魔せずトップスを引き立たせます。
メンズファッションは様々な要素のバランスを取ることで成り立つので、これはその一つであり応用が利くので参考にしてみて下さい。
まとめ
今回の比較では、ユニクロのスキニーはお尻が張ってしまうことを考慮して、1サイズを上げて裾幅修正という形をとっているので、そこまでスキニーのピタッと感が出ず、あまり差がわからない結果になってしまいました。
それに、もう私の脚に馴染んで(伸びてゆるくなって)、生地が引っ張られず程よい余裕が出てしまったのも要因の一つでしょう。
「だったらユニクロのスキニーでいいや、安いし。」となるかもしれませんが、実際に生で見たときの説得力がBLUE WORkのデニムにはあります。
デニムにはスリムにしか出せない雰囲気、スキニーしか出せない雰囲気などなどシルエットがわずかに異なるだけでも、イメージが変わってくると今回の比較で実感しました。
そういった細かい差が、大きな違いを生むのだと思います。
PS.
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