ウェーブ=洋ナシ体型遺伝子を”絶対”持ってる
かどうかは分かりません。
ライフスタイル・・・などの外的影響も少なからず関係すると考えるからです。
しかし、下半身デブのウェーブ男、私Mr.T自身にはバチバチに当てはまっております。
心当たりがありすぎて、遺伝子に生活を左右されていたのでは?と思うほどです。
ですので、「洋ナシ体型を解剖すればウェーブ男子はよりラクにダイエットできるんじゃないか?」と考えているんですね。
あなたを太らせる最大の原因がわかれば、
ムダなことはせず、
最小の力で最大の効果が得られると思いませんか?
それって最高ですよね?
Mr.Tは原因を納得するまで究明するタイプです。
おしゃれっていうフワフワを極限まで解剖しているのも、そうしないと気が済まないからです。
学生時代、数学の公式を丸暗記して問題を解く作業に何の意味があるのか?だからあまり公式を覚えずに問題を解いていて、数学ができなくなりました。笑
ごめんさない。
脱線しました。
というわけで、今回は洋ナシタイプを丸裸にしちゃおう!というのが狙いでございます。
洋ナシタイプが太る理由
結論から申しますと、
洋ナシタイプは脂質を代謝しにくいのに、
脂質を求めてしまう体質だから
です。
「は?なんだその矛盾は?ふざけんじゃねーぞ!」
って感じですが、あなたも心当たりないですか?
Mr.Tには思い当たることがありすぎて、揚げ物とケーキの山に埋もれてしまいそうです。
好きなものって、天ぷら、ケーキ、バター、クッキー、ポテチ、じゃがりこ、マック、から揚げ・・・・みたいな洋菓子やお菓子、揚げ物、ジャンクフードなんですよね。
明らかにこれらを好んで食べてる。
カロリーを構成する、
- タンパク質
- 炭水化物
- 脂質
のなかで一番カロリーが高いのが脂質です。
この脂質を分解できないなら、太るのも当たり前ですよね?
人より脂質を代謝できないのに、いっぱい食べちゃうんだから。
これを知ったときに、
「あぁ、自分の好きなものって体のエラーからくるものだったんだな・・・」
と思ったものです。
なんていうか、うまく説明できないんですけど、
自分の好みって何かのきっかけで好きになったんじゃなくて、
体が欲してるのが理由なのか・・・っていう。
この体の仕組みを知っていれば、なんとなく制御できる気がしてきませんか?
「この食べたい欲は、幻なんだ・・・・!!」
みたいな。笑
Mr.Tはそう思うことで、結構セーブできる。
問答無用で好きなんじゃなくて、体の間違った要請からくるもの。
そのあたり、もっと詳しく見ていきましょうか!
Mr.Tはこういうのガッツリ知ることで、本能に理性が打ち勝つ確率をグンと上げることができるんですよねぇ。
ウェーブ男子よ、脂質を攻略せよ。
俺の脳、バカだろ
脂質の代謝が苦手とは、脂質を分解し燃焼するのが苦手ということです。
この原因は、”痩せ体質細胞(褐色脂肪細胞)”がちゃんと仕事してくれないからです。
痩せ体質細胞っていうのは、脂質の代謝にかかわる細胞なんです。
・・・と言ってもあまりピンと来ないと思います。
「褐色脂肪細胞ってなんだよ!いきなり難しい言葉使うんじゃねぇよ!」って。
だからちょっとだけ、この細胞について簡単に説明させてください。
いきなりですが。
この細胞を一番多く持っているのは誰だと思いますか?
実は赤ちゃんです。
赤ちゃんを抱っこするとホカホカですよね?
体温高いですよね?
赤ちゃんは自分の手を使って服の脱ぎ着やエアコンをピッ!とONにすることができません。
(できたら天才ですね!)
つまり、道具(服やエアコン)を使った温度調節に頼ることができないということです。
だから一定の体温を保つためには、自分自身でやるしかありませんよね?
(もしくはパパやママにやってもらう)
これが赤ちゃんが褐色脂肪細胞をたくさん持っている理由です。
しかし、この細胞は大人になるにつれて減っていき、4割ほどしか残りません。
しかも褐色脂肪細胞のはたらきには大きな個人差があります・・・
その低い生産性の細胞を持ってるのが、私たち洋ナシ型というワケですね。
細胞が変異していて、脂質の代謝が苦手なんです。
(厳密には褐色脂肪細胞にあるタンパク質の変異)
脂質の代謝ができない。
つまり、脂肪を分解して燃やせないので脂肪が体に残ることになります。
さらに最悪なことに、
脂肪の分解と燃焼がうまくできてない状況を、
脳は「脂肪足りてなくね?」って判断します。
おい・・・・
お前はバカか!?!?
もう・・・何やってんねん!!
・・・・・・。
ゴホン。
えー、これが、
ファストフードやケーキ、お菓子、揚げ物、肉の脂身、アイス・・・など、洋ナシ型が脂肪たっぷりなものを好んでしまう原因になっています。
洋ナシ型が脂肪を好み、憎きぷよぷよに変わる仕組みが分かったでしょうか?
ではぷよぷよさせないためにどうしたらいいのでしょう?
ウェーブ男子よ、痩せたいなら”脂”じゃなくて”油”を摂れ!
脂肪の分解と燃焼が苦手なら、できるだけ効率よく使いたいですよね。
結論から言うと良質な不飽和脂肪酸を摂った方がいいということです。
脂質をできるだけ体に残さないためにどうしたらいいでしょうか?
貯金しないでください!
って言われたら、お金の使い道をたくさん考えますよね?
服を買ったり、
美味しいものを食べたり、
旅行に行ったり・・・。
そうやって使い道がたくさんあれば、脂質を減らせそうですよね?
脂質は体のエネルギーになるだけじゃなく、
ホルモンや細胞膜の材料になる・・・という使い道があります。
しかし、その材料になるためには普通にアブラを摂るだけじゃダメなのです。
アブラには種類があり、憎きぷよぷよになるアブラとホルモンや細胞膜の材料になるアブラがあるからです。
脂肪には
- 飽和脂肪酸
- 不飽和脂肪酸
があります。
いきなり読むのやめたくなりますね。笑
でもここで戻ったら、もっと時間かけていくつもページを読んで知識を積み重ねないといけないですよ。
Mr.Tもいくつものサイトや本を横断してまとめてますからね。
飽和脂肪酸というのは常温で固体の”脂”です。
肉の脂は常温で白く固まってますよね?
主に動物性でラードやバターなどもそう。
ココナッツオイルは常温で液体ですが、例外で飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸というのは常温で液体の”油”です。
料理するときの油は常温で液体ですよね?
主に植物性でオリーブオイルやドレッシングなど。
魚の油は常温で固体ですが、例外で不飽和脂肪酸です。
・・・・で。
摂るべきはこっち!!
サンズイの方!つまり液体の油、不飽和脂肪酸の方です!
こちらがホルモンや細胞膜の材料になります。
飽和脂肪酸は非常時のエネルギー源なので、体に蓄えられていきます。
憎きぷよぷよになります。
しつこいですが、私たちは脂肪の分解と燃焼が苦手。
脂肪をうまくエネルギーとして使えないのです。
脂肪の代謝が上手じゃないからこそ、不飽和脂肪酸を摂ろう!ってことです。
でも・・・・残念なことに不飽和脂肪酸だからいいってわけじゃないんですよ・・・。
サラダ油は捨てろ!魚を食え!
不飽和脂肪酸を摂るときに気を付けることがあります。
それはオメガ3とオメガ6です。
「おいまた、ワケわからん単語が飛び出してきたぞ・・・お腹いっぱいだよ・・・」
あともう少しです・・・!
ファイト!
このオメガ3とオメガ6は、不飽和脂肪酸(常温で液体の油)の一部。
体内でつくることができません。
必須脂肪酸というヤツです。
しかし。
現代人はオメガ6を摂り過ぎています。
しかも体にわる~いオメガ6を。
オメガ6はサラダ油にたっぷりと入っています。
調理油として、そこかしこで使われているでしょう?
あなたも毎日料理に使ってるんじゃないでしょうか?
オメガ6自体が体に悪いわけではありません(オメガ3と6はバランスが大事)。
摂りすぎと酸化したオメガ6を摂ることが問題なのです。
オメガ6は熱に弱いうえに、市販の調理油は高温で精製されるため十中八九酸化しています。
酸化ダメージの影響は大きく、あなたを太らせるばかりではなく、アレルギーや老化を引き起こしたりと体に悪影響を及ぼします。
酸化ってマジで体に良くないですからね・・。
だからオメガ6の摂取を減らし、オメガ3の摂取を増やせる油を選びましょう。
具体的には・・・
魚とオリーブオイルを摂ろう!
ってこと!
サバに豊富に含まれるDHAとEPAは聞いたことありますか?
(魚油は例外で不飽和脂肪酸でしたね)
最近はやたらプッシュされてますが、これらも実はオメガ3なんですね。
オメガ3を摂るときの注意点なんですが、
こっちも酸化に注意が必要です。
オメガ6だけじゃなく、オメガ3も酸化しやすいんですよ。
だからちゃんとしたものを選ぶ必要があります。
高温を加えると酸化するので、低温圧搾のものがいいと思います。
Mr.Tはカークランド(コストコのブランド)のものを使っています。
また、他にもココナッツオイル(飽和脂肪酸なのに)やMCTオイルも体に良いんですけど、今回は触れないでおきます。
あまり熱調理に適しないし、ちょっと情報量が多すぎますからね。
ハッキリ言って、Mr.Tならサラダ油は速攻捨てます。
そしてオリーブオイルを調理油にします。
もったいない精神も大事ですが、
太らせたり体内にダメージを与えたら元も子もないじゃないですか。
そして魚を食べる頻度を増やす。
そうやって太りにくい食生活をつくっていきましょう!!
まとめ
- 洋ナシ型は脂質の分解と燃焼が苦手で、体内に脂肪をためがち
- だからこそ効率的に使うことでダイエットをよりラクにする
- 脂肪は脂肪でも、不飽和脂肪酸はホルモンや細胞膜の材料になるからこっちを重視して摂る
- そして不飽和脂肪酸の中でもオメガ6は現代人が摂りすぎていてるからオメガ3を重視する
- 肉食を減らし、魚とオリーブオイルを増やす
まぁ。
脂肪の代謝が苦手だから、体内で使われやすく現代人に不足してる油を含む、魚とオリーブオイルを摂ろうね!ってことです。
パレオダイエットでそもそもオメガ3を重視していましたが、
洋ナシ型は特に気を付けた方がいいかもしれませんね。
Mr.T自身も、改めて見直すきっかけになりました。
もう少し魚食う頻度、増やそうかな。
【Mr.T復習用】
- 『洋ナシ型肥満が1番痩せるにはコレ!基礎代謝が○○kcalも低下⁉︎そのダイエット法とは? 肥満遺伝子タイプを知ってキレイに痩せる 脱共役タンパク質遺伝子:UCP1』
- 『意外と知らない脂質の種類をわかりやすく解説!話題のオメガ3(DHA・EPA)とは?』
- 『エネルギーを燃やす褐色脂肪細胞って?』
- 『【油博士コラム⑤】「油」と「脂」の違い | マルタのえごま』
- 『なぜ「オメガ6脂肪酸」はそこまで嫌われるのか?』
- 『カラダに良いオメガ6と悪いオメガ6』
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