きれい過ぎる着こなしはつまらない。

 

これ、人間の本能っぽいです。

この心理は、『分かりきっている』ってことです。
全部知っているから、つまらないのです。
先が見えているからつまらないのです。

「知りたい!」気持ちが原動力ということです。
「知りたい!」ということはまだ知らない状態です。

知ってしまったら、また次の『知りたい』へ向かうのが人間なのです。

 

それが洋服とどう関係するのかって?

それは、一言では説明するのは難しいですねぇ。

読めば分かります。
ちょっとしたミステリーだと思って読んでみて下さい。

 

 

優しい人より優しそうな人がモテる

 

『売れる商品は感性工学がある』という本の中に

「優しい男性と、優しそうな男性なら、優しそうな男性の方が魅力的だと思います」

という一文が登場します。

しかも、なんとほとんどの女性がこの意見に賛同すると言います。

 

なぜなのか?

断定する『優しい』と曖昧なニュアンスの『優しそう』。
この両者の間には何があると言うのでしょう?

 

彼女たちはこう言います。

「優しい男性は、もう優しいのが分かりきってしまって心が動かない」

 

Oh my  god…..!!

 

世の男性の皆さん、優しいだけじゃダメなんですってよ。

 

そして、彼女たちは、

「優しそうな男性に対しては、<本当に優しいのか>を自分で見つけ出す楽しみがある」
「全面的に優しくある必要はない。優しそうな雰囲気の裏側の顔を楽しみたい」

と続けます。

 

ジーザス。

 

少女漫画あるあるのひとつが解明されてしまいました・・・。

「コイツめっちゃいいやつじゃん!!主人公絶対コイツとくっついた方が幸せになれるだろ!!」みたいな奴と絶対にくっつかないパターン。

決まってソイツはいいやつで優しくて。
最終的にくっつくのは、道明寺みたいなちょっと悪そうなやつ。

 

優しいだけじゃダメ。

とはよく聞きますが、こういうことだったんですね。

もう『分かりきった』相手にはドキドキしない。

謎のありそうな、ミステリアスな部分が必要だと。

 

「ミステリアスな人が好き!」ってよく聞きますよね。

 

人は発見が大好きなんです。
発見は人をワクワクドキドキさせる・・・。

掘り出し物を発見する。
新種の動物を発見する。
新しい元素を発見する。
難病の治療法を発見する。
恐竜の化石を発見する。
宇宙船を発見する。

 

発見。

ドキドキするでしょう?
ワクワクするでしょう?

 

 

 

スーパーの買い物はつまらない。

 

実は、きれいに整えられたスーパーやドラッグストアは買い物しづらいというのが主婦たちの本音だそうです。

きれいな空間は歩いていて、気持ちが良いけれど面白くはない。ただ、淡々と欲しいものを買って買い物を足早に済ませるだけです。必要以上にその場にとどまることはしないでしょう。

実際、普通のスーパーやドラッグストアに買い物に行くときは必需品だけ買ってハイ終わりです。

「ついつい長居しちゃった。てへぺろ。」

みたいなことにはならないはずです。

 

でも、ドンキだったらどうでしょう。

所狭しと商品が並べられ、積み上げられたあの独特な空間は、確かに快適とは言えないでしょう。圧迫感すら感じます。向かいから人が歩いて来たら、すれ違うのも一苦労です。

でも、家出るときに買うつもりの無かった商品につい気を取られてしまう。つい余計なものを買ってしまうがドンキです。

「見たことないお菓子がある・・・。ちょっと試してみたい・・。」
「あ。あっちにもなんかそそられるものが・・・。」
「え?こんなところにこんなものが・・・」

と、どんどん目移りしてしまいます。
いつの間にか、ガサゴソと掘り出し物を探すように、ワクワクしながら買い物しているのです。

「良いものは無いかなぁ」と。

あの、カオスな激安ジャングルの中で。

 

 

 

「予想外の何かに出逢えそう」

 

というのに、人は感性を動かされるのです。

 

女の子が『優しい人より優しそうな人』を好むのも、
きれいなスーパーよりもドンキにワクワクしてしまうのも、

『予想外の何かに出逢えそう』だからです。

 

人間が本能的に好む風景は、『先の見えない道』だそうです。

 

何かに出逢えそうな雰囲気がプンプンします。
その道の先で。

しかも世界中で、この傾向が見られるそうですよ。

もはや、人間にプリインストールされているとしか思えません。

 

そうです。
つまり、人間は本質的に謎を好むということ。

日本でも毎晩のようにミステリードラマ、刑事ドラマが放送されています。
小説も、ミステリーは一大カテゴリです。

 

物語の謎が深まるばかりに、その先を読まずにはいられなくなる・・・。
その先を知りたくなる・・・。

 

人は分かりきったものはつまらないと感じてしまうということです。

クリアしたゲームの2週目は分かりきってますよね。

私はゲームクリアした後、2週目以降大してやりこまずに辞めちゃうんですよね。2週目で初めて行けるステージがあるなら別ですが、変化が無ければ辞めます。ポケモンを100レベルまで育てている人がいましたが、私は育てられないタイプです。

私的には、コンピュータと競い合うゲームは変化が無くなったら即終了です。

対人はゲームは飽きずに出来ますね。
そこには温度があり、変化があるから。

 

漫画を読み終わった後、2週目を読む人も少ないでしょう。

もう、ストーリーを知ってしまっているから。

「いやいや、俺は何度も読むよ!」と言う人のなかにも、繰り返し読むことで一回目では知りえなかったことを知るために読んでいるのかもしれません。伏線に気づいたり、このキャラクターの発言にはこんな意図があったのか、など。

そして、何度も読むのが好きな人でも一度目のインパクトよりは薄れます。

なぜなら、人は謎を求め、それに反応してしまう感性が備わっているから。

 

 

人は未知のものに魅かれます。
(道だけに。)

私は知らない場所に行き、知らない道を歩くのも好きです。
私にとってそれは、新しいことだから。未知のものだから。

宇宙が好きです。
その広大過ぎる空間に何が隠されているのだろうと。

未来を知りたいと思います。
数十年後、世界はどうなっているのだろう?テクノロジーがどうなっているのだろう?と考えるだけでワクワクしてきます。

 

 

 

Chaos

 

私は結構カオスなものに魅かれるタイプです。
おそらく、結構好奇心が強いタイプです。

カオスの中に自分なりの秩序を見つけ出そうとするのが楽しいんですね。

カオスの中に、自分の中で勝手につながって美しさを感じることがあります。

 

シンプルなものに対しても美しいと感じる感性は持ち合わせますけど、あまりワクワクはしません。やっぱりカオスなものの方がワクワクしてしまいます。

やっぱり、そこに動きを感じるからです。
動きと言うか、未知なるものに対しての世界観の広がりを感じるんですね。

さっきの道の写真もそうですけど、その先を想像させられます。

「どんな世界が広がっているんだろう」と。

あの写真に至っては、自分で撮ったものだから、先、知ってるんですけど。笑

 

それでもワクワクしてしまいます。

 

つまり、カオスとは未知

ときに、意味不明なものと見なされる可能性はありますが、そこにはロマンが広がっていると、私は思います。

 

 

 

服にもカオスを。

 

だからこそ、ときには服にもカオスの要素を取り入れると良いと思います。
常にじゃなくて、たまにはね。

黒スキニーに黒の靴、白Tに黒のコートを羽織るとかじゃつまらないと思っちゃいます。もちろんケースバイケースですが、「つまんない」と思う方が多いですね。

 

ちょっとシルエットを崩したりとか、
あえて余計なものを足してみるとか、
セオリーから外れる色を使ってみるとか、
あえて服にたゆみをもたせるとか、
ジャケットの上からコートを羽織って階層性のある着こなしにしてみるとか。

ノイズもカオスの要素として機能します。

 

そうやってシンプルになり過ぎないようにしてみる。
冒険してみる。
きれいになり過ぎないように足してみる。

 

そういうのも、魅力につながっていくと思いますね。

 

 

 

【ケーススタディ】かっこよすぎてチビる。