センスとは何か。

センスとは何か。

おしゃれになりたいと思ったとき、これは最初にぶち当たる
疑問ではないでしょうか??

 

「これさえ、これさえ分かればおしゃれになれるのに・・。」

「自分もキラキラしたおしゃれリア充に仲間入り出来るのに・・。」

 

と考える人は少なくないのではないでしょうか??

 

でも結局、センスって何だか分からないまま、そういうフワフワしたもの
なんだなという理解より先を突き詰め無い人が大半だと思います。

 

そうやって納得してしまうんです。

 

だから、「センス」って何なのか、
自分なりに考えてきたこともあるので、それを今回お話ししたいと思います。

 

センスってそこまでフワフワしたものではないよって。

でも、数値化出来るものでもない。

 

そんな不思議な世界。

 

 

「センスのよさ」とは??

「センスのよさ」とは、数値化出来ない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。

『センスは知識から始まる』p18. 水野学

 

本の中で、水野学さんが「センスのよさ」について、こう定義しています。

 

数値化できない物事に対して、良いか・悪いかを判断し、それを最適化する。
「最適化する」というのは、ある場面・場所・時間・目的などで一番良い状態に近づけるということです。
それがセンスの「よさ」。

 

例えば、芸術の分野なんかはそうですよね。
何が良くて、何が悪いかなんて明確に決まってるわけではありませんよね。

 

現実の風景をまるで写真のように切り取って描かれた写実的な絵も評価を得るし、
逆に、書き手の精神世界を投影したような、一見何が書かれているのか分からない
抽象的な絵も評価されることもあります。

 

明確な評価基準は無いけど、直感的に「良い!」って思える。
何となく、「ああ、センスあるな」って雰囲気は伝わってくる。

 

これは言葉だけで説明し尽せないんです。
言葉には表現の限界がありますから。

 

ニュアンス。

 

 

センスとは知識の集積

では、「センスのよさ」を発揮するためにはどうすればいいのか?と
考えますよね??

それを著者である水野さんは、

センスとは知識の集積である。

『センスは知識から始まる』p74. 水野学

と語っています。

つまり、センスを身につけたいのなら、知識をつけろ!ということです。

 

そもそも、何も知識が無ければ、スタートすらしない。
認識すらできないし、知らなければ、当然ですが良いか悪いかも判断できません。

 

だから知識をつけて、様々な判断基準を身につけることが大切なのです。

特に普通、真ん中を知っていることは大切。
良いものと悪いものの中間。

それを知っていればある程度確信を持って、それが良いか悪いのか、自分の判断基準を持つことが出来るからです。

 

知識が判断基準を作り、更なる知識が上のレベルに連れてってくれるのです。

 

ですが、センスを説明するには知識だけでは足りないと考えています。
その話は次で詳しくしていきましょう。

 

 

 

 

プラス「本質を見抜く力」

私的には、センスは知識だけでなく、本質を見抜く力も重要だと考えています。

つまりセンスとは、「知識量と本質力」と私は考えています。

 

ある分野の開拓者は、何を学べば効率が良いとか知らない状態でその分野に取り組みますよね。

当たり前ですよね。
先人たちが気づき上げてきた、その分野に対しての蓄積された学習の記録や経験が無いんです。

だから、基礎とかが分からない。

その人たちがある物事を体系化するには、膨大な練習や知識、抽象化して本質に迫る力が不可欠になるからです。

 

 

また、ブラジルの貧民街でネイマールのようなプロサッカー選手を夢見る子どもたちは、
おそらく基礎なんか教えてもらえない環境で、夢中でサッカーをしているはずです。

 

何も整備されていないゴツゴツした道で、ドラム缶をゴールに見立てて、一つのボールを追いかけ回すような状況。

 

全くそういう基礎とかが分からない同じ状況で、周りの子たちとそこからポンと抜き出る子は、
何が違うのでしょう。

 

それは、

  1. 純粋な練習量(知識量)
  2. 飲み込みの速さ(本質力)

だと思うのです。

 

 

「飲み込みが早い」とか「要領が良い」人も、
センスがあるとよく見なされますね。

それらは、スポーツなどの技術習得スピードが早いということですから。
スポーツセンスがあるということです。

 

では飲み込みが早いとはどういうことなのでしょう?

それは、学習する力が高いということだと思うのです。
そして、学習する力が高いというのは、改善する力が高いということだと思うのです。

 

こうしたら、うまくいくというのを見つけるのが早いイメージです。

失敗→成功までが早い。

 

 

要領の良さも、飲み込みの速さに共通する点がありますね。

仕事で要領が良い人っていうのは何が大事が分かってる。
だから、無駄なことはしないし、うまく手抜きする。
そして、効率的に成果を出す。

これも本質が分かってないと出来ないことですよね。

 

逆に本質が分からず表面的な理解しか出来ない人は、柔軟に対応できないし、
重要でないことに時間をかける。

本当に重視すべきことが見えてないからですね。

 

コラム(読みたくない人は飛ばして!)
ちょっと難しい話になりますが、
具体的な知識を集めて、共通点を抜き出すと抽象化になるわけです。
で、抽象化は、「物事の本質」に近い意味を持ちます。
私はセンスの説明として「本質を見抜く力」を加えましたが、
「センスとは知識の集積」と水野さんが表現した時点で、実は
その「本質を見抜く力」も含まれていたのです。
だから、「センスは知識の集積である」という言葉で説明できてしまうのです。
そして、具体と抽象を自由に行き来できる人がセンスのある人なのです。

 

 

結論

センスとは、知識の集積であり、その知識を集めまくり、本質に迫ろうとすることで磨かれるものである。

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1 個のコメント

  • 身近にその道の達人と呼ばれる人がいると、新しいことを学ぶときでも、思い出すような感覚で身についていきます。普段は基礎から積み重ねて学習していくわけですが、達人がいるだけで学習することがらの全体像が、漠然ではあるにせよ、見えてくるのではないかと感じました。
    つまり、センスのいい人は周りにいる人たちのセンスを高めるのだと思えるのです。

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