自分の顔について考えたことあります??
いやーそりゃあるでしょうね。
毎日鏡を通して顔を見ますしね。
「目がもうちょっと大きかったら・・」
「鼻がもうちょっと高かったら・・」
顔の悩みは尽きないものです。
「~だったらなぁ」と望んでも、顔が変わるわけではありません。
でも、自分の顔に似合うファッションをすることは出来ます。
ここで、さっきの質問を具体的に変えましょう。
あなたは自分の顔に合うファッションを考えたことはありますか??
この問いに対して、あなたが考えるのは
「考えたことは無い」
「考える手立てが分からない」
「そもそもそれを考えることに意味はあるのか」
この辺りの回答なのではないでしょうか。
そしてあなたの眠っている疑問を掘り起こしてみると、
「似合う似合わないって感覚の話でしょ?」
こんな疑問があなたの根底にあるのではないでしょうか??
「洋服を試着しまくって、買いまくって、
自分の似合う洋服を見つけろ!!」
こんな内容を、ネット上で散々見てきたのではないでしょうか??
これからあなたが得る情報は、そんな曖昧ではっきりしない情報ではありません。
「似合う・似合わない」とはどういうことか、
今回は顔をメインテーマとしてお話ししていきます。
似合うとは何なのか?
似合わないとは何なのか?
きちんと言葉で説明していきます。
それを知ることでやっとあなたはスタート地点に立つことが出来るのです。
似合うとは?
このブログでは何回か取り上げているのですが、
似合うとは、共通点を抜き出すことです。
いきなり核心。
要素の共有です。
今回の話のテーマに沿って言えば、顔と洋服のイメージを合わせるということです。
まだ、ちょっと分かりづらいですね。
男っぽい顔なら、男っぽいイメージの服を着るとその印象が強まり、
「合う!!」と感じるのです。
人が他人の服装を見て「合う!!」と言うとき、このようなメカニズムで直感的に判断しているわけです。
今までの経験、知識からこれとこれは合うっていうのを無意識的に結びつけているのです。
そしてこの「合う」というのは、服だけでなく、顔や体型、雰囲気や性格も含めて考えることが出来るため複雑になるのです。
複雑だからこそ、みんな考えようとしてこなかった。
はっきりと確定できる分野ではないから、そもそも言葉で整理しようとしてこなかったのです。
誰も根拠ある言葉で整理しようとしてこなかったから、自分を知るための情報がこんなにも無いのでしょう。
ファッションは、この世に一人しかいない自分に洋服を着せて表現するという、
非常にパーソナルな問題なのに!!
「似合う」は感覚じゃない??
先ほど述べたように、「似合わせるというのはイメージを合わせる技術」です。
これはすでにブログでも何度か取り上げていると言いました。
この記事で言う、「統一性」ですね。
これがファッションのベースなんです。
基本です。
本当の基本です。
(大事なので二回言いましたよ。)
この「似合う」についてのメカニズムを知れたことは、あなたにとってかなりのアドバンテージです。
だって、みんな「自分に似合う」ってなんだかよく分からないから、
何回も何回も試行錯誤するしかないんですよ。
そうやってたくさんの失敗を重ねて、ちょっとずつ自分に似合うファッションが分かってくるんです。
基本を教わらないでひたすら蹴るだけ。
で、次第に蹴っていると、
「あ、ここで蹴ると強く蹴れるぞ!」
「ふむふむ、ここで蹴ると正確に相手のところにパスが出来るぞ!」
ってわかってくるのです。
それよりも、初めから、
「足の甲で蹴るのをインステップキックと言って、強いシュートが打てるんだよ!」とか、
「脚の内側で蹴るのがインサイドキック。強くはないけど、正確に蹴ることが出来るよ!」
って教えてもらった方が、早く上達しますよね??
もうあなたは、蹴り方を知ってしまったんです。
ただ数をこなして、似合うかどうかを感覚的に習得するのではないと知っています。
「イメージを共有する」
これが似合うということ。
この目的のために、練習するのです。
私たちが生まれ落ちてから、今まで、
ほとんどのことが体系化されて、整理されているなかで暮らしてきました。
それが物事学ぶときの基本です。
基本はもちろん、最初からあったのではありません。
それは先人たちが、大量の失敗をしながらも不断の努力を重ねて体系化されたものなのです。
後に生まれた私たちは、その甘い蜜をすすっているのです。
「既に基本が確立されている」
というのは、本当にすごいことだし、ありがたいことです。
忘れないよう繰り返しますが、
「自分に似合う」というのは「イメージの共有」が肝。
それが基本です!
みんなそれを目的にたくさんの失敗を重ねているんです。
顔の要素を抜き出してみよう!
でもやっぱり試行錯誤は必要です。
どこの部位で蹴るのが分かっても、上手く蹴れるようになるにはたくさん繰り返し蹴るのが必要なように。
そういう繰り返しの試行錯誤の中で自分の中に落とし込むという感覚は、言葉では表現しきれない。
そういった意味で、頭で論理的に考えるのと、体で・感覚的に体得するという両軸が必要になります。
でも、「イメージの共有ですよ!!」と言われたところで、なかなか想像しにくいじゃないですか。
初めのうちは何と何が合うか合わないかなんてよくわからないですよね。
だから、あなたが頭で考え、それを頭で落とし込めるように、手がかりを残しておきたいと思います。
一緒に顔の要素を考えてみましょう!
顔にはいろいろな要素があります。
顔が濃かったり、骨格がしっかりしていると男っぽく顔つきになりますね。
代表例は阿部寛。
肌の色もそうですね。
色白なのか、ちょっと赤いのか、浅黒いのか。
目が丸くて大きくて、小池徹平のように少年のような雰囲気があるのか。
迫力がある顔は威厳がありそう。
童顔か、老け顔か。
・・・・・・・・・。
そういったイメージを洋服の持つイメージと合わせていく。
レザーの無骨な男らしさと合わせる。
チェスターコートで威厳や優等生感を強調してみる。
フリースで可愛らしい雰囲気を強調してみる。
・・・・・・。
これが顔と洋服を合わせていくということ。
統一性。
基本になります。
これがスムーズにできるようになるためには、多くの試行錯誤と知識がいるんですね。
でも、もうあなたはすでに、合わせ方を知っています。
この事実を知らない人とは、かなりの差がついています。
これは言葉でしっかり理解していないと、試行錯誤の量だけで体得すると、人に説明することが出来ません。
だから、「いっぱい試着しろ!!」ってなっちゃうんです。
まずあなたは冷静に、自分の顔を見つめて、どんな要素があるのか抜き出してみるといいでしょう。
出来たら、それに合いそうな洋服を合わせてみる。
その繰り返しで、自分に似合う誰にも真似できないかっこいいファッションを体現することが出来ます。
ただ一つだけ注意。
統一性だけで、かっこよくなれるわけではありません。
これは「合う・合わない」、「似合わせるための技術」です。
必ずしもかっこよくなる・おしゃれになるとイコールにならないということを心に留めておいてください。
言ってしまえば、これは「調和の技術」なのですから。
まとめ
似合うファッションとは、
- 統一性。似合わせる技術。調和。イメージの共有。
- 頭で理解し、試行錯誤で体に叩き込む。
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