こんな記事見つけました。
インスタグラマーさんが写真の加工の仕方を教えるという記事。
インスタグラムをお洒落に見せるポイントはフィルターの統一!
と言っても、写真によっては色味が変わるので、必ずしも同じフィルターを使うと言うより、加工後をなるべく同じ雰囲気の色味に統一することが大事です。
私の写真は彩度を抑えたヴィンテージ感ある雰囲気で統一しています。
それだけでギャラリー雰囲気がグッとお洒落に見えますよ。
ということが記事の冒頭で書かれています。
このことは当然の如く、私は知っていました。
「人気のインスタグラマーとか、WEARで人気の人は何が違うんだろう?何か共通点があるはずだ!」と思って考えたことがるので。
やっぱり統一感が違います。
人気のある人とそうでない人とでは。
もちろん、一定のクオリティの高さは、前提として求められます。でも、それだけじゃダメで、写真全体の雰囲気をまとめないといけません。
ギャラリー・・・写真の一覧みたいなページのことですが、雰囲気を似せてあるんです。
私は統一感出すの苦手なんですけどね。
私はすぐに裏切りたくなるタイプです。数学の問題を解くときもどうやったら人と違う方法で問題が解けるかとか、サッカーでもどうやったら相手に裏をかけるかを考えるのが好きなタイプなので。笑
このブログ読んでたら分かると思うんですけど。笑
超余談ですが、数学はそれがきっかけなのか、みるみるうちにできなくなっていきました。バカになっていきました。
話を戻しますね。
とにかく人気のある人は統一感がすごい。
揃ってる。
まあ1枚1枚のクオリティがとんでもなく高いとか、すごく興味が魅かれるものとかであれば、統一感を出さなくても大丈夫かもしれないですけど。
あとはもともと有名人とかね。
プロ並みにハイクオリティの写真とか、
芸能人と一緒に映ってるとか、
そもそも知名度があるとか、
じゃないと難しいです。
インスタで、たまに「うおぉぉぉ!この写真すげぇ!」と思うものを見かけますが、思ったより「いいね!」が少なかったりします。
単発じゃ伸びづらいです。
世界の絶景スポットに行って写真を載せようが、大して・・じゃないですか。
もう絶景スポットくらいじゃ、みんな心躍らないんですよ。
見飽きてるんですよ。
めっちゃたくさんの人がインスタやってるから、本来なら希少な写真も、全然レアじゃなくなってるんです。
だから、新しいインスタスポットが出来たら、みんな我先にと血眼になって行くでしょ?
先行者利益ですよ。
最初ならレアリティが高いですから。
人がフォローしたくなるのはどんな写真を挙げている人か?
これを考えてみれば分かります。
単発でクオリティの高い写真を挙げる人じゃありません。
ギャラリーを見て、「この人の感性が私に刺さるわ!」ってなる人がフォローされます。
自分の世界観をアピールできる人がフォローされるのです。
統一感を強めるのはそういうことですよ。
自分の世界観をより強くアピールできるのです。
だから・・・強く、深く刺さる。
人の心をガシッと捉えて離さない。
コーディネートの写真を挙げて、料理の写真を挙げて、旅行先の写真を挙げて・・・っていうよりも、料理の写真onlyの方が人に刺さります。
まあでも、料理onlyなんてもうありふれてますけどね。
でも間違いなく『only』の方向性で統一感を出していった方が、フォロワーは増えると思います。
さっきも言ったように、そういうバラバラの写真を挙げても人気が出るのは芸能人くらいなものです。統一感のない写真を挙げてもフォローされ続ける、見続けられるというのは、『その人』自体に興味があるからです。
だから、ジャンルを絞って統一感を出すとか、写真の雰囲気を加工で統一感を出すとかした方がいいわけです。
統一感を出すと、魅力的に見えるんです。
その世界観がより強くなるから。
単体よりも、総合的に。
そうして自分の世界観を作っていく。
これがおしゃれに見せるポイントであり、自分のフォロワーを増やしていく考え方のわけです。
もちろん、間違った方向でやればおしゃれには見えなくなります。
そのあたりは自分のセンスじゃないでしょうか。
最後にはクリエイティビティが試されるわけですね。
で。
私は、別にインスタのフォロワーを増やすことを目的にこの記事を書いているわけじゃありません。ファッションにも生かせそうだから、インスタ・写真の話をしただけです。
統一感を出すことがどれだけ重要か。
これを知ってもらうために、インスタのフォロワーが増える仕組みとか、フォローする側の心のプロセスを説明しただけです。
そのためのお膳立てです。
「おしゃれ」だと評価され、人気の出た人たちは皆、理屈は知らないけれども無意識にやっているのです。
『統一感を出す』 ということを。