おしゃれ失敗学③「ぼやっとしちゃう」

着こなしが垢抜けない最大の原因はコレです。
着こなしが「ぼやっと」してしまうのです。

地味なんです。
見た目がはっきりしない、つまらないんです。

なんとなくのっぺりした印象を洋服から感じる・・。

そう思ったら、あなたはもう黄色信号です。

 

いや、まだ自覚症状があるだけマシかもしれません。

症状を自覚していれば、直す意思が宿ります。
正しい処方箋を与えられれば、改善出来ますからね。

 

あなたはどうです?

 

自分の着こなしがのっぺりしてると思いますか?
ちょっと単調だな、とか思いますか?

え?分からない?

 

あちゃー。

ヤバいっす。それヤバいっす。

 

垢抜けないっす。そのままじゃ。

原因が分からなければ、同じ間違いを永遠ループです。
でも、ファッションの間違いってなかなか見えてこないですよね?

自力じゃ答えに辿り着けない。
辿り着けるとしても、ものすごい時間と労力を必要とします。

 

だから、一生分からないまま洋服を着続ける人も大勢います。
本人が気に入っているのならいいですが、おしゃれになりたいと思ってずっと気づけないってとても悲しいですよね。

全然大げさな話じゃないですよ。コレ。

 

ファッションって、私服って、
正解がとても見えにくいし、答えもいっぱいある。

周りの人の評価を得たいのか、
自分が良ければ周りの評価なんてどうでもいいのか、
周りの評価と自分の着たい服、いい塩梅でバランスをとるのか。

自分がどの立場を取るかで適切な服って変わってきますからね。

 

だからこそ、ファッションにおいて失敗しやすい服とは何かを知ることはとても有用です。

よくキャリア選択でもあるじゃないですか。
やりたいことが分からないなら、やりたくないことを挙げてみろって。

やりたくないことを列挙していくことによって、自分のやりたいことが浮かび上がってくる。
反対をしっかり認識することで、反対が色濃く浮かび上がってくるんですね。

 

ファッションもそれも同じで、おしゃれな服とは何かよく分からないなら、ダサく見えやすい服装を考えてみる

そうやって消去法的に、じわりじわりと絞っていけば失敗は減るでしょう?

おおまかな方向性を定めることが出来る。

 

何も知識が無いまま、何も経験が無いまま、
やりたいことは何かと頭で考えても答えはいつになっても出ないものです。

まずやりたくないことを挙げて、出し尽くしたら、ひたすら情報を蓄積しながら、経験をする。
そうして自分のやりたいことを明確にしていく。

もちろんファッションも同じです。
おしゃれに見えない服装を挙げたら、ひたすら知識を蓄積しつつ、実践する。
そうして自分のしたい服装を明確にしていく。

 

そういうのも大いにアリだと思います。

もし、自分のしたい服装が分からなくて、これから探っていきたいと考えているのであれば。

 

だから、この記事での目的は、あなたの服装が失敗しないための情報のインプットです。

なぜ、「良く」見えないのか。
頭を動かしながら、読んでいってくださいね。

 

 

 

「ぼやっとしちゃう」はなぜダメなのか。

うーん。

そういうはっきりしない、曖昧な着こなしってどうやらダメなんです。

「ぼやっとしちゃう」っていうのは、そのまま。
こういう感じです。

ぼや~っていうのが伝わってきますね。
もちろんふざけてないですよ!

感覚としては、本当にこういう感じなんです。
洋服の着こなしでコレと同じようなことが起こっているということです。

 

あんまり具体的には言いたくないんですが、

輪郭がはっきりしない。
色味がはっきりしてない。

ということなんです。

 

なぜ、具体的に言いたくないかと言うと、あまり具体的に言ってしまうと、あなたの中で

「ぼやっとする」=「輪郭や色味がはっきりしないこと」

という方程式がパカーンと出来上がってしまうからです。

 

これはあんまりよくない。
本当は「ぼやっとする」というのを、ある程度幅を持たせて捉えて欲しいからです。

確かに、実際に具体例を挙げて説明すると、分かりやすくイメージしやすくなります。
でも、この具体例にそぐわない着こなしを見たときに、柔軟に応用をきかせられないからです。

 

頭が考えるのをやめ、例外として排除する可能性があるからです。

輪郭や色味がはっきりしなくてもかっこよく見せる術はあります。
でも、この方程式を頭に入れておくと、無意識のうちにスパーンと切り捨ててしまうかもしれません。

 

こんな実験があります。

「目をつむって、赤・赤・赤・・・と10回唱えて下さい。」

これ以降は、実際に唱えてから読んでみて下さい。

 

 

 

「では、赤色のものを出来るだけ素早く、たくさん見つけて下さい。」

 

 

 

すると、たくさん赤色のものが目に入り、意外なところに赤色のものを見つけられたのではないでしょうか?
また、ここで

「黄色のものはどれくらいありましたか?」

と尋ねられると、ぎくりとしませんか?
見えていたはずなのに、どこに黄色があるか全く分からないはずです。

赤に集中するばかりに、黄色が見落とされているのです。
再び注意深く探してみると、赤を探していたときのすぐ隣にあったにも関わらず、全く頭の中に入っていないことが身に染みて実感できると思います。

 

こんな風に、刷り込まれたものによって、本当は見えてるはずのものが見えなくなるというのは、よくあることなのです。

 

つまり、知識を積み重ねるということは、バイアスにかかりやすくなるということでもあるのです。

 

あなたは、今確実に知識を積み重ねました。
しかし、あまりにその方程式に固執しすぎると、真実を見失う可能性があるのです。

あなたがこれまでに手に入れてきた知識と経験で物事を捉え解決しようとするからです。

その少ない知識の中で、必死に答えを取り繕おうとするからですね。

 

人間が一生のうちに知ることが出来る量はたかが知れています。
その中から判断を下すというのは実に多くの間違いを含んでいるというのは・・・、容易に想像がつくのではないでしょうか??

私はこれを書いていて、改めて恐ろしくなりましたよ。

 

だから、この方程式に当てはまらないからと言って、一瞬で切り捨てて欲しくないのです。
それはもったいないことだと思うから。
せっかくの考えるチャンスが無くなったということでもあるから。

しんどいです。
これは本当にしんどいことです。

知識は物事を効率よく、早く考え、決断するためにインプットするのに、その上で考えることを放棄しないのですから。

 

でも、これがファッションに限らず、大きな差を作ることにつながります。

 

やべぇ。
つい熱くなって脱線しすぎた。

 

要するに、
考えるのを止めないで。
他にも、ルートAじゃなくルートBっていう答えがあるかもよ。ってことなんです。

 

とは言いつつも、初めのうちから実践するのは無理でしょう。

ちょっとずつちょっとずつ他の知識をインプットしていく中で、色々繋がってきて、腹落ちして理解できるようになるはずです。

 

それまでは、
「ぼやっとする」=「輪郭がはっきりしない・色味がはっきりしない」
と覚えてしまって構いません。

 

ただ、頭の片隅にでも、今言ったことを覚えてもらえてたら嬉しく思います。

 

 

えっと・・。
何の話だっけ?笑

 

あ、そうそう。
「ぼやっとする」っていうのはどういう着こなしか、ってところでしたね。
それで、ぼやっとするのは輪郭や色味がはっきりしない感じだよって説明しましたね。

 

じゃあ次の段階。

ぼやっとすると何がダメなの?っていうこと。

冒頭でも言ったように、こういうはっきりしないのは、「良く」見えないんです。

理由は?と聞かれると、明確に答えられません。

 

でも、これは配色理論やデザイン、洋服の着こなしを見ると分かってくるんです。

おそらく、人間は曖昧なものやはっきりしないものに対してネガティブなイメージを持っています

それが先天的なものか、後天的なものか分かりません。

人間の本能がそうさせるのか。
もしくは、文字を読んだり書いたりした経験、
文字が見づらいとか見やすいなどからくるものなのか。

分かりません。

でも、ハッキリクッキリというのは、人間にとって間違いなく認識しやすいのです

そして、そのハッキリクッキリを人間はポジティブに捉える傾向にあると私は考えているのです。

ぼやっとしてしまう、というのは、はっきり認識できないということと同じです。
それが地味というイメージにつながっていくこともあるのです。

 

つまり、着こなしをクッキリハッキリさせること。

これが大事です。

 

そして、これはほんの少しだけでもファッションに取り入れるだけで劇的に着こなしが改善します。

 

じゃあ実際にぼやっとしているファッションとはどういう着こなしなのか。

実際に見てみましょう。

photo by https://www.bazzstore.com/unfashion-blog/archives/1024

 

このブログでは毎度毎度登場してもらっていて、何か申し訳なくなってくる・・。
気を取り直して・・。

 

パッと見、ぼやっと、地味な雰囲気を感じるのではないでしょうか??

それもそのはず、今まで説明してきたように、
輪郭や色味がはっきりしてないからです

洋服のシルエットがへなっとして、シワがあってしっかりした輪郭を描けていません。
また、色も中間色(色にグレーを混ぜたような色味)に近いものが多く、中途半端な色味です。

パッとしない印象に仕上がってしまうのです。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

どこか一部分でもいいから、濃い色味を入れてあげる。
これが重要です。

例えば黒とか、ネイビーとか。

差し色もいいですね。
鮮やかな赤をごく少量取り入れるとか。

 

ちょっと例として、上下中間色で組んだ着こなしをしてみました。

 

ベージュの色味が少し強いので分かりづらいかもしれませんが、ちょっとぼやっとしてしまっています。
(また、靴は黒いので全体が引き締まって見えてしまいますがご了承ください)

ここにネイビーを入れると、引き締まります。
ハッキリクッキリ感が出ます。

暗い色や濃い色は、洋服のシルエットをしっかり見せてくれます。

しかも厚手の生地のため、さらに洋服のシルエットが強調され、へなっとしません。

 

一部分だけ濃い色・暗い色を取り入れるだけでも随分と変わるので、今日から意識してみて下さい。

着こなしが全然変わると思いますし、失敗がグッと減るはずです!

 

 

まとめ

・ぼやっとさせない。
・ぼやっとさせると、地味で垢抜けない感じに。
・クッキリハッキリを意識。(色味や輪郭をしっかり)

 

 

以下の記事も合わせて読んでみて下さい。
視野が広がります。

おしゃれ失敗学①『へなっ』とするとダサくなるワケ。

おしゃれ失敗学②「お手本としている人と自分のギャップが大きい」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。