高級セレクトショップ『トゥモローランド』。
知ってますか??
大手セレクトショップ系では、プライスが一段上。
店内も高級感があります。
ここのオリジナル商品は服好きな人からも一定の評価を得ていて、
Mr.Tが働いたお店の先輩スタッフは、
「他のセレオリ品は買わないけどここのは買う!」
と言ってました。
また、多くのセレクトショップがアウトレットオリジナル商品を作る中、トゥモローは作ってないんですよね。
「安易に売れるだけの商品は作らない」という暗黙のメッセージなのか・・・。笑
というのは置いといて、高級イメージを損ないたくないからだと思いますが。
これが、客層にも表れています。
トゥモローの客層は、たとえアウトレットでも、見た目で「服好きなんだな」と感じられる人が多いですし、お金持ってそうな人も多い。まぁ、店の入りにくさもダントツなんですけどね。気軽に立ち寄れないオーラを醸してる・・・。笑
他のセレクトは、「服にめちゃめちゃ興味あるわけじゃないけど、ユニクロは嫌だ。」ぐらいの人たちを狙っていて、トゥモローに比べればフレンドリーでファミリー層が多い。
アウトレットの話ですけどね。
ただ、そういう違いをハイライトさせると分かってきますよね。
トゥモローのお店が、どんなか。
そんな高級志向のセレクトですが、
トゥモローの服って頭一つ抜けて鮮やかな色物が多いんですよ。
だから上手にスタイリングしないと色同士がケンカしたり、馴染まなかったり。
ハッキリ言って合わせるのは難しい。
私も買ったはいいけど、合わせるのに苦労しました。
そんな服を作ってるから、トゥモローのインスタは色合わせがとても参考になります。
鮮やかな色をスタッフたちが、おしゃれに着こなしているのを見れるからです。
もし着こなしが好きでなくてもめちゃめちゃ勉強になります。
Mr.Tもよく見て勉強しています。
令和、彩度控えめがトレンド?※飛ばしても可
実際にトゥモローランドの着こなしにGoする前に、今のトレンドを押さえておきましょう。
今、洋服も鮮やかさが抑えられているものが多い。
一昔前よりくすんだ色味がグンと多くなりました。
前はくすんだ色味を探そうにもなかなか見つかりませんでしたもん。
「カリフォルニアですか?」
と言わんばかりのビタミンカラーで溢れていたとは言いませんが、王道の色ばかりが店頭に並んでいた記憶があります。
ちょっと記憶があやふやなんですが、色彩本の中で著者が、
「日本人にはくすんだ色が合うんだから、もっと色彩が抑えられているモノを作って欲しい」
的なことを言っていたと思います。
またそれだけじゃなく、色みが抑えられていると、色同士あまりケンカしません。
大きな失敗はしない。
結構良いことづくめですね。
しかも、今は微妙なニュアンスの色をユニクロが出す時代です。
すっかり変わりました。
とてつもなくおしゃれがしやすくなった時代です。
さらに彩度低時代のダメ押しとして、MV見てみましょう。
最近こういうのめちゃめちゃ多くないですか??
「おしゃれなMV」
で検索したらヒットしました。
関連で表示されたもの。
↓
江戸時代には過度な色みを制限された歴史もあります。
だからこういう微妙な色が刺さるDNAを持っているのかもしれません。
Mr.T的にも色が抑えられたものは刺さります。
だからこそ見直したい原色の価値と合わせ方※飛ばしても可
色合わせはかなりラクになっています。
それはすごくいいことです。
でもだからこそ原色を見直す時ではないでしょうか。
鮮やかな色の価値を。
確かに色が鮮やかになるほど失敗しやすくなります。
街で、チカチカするような組み合わせを見て「おお、、すごい組み合わせだなぁ」と心が一瞬後ずさりしたこと、誰しもあるでしょう。
主張が強い分、些細なことでバランスがドンガラガッシャンするから難しいんですね。
でも、それと同時に・・・。
濁りの少ない純粋な色味は、服を楽しむことを思い出させてくれます。
ワクワク、ウキウキする。
実は、Mr.Tには原色のDNAがあります。
振り返ると、「おまえは色の魔人か」と言いたくなるような色使いをしてた時代があります。
くすんだ緑のカーゴパンツに赤のネルシャツ、その上に空も逃げ帰るほどの水色のテカテカナイロンベスト、止めに北海道の大草原と見まがう緑のツルツルダウンを羽織っていたことがあります。
恐ろしいほどダサいのは想像しなくても分かりますが、
おしゃれの知識もほとんどなかったこの頃、自由だったのかもしれません。
原色を使うことはファッションの醍醐味かも・・・と思うので今回ご紹介します。
トゥモロー流色の合わせ方
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鮮やかなイエロー。
このイエローを出来るだけ馴染ませるために、アウターには黄みがかかったコートを持ってきてますね。
鮮やかな色を着るときは、まとまりを出すために薄めた同系色を持ってくるとハマりやすくなります。
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これもそうです。
パンツをオレンジがかったものにしてますよね??
主張の強い色を合わせるとき、まず避けなければならないのがケンカしてちぐはぐになることです。衝突を避けるために馴染ませをどこかに持ってくるとまとまります。
ベージュ×黄色
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ブラウン、オレンジ系
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赤、ブラウン系
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こんなのもあります。
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どういう意図で組んだのかは分からないけど、新たな色合わせの視点をくれる着こなしじゃないでしょうか。
鮮やかさは少し落として馴染ませつつも、多くの人が合わせない組み合わせで新鮮さを狙ったんでしょうか?
いくつか載せときます。
鮮やかな差し色。
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真似したいかはともかく、見ていて楽しくないですか??
色合わせの参考になるものもあれば、想像を刺激するものもあって。
もちろん、鮮やかな色ばかりじゃないんですがちょくちょくこういうポストがあるので、フォローしておくと面白いですよ。
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