ちょっと辛口すぎたのでは?
と反省しています。
考えてみれば、あの値段だもんね・・・。
でも、着なかったら意味無いし・・・。
金土日見に行けなかったので、見れなかったもの・サイズ欠けしていて試着できなかったものがあります。
それらはレビューから省いていますので、あらかじめご了承ください。
また、最初に言っておくと、何も買いませんでした。
様子見アイテムはいくつかあるものの、すぐお財布を取りださせるような魅力的なものは無かったですねー。
ユニクロUとの向き合い方
「これからおしゃれになりたいと思っていて・・・」
「週5毎日私服だから・・・」
みたいな状況じゃなければ、無理やり買う必要は全くありません。
6か月後にはAWが発売されますし、また同じような顔ぶれを揃えるでしょう。
買い逃しても、全然OK。
本当に自分に刺さったものを買いましょう。
また、
- 他を検討するのがめんどくさい
- 服になるべくお金をかけたくないが、そこそこの格好をしたい
じゃないと、あまりUを買うメリットがありません。
今はコロナ禍で、お出かけする頻度も少なくなっていますし。
だからこそ、自分が本当に満足する1着を選びたいものです。
その1着を長く使う。
「安い!安い!お祭りだ!」みたいなテンションで買うと、
長い目で見た時に損するんじゃないの?ということですね。
確かに、コスパの面では驚異的です。
同じ値段で並ぶものはないほど、群を抜いたクオリティです。
しかし、使わなければ、着なければ何の意味もありません。
ただあなたの部屋を占拠するテロリストです。
コスパ=あなたの満足度
とは限りません。
たとえ、値段に対するパフォーマンスが悪くても、「心は大満足」なんてことは全然ありえます。
だからみんな、ブランド物を買っているじゃないですか。
実際、グッチやエルメス、シャネルなどのハイブランドを多くの人が買っています。
コスパの追及が、心の満足の追及にはなりません。
Mr.T的には、
Uのコレクションは、70点くらいのものが多くて1シーズン使ったら、
・飽きる
・不満が出てきて着なくなる
・より良いものに目移りする
ことが何度もありました。
やっぱり、「安いから買う」はダメですね。
安いものこそ、心を鬼にして厳しい目で吟味しないと。
ユニクロU・2021春夏総評
全体的にそそられないラインナップでした。
ザラザラさらっとしたドライな生地感が目立ちましたが、チープに見えてしまいましたね・・・。
終始、無表情で淡々と試着していました。笑
「んー微妙だけど、一応試着しとくか」
くらいのテンション。
Mr.Tも、Youtuberたちのように「うおーこれがオススメ!ベストバイだ!」ってやりたかったですよ。
でもテンション上がりませんでした。残念。
そんな中でも、これらは良いんじゃない?っていうものを、シルエットをメインに解説したいと思います。誰かが言うようなことはなるべく言わず、単なるアイテムレビューで終わらせず、「あなたが着るためのヒント」を盛り込む気持ちで書いていきます。新しい気づきがあるはずです。
※冒頭でもお話ししたように、実物が見れなかった・試着できなかったものは省きます。
アウター
Uのコート類はあまり買う気にならないんだよなぁ。
値段を考えるとスゴイんだけど、それでも1万は超えるし決して安い買い物じゃないし。
だったら諭吉を一人追加して、セール品や古着を買いたいと思ってしまいます・・・。
タグが「UNIQLO and LEMAIRE」時代のコートは気に入ってるんですけど・・・。
今回は、トレンチ・ステンカラー共に試着してません。
オススメしません。
値下がりしてから、お試し気分で買うならアリではないでしょうか。
ジャケットも、試着してないものも多いです。
ジャージーシャツジャケットは実物ちょっと見てみたかった気持ちはありますね。
紹介してるからと言って、オススメというワケではないです。
リラックスフィットテーラードジャケット
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437147-000/00?colorDisplayCode=39
着丈なげぇ。
アイテム自体の形は良いと思います。
ルーズさにあぐらをかかず、シルエットの良さは伝わりました。
「オーバーサイズなら、体に沿った立体的なシルエットじゃなくてもごまかせるでしょ!」
安価なアイテムからはそんな意図が透けて見えるものもありますが、このジャケットはしっかりシルエットもきれいに作りこまれていますね。(もちろんユニクロが異常なだけで、安く作るには仕方ない。)
しかし・・・着丈が長い。
Mr.Tは胴長なので、トップスは着丈短めの方が合わせやすいんです。
中途半端に着丈が長いと、同の長さと悪い意味で共鳴して胴の長さがダイレクトに伝わります。
着れなくもないけど、Mr.Tには工夫が必要。
そこまでしたくないから、個人的にはナシ。
ただ、ハマる人はいますね。
体つきが骨っぽい人は、似合うでしょう。
体つきからホネを感じる人。
例えば、アンガールズとか。
基本的に、脂肪や筋肉はリラックスアイテムと相性良くないです。
骨は、リラックスしたシルエットと相性が良く、逆に体の動きを制限するようなタイトな服が苦手です。
骨は直線的だけど、服は曲線的。
曲線的な服を、窮屈にしてしまうと骨となじまないってワケ。
曲線的である服を、骨優位タイプが着こなすにはスペースが必要ってことですね。
だからリラックス。
骨っぽいタイプは、手を出してみても良いのではないでしょうか。
フーデッドコート
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437145-000/00?colorDisplayCode=30
アウターの中ではこれが一番かな。
思っていたよりもハリのある生地感でシルエットもGOOD。
ジップを開けて着ると、フードがぺしゃんこになるのがややマイナス。
しかし、この手の生地で、しかもジップを開けた状態でパーカーが寝ないようにする・・・ってのは至難の業。立ったら嬉しいけど、もっと諭吉を出しても手に入れるのは厳しいでしょう。それをユニクロに求めるのはなかなか酷かと・・・。それよりもダブルジップじゃないのが問題。
ジップを閉めたらフードはそこそこ立つのに、
ダブルじゃないから着こなしのアレンジができない。
下のジップを引き上げることができれば、
・フードの立体感を保ちながら、
・ふわっとAラインに
できたのに、惜しいなぁと思います。
っていうのも、このコート、寸胴型でIラインシルエットなんです。
Iラインだと太めのボトムと合わせるのが難しいので、下に持ってくるボトムは細身もしくはストレートになりそう。今は緩めのボトムも多いので、汎用性が下がります。
そうはいっても、
- 薄手ながらハリのある生地
- 市場に少ないライトアウター
- 着丈も短めですっきりと着れる
といった部分は評価したいです。
色も良いです。
Mr.Tは肌の色に合わせてナチュラル推しですが、どの色を選んでも良いと思います。
着用が参考になりそうな動画もつけときますね。
07:52~コーディネート見れます。
コートが横に広がらず、下にまっすぐ落ちていくのが分かると思います。
フードの立ちも見てください。
立ってないけど、薄手のコートアウターなんで、くしゃっと着るのも良いですよね。
コットントラッカージャケット
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437144-000/00?colorDisplayCode=32
一応着てみた枠。
明確に着こなしの意図がある人じゃないと、ダサくなること必至。
なんとなく着ておしゃれになれるアイテムじゃない。
こういうクラシックなアイテムは難しいですね。
Mr.Tも守備範囲外。
ってか、高!!
6990円だったんかい、コレ。
セーター・カーディガン
ラグランVネックカーディガン
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437347-000/00?colorDisplayCode=30
古着やヴィンテージチックな趣が好きな人には良いかも。
ただ、そもそもカーディガンはMr.Tのような下半身デブ・上半身華奢人間にとってはなかなか鬼門で、着用しても貧相に見えてしまいがち。
あと生地の表情は良かったんですが、なんかチープに見えてしまって。
着こなしの参考になりそうな動画を置いておきます。
スウェットカーディガン(長袖)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437443-000/00
店頭で見たら画像よりも良かったアイテム。
コットン100%に、光沢の出る加工を施してクリーンに仕立てたカーディガン。
今、「Mr.Tはカーディガンが苦手」と言ったばかりですが、こちらは少し別。
シルエットだけで見れば、ひとつ前のラグランVネックではなく、スウェットカーディガンに軍配が上がります。上半身華奢なタイプは、上半身をカサ増ししたいのです。それがこっちだとできる。肉厚な生地感なので、貧弱な上半身を補えるというワケ。
しかし。
通常体型の人が着れば、着ぶくれするかも。
ですので、オススメできるのは上半身が華奢な人ですね。
注意点もあって、肉厚ゆえに、着用した時の袖の生地のたまり・シワが気になりました。
うーん・・・。
この生地のたわみを何とかしてくれれば・・・。
3Dクルーネックセーター
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437346-000/00?colorDisplayCode=54
魅かれなかった。
オンラインの在庫無いじゃん!
そんな売れてんだ、コレ・・・。
ファインゲージポロシャツ(半袖)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437350-000/00?colorDisplayCode=30
こちらもまた、下半身デブ・上半身華奢な人間にとっては難しいニットポロ。
しかし、これまでユニクロが出してきたニットポロの中で一番着やすい形になっていると思います。
ポイントは袖。
やや大ぶりな袖と、肘近くまで伸ばした袖丈。
このおかげで、着丈の長さが緩和され、間延びしにくい見た目に。
及第点は超えてくるでしょう。
だからと言って、90点出せるかと言うとそうではありません。
こちらもドライな質感が、購買意欲をそぎ落としました。
まぁそれは私の好みなので。
今までニットポロが欲しかったけど、試すとなんか違うんだよなぁ・・・と思っていたなら試す価値アリ。
オープンカラーシャツ(半袖)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E435245-000/00?colorDisplayCode=19
活躍するのはまだまだ先であろう、軽量スケスケ素材。
こちらもドライな質感ですが、これはOK。
うだるようなジメジメした日本の夏には最適じゃないでしょうか。
夏はレパートリーも少なくなるし。
Uは数シーズン見てなかったのでちょっとわからないんですが、オープンカラーの素材がコットンなのもよいですね。
数シーズン前は再生繊維のリヨセルを使っていて、クリーンさはあったものの、ケアが難しかったですから。
Mr.Tはワイン推し。
他の長袖シャツ
全く魅かれなかったので全スルーで。
Tシャツ・スウェット
クルーネックT(長袖)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E425213-000/00?colorDisplayCode=30
これもガシガシゆえの、生地のたわみが気になってしまいました。
そのたわみが気にならなければオススメ。
Mr.Tはガシガシ素材を苦手としています。
体に合わないんですね。
やわらかい素材の方が体になじむので。
ヘビーでタフな素材だと、パターンが体にマッチしないとシルエットが崩れます。
ワイドフィットスウェットパーカー
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437317-000/00?colorDisplayCode=12
相変わらず完成度高い。
アメリカコットンを度詰めで編みたてた荒々しい素材ではなく、手触りなめらかなクリーンな生地。
まさに「ライフウェアパーカー」。
やわらかな素材で着やすく、
かと言って、シルエットを二の次にしてるわけでもない。
秀逸なバランスだと思います。
コロナ禍で、家と外のボーダーレス化が意識される中で「まさに」と言ったパーカーではないでしょうか。
家でゴロゴロしつつ、ちょっとしたお出かけならこのまますぐに。
毎シーズンリリースされるので真新しさはないものの、買っておいて損は無いアイテムじゃないでしょうか。
アパレルスタッフをしない世界線があれば、間違いなく着倒してるパーカー。
タテよりもヨコに意識を置いたシルエットで、1サイズアップしても全然大げさなシルエットにならないも良いですね。2サイズアップまで試してみると良いでしょう。
ワイドフィットスウェットシャツ(長袖)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437316-000/00?colorDisplayCode=31
期待していただけに、ちょっと残念だったアイテム。
いや、まぁこの値段だから、文句は言いづらいんだけども。
買っても、後でもうちょっと良いのが絶対欲しくなるな、と。
どうしても気になってしまったのが、
- 着用時の生地のたわみ
- わずかに横に開いたネック
袖周りにたわみが出来すぎていて、どうしても気になりました。
ルックでは、モックネックTをレイヤードさせていましたが、1枚で着たかった。いや、着れるんだけど丸首が良かった。横に広いと、インナーが見えるし。
スウェットのコーディネート、07:24~
ネックの横の開き具合、ガサガサしてそうなシワの付き具合に着目してみて欲しいです。
それが許容できそうなら、買うのも良いんじゃないでしょうか。
ボトムス
パンツは、
- レギュラーフィットテーパードパンツ
- レギュラーフィットワークパンツ
- イージーワイドフィットショーツ
は、試着してないので省きます。
サイズがありませんでした。
リラックスフィットテーパードパンツ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437300-000/00?colorDisplayCode=33
かなりモモ周りゆったりしたパンツで、トップスを選びそうだなという感じ。
ゆったりパンツはバランスを取るためにトップスも大型化するのがセオリーかなと。
で。
春夏は気温の関係でトップスは単独で使いがち。
となると、上半身華奢だと、トップスがまるでクリームの少ないシュークリーム状態となり、貧相に見えやすくなってしまうんです。
春夏に使うトップスにゆるめが多いなら、試す価値アリ。
レギュラーフィットジーンズ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437302-000/00
下半身デブなMr.Tにとって、おしゃれに見せるのに一工夫必要。
着なくなる未来しか見えませんでしたね。
思ったよりも生地はやわらかくて、面白いとは思うんですけどね。
ボリューミーな下半身を持つ私としては、野暮ったくなりそうだったので敬遠。
軽い生地を所望。
セルビッジレギュラーフィットジーンズ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E440077-000/00?colorDisplayCode=69
これは良かったです。
ストレートと書いてありますが、一般的なストレートより太めのシルエットだと思いますね。股上も深いですし。
これもとから買おうかなと考えていたんですが、昨年のインラインの復刻モデル、クラシックフィットジーンズが欲しかったので、春夏でまた出ないかなぁと思ってるんでちょっと様子見です。
去年、友人に勧めたデニムがクラシックフィットだったと思うんですよね。
何気なく、勧めたんですがまさか定番じゃなくて復刻モデルだったとは。
だからステイしてます。
ワイドフィットジョガーパンツ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437299-000/00?colorDisplayCode=01
カーキのSサイズ1点だけ残っていて試着できました。
服好きにとっては、チャレンジ精神をくすぐられるアイテムでしょうね。スポーティなんだけどミリタリーっぽさもあり・・・うまく使えば雰囲気の出る着こなしを作れるでしょう。
よりミリタリーっぽさを出したいならカーキ。
クリーンにしたいならホワイト。
面白いけど、合うトップスが限られそうだし自分のワードローブとマッチしなさそうだなーと見送り。このパンツを穿きたいがために余計なものを買っちゃいそう。
モモから膝にかけてかなりゆったりしているので、それに合わせてトップスも大きくしないと食われそうですね。このパンツの存在感に負けないボリュームのあるトップスがセオリーかなと。もしくはタックイン。
と言っても売り切れですが・・・。
ストレートスウェットパンツ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E437318-000/00?colorDisplayCode=33
難しいけど、そんなに悪くないんじゃないか?と思ったのがこのスウェットパンツ。
「ちょっとそこまで」のワンマイルウェアとして活躍しそう。
パーカーの時にも言いましたが。
スウェットだけど生地感もきれいだし、お家とお外のボーダーレス化に貢献する1着だと思います。
Mr.Tの場合、スウェットパンツはオーラリーが値段を飛び越えて至高だと思っているのと、キングヌー常田氏がジャケットにチャンピオンのスウェットパンツを合わせているのを見て以来、次のスウェットパンツはチャンピオンのヘビーオンスかなと考えているのでこれも見送りです。
特にこだわりがなく、きれいめのスウェパンが欲しいならアリじゃないでしょうか。
楽ちん志向のあなたにも。
おわりに。
体型上の基本戦略として、Mr.Tは上半身コンパクトを意識しています。今回ジャストサイズで着用すると、生地のたわみが気になることが多々ありました。それが解消されれば、買いたいなと思うアイテムもあったのに残念です。
Mr.Tの体がおかしいんでしょうか・・・。
うーん。
体型に合わなかったので、ちょっと今回はお見送りですね。
余談ですが、「+J」のシャツめっちゃ良いですね。
ユニクロしばらく行ってなくて、今回初めて店頭で見て。
「マジスゲェ・・・」って思いました。
UとJのシャツの値段の差って1000円でしょ?
それでこんなにクオリティ差出るの??って感じ。
だったらUも1000円上げて作ってほしい、と言いたいところだけど、Uの前身「UNIQLO and LEMAIRE」時代のシャツは+Jと同じ3990円でしたからね。
それが売れなかったから(?)、素材のグレード落として価格も下げたんでしょうし。
「完璧とまで言われたシャツ」というキャッチコピーがついた、初コラボ時の+Jのシャツ、UNIQLO and LEMAIRE時代のシャツ、どちらよりも今回の+Jの方がクオリティ高いと思いますね。
Uもここまでとは言わないけど、キラリと光る何かが欲しかった。
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