もう2年くらい前の話になります。
っていうかそもそもどんくらい前なのかはっきり覚えていません。
でも、すごく頭の中にこびりついている服装があるんです。
その人の年齢にしては明らかに「若っ!!」っていう服装でした。
心の中で叫んで2度見しましたよ。
見た目30代後半くらいでしょうか。
黒のハット、白T、インディゴデニム(スキニー)、革靴でした。
もうハッキリと覚えてます。
そのくらい強烈な違和感を感じました。
で、この服装。
分かる人には分かると思うんですが・・・。
完全にMBさんの影響を受けた服装です。
忠実に再現されていたので、一瞬で分かりました。
別に、MBさんに影響を受けるのが悪いと言っているのではありません。
MBさんの理論をそのまま真に受けると、失敗することもあるということです。そのまま鵜呑みにしてしまうのは危険かもよ?ってことが言いたいのです。
自分用にチューニングする必要があるのです。
自分の年齢は?顔の形・系統は?自分の体型は?脚が長い・短い?みたいに幽体離脱するように自分を客観視してみましょう。
10%だけでも、そこに意識を傾けることが出来ればそこまでの食い違いは起きないはずです。
確かに、MBさんの理論は説得力があり即効性もあるので完全に信じ切ってしまうのも無理はありません。でも、盲目的になり過ぎるのは危険です。一度冷静になり、自分のポジションを把握することが大切です。
私は、服はその人に似合っているかどうかが1stに考えられるべきだと思っています。
それがその人にとってのナチュラルだからです。
自分にじわっと溶け込む自然な服装だと思うからです。
まあ、この領域はめちゃめちゃ曖昧にされてきましたけどね。
「もう感覚っしょ!」みたいな。
だからこそ、MBさんがウケた。
フワフワしたものを明確な言葉で定義したから。
見えないものを見えるようにしてくれたから。
だからこそ、今一度原点に立ち戻り『見えないもの』を考えてみてもいいんじゃないでしょうか?
『見えるもの』一辺倒になるのではなく。